ダブルス デビスカップ2016 シングルス、ダブルス,プレーヤーの特徴と陣形

デビスカップ  アルゼンチンの驚異的な優勝 J.D.ポトロ執念の大逆転
 J.D.ポトロが2セットダウンから、M.シリッチを逆転。
 これで2-2のタイ。
 その後F.デルボニスがプレッシャーのかかったI.カルロビッチにストレート勝ちで、優勝。
 これの記事はすぐにまとめます。
先に二日目のダブルス、凄く参考になったので、ダブルスをまとめます。
 ダブルス、クロアチア勝利の内容
 ダブルスは普通、ダブルスのスペシャリストが出ます。
 二日目はその予定でしたが、急きょメンバー変更。
 両エースが登場。
 ダブルスに勝負をかけてきました。ダブルスに勝った方が王手ですから。
両エースの対決です。

この試合、ダブルスのスペシャリスト、
 クロアチアはI.ドディグ、しぶといダブルスのファイターです。
 そこにシングルスのスペシャリスト、M.シリッチ。
 
 対するアルゼンチンは、ダブルスもシングルスも上手いテクニッシャン、Lメイヤー、
 そして剛腕、J.D.ポトロです。

M.シリッチ、J.D.ポトロもストローカー、それでダブルスの展開が面白かったですよ。
 この二人、リターンゲームでは基本的にベースラインに居ます。
 ですからこの二人のペアがリターンをする時は、後衛陣になります。
 この二人のリターン時は、前衛に自由に動ける雁行陣です。
ダブルスの陣形を主体に試合を見ましょう。
 普通は、サービス、レシーブの陣形は雁行陣が多いですよね。
 サービス、Dbboth

 レシーブは
 下がっているのは
 当たり前ですが、
 サービス側、
 前衛が
 どこまで動けるか、
 対して,
 リターン側前衛が
 どこまで守れるかが、
 勝敗を分けます。
 皆さんダブルスのサービス、レシーブ時、視線意識した事ありますか。
 誰が誰を見るか、観るか。これだけで上手くなります。

 面白いですね、トッププレーヤーの試合なんですが、一般プレーヤーに参考になる陣形が多かったです。
 最近はストローカーが多いからですね。
 そしてソフトテニスでしょっちゅうお見掛けする台形フォーメーション、これが非常に多かったです。
For

 
 この試合、男子のシングルスプレーヤーがいるので、
 クロアチアのサービスゲームはほとんどがアイフォーメーション。
 セカンドサーブでもです。
 アイフォーメーションの使い勝手
 アイフォーメーションに対しては、後衛陣で守りに入るケースが多いですね。
Dbiforvs

Dbifornext

 
 もう変則陣形なんて言わせない
 
 どちらが前衛に居てもです。正式なアイフォーメーションと言うよりは
 オーストラリアンフォーメーション+プレスフォーメーション的な攻撃陣形です。
 アルゼンチン側は、J.D.ポトロのサービス、1stサ-ビスはアイフォーメーション。
 セカンドサーブは雁行陣でした。

 そしてアイフォーメーションからソフトテニスに多い、
 台形フォーメーションに移行することが多かったです。
 ソフトテニスで台形フォーメーションが多い訳

ダブルスって普通はクロスコートのラリーで前衛が動くのですが、
 ストローカー二人がダウンザラインで打ち合って、前衛がほぼセンターに位置しています。
 特にM.シリッチ、J.D.ポトロがストロークをして、
 前衛の二人が動く。
 良く動いて、決定力が高かったのがI.ドディグでした。
 サービス側のポーチは当たり前。
 レシーブポーチに積極的にに動きます。これは相手はきついですよ。
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 デビスカップ、日本対クロアチア戦ダブルス、伊藤竜馬、杉田祐一のペアに勝利

 
 L.メイヤーはボレーに動くのですが、M.シリッチのボール、速く、コースが良いので
 ほとんど触れませんでした。

 ストロークのM.シリッチの集中力が見えました。
 J.D.ポトロは少しパフォーマンスが悪かったですね。
 前日の試合の疲れが残っていたのでしょう。

 試合が進むにつれて、アルゼンチンペアは、キャプテンとの会話も少ない、
 二人のコミュニケーションも悪く感じました。
 日本は植田キャプテンシー大したものです。
 それで今年のデビスカップウクライナ戦は大勝で、ワールドグループに残留です。
 

 ダブルスはコミュニケーション、会話なんです。
 
 一般プレーヤーの場合。 試合の最初は仲良く動いていますが、
 負けて来ると、Dbpaircommunication

 会話が無くなり、
 チェンジエンドも
 別々の動きになり
 易いものです。
 ダブルスは
 運命共同体
 なのですから。

ソフトテニス ダブルスフォーメーションBook概要
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ダブルス・フォーメーション・Book
 ダブルスの基本から、戦略、戦術、陣形の変化がレベル別に整理。

試合のスタッツ
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 僅差ですが、アルゼンチンにフォーストエラーが増えています。
 これはクロアチアのボレーによるミスですね。
 結果的にダブルスでは、ストローク主体でも、決めはボレーが多く なります。
 

 それがダブルスです。
クロアチア アルゼンチン ダブルスラバー3 動画

 羽生結弦選手、NHK杯,素晴らしいエキビジション 動画でどうぞ。
 グランプリファイナル、オリンピック、世界選手権と視野に。
 
 心の強さ、メンタル.タフネスが良く分かります。
ダブルスのポイント、サービス、レシーブからほとんど決まります。
陣形を駆使して、ポイントの取り方をしっかり紹介。
月さんの「速攻!ダブルスのポジショニング・セオリー」サービス&レシーブからの最もよくある展開“30パターン”

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カテゴリー: J.D.ポトロ, シリッチ, ダブルス, 作戦, 動画, 戦略, 陣形 | タグ: , , , , , , | 投稿者tsukky 12:28 | コメントは受け付けていません。