タグ別アーカイブ: 勝因

女子ダブルス クルム伊達、F.スキアボネ組に習う ダブルスの勝ち方 全英2015

伊達に学ぶ、ダブルス上達辞典  ウィンブルドン2015 ダブルス 
 日本ダブルス、クルム伊達、F.スキアボネ組、、奈良くるみL.デービス組が勝ち上がった。
 でも次が大変、クルム伊達ペアは、第1シードのM.ヒンギス、S.ミルザ組と。
 奈良くるみL.デービス組は第2シードのE.マカロバ、E.ベスニナ組と当る。
 全力で当たって欲しい。
  
 ウィンブルドン2015、女子ダブルスドロー
 
 ダブルスの放映があった。 我々はほとんどがダブルスを楽しむのだから、
 もっともっとダブルスを放映して欲しい。
 日本の女子ダブルス、青山修子、土居美咲のペアは惜しくも敗れた。
 課題はリターンでしたね。少し弱気だったですね。
クルム伊達ペアの勝因を探るとともに、ダブルスの勝利の法則、上達作戦をまとめてみた。
保存版、ダブルス上達作戦。
 特に女子ダブルスの勝ち方、参考になります。
 
 次は、クルム伊達対M.ヒンギスのペア。面白いですよ。必見!

クルム伊達、上手さで相手にプレッシャー。
 フレンチオープンの元女王、F.スキアボネと組んでいる女子ダブルス。
 全仏でも初戦突破している。 

 初戦快勝! 相手が勝手にビビって、勝手にミス。
Krummfsscore

 この二人シングルスでも対戦している。試合は面白いですよ。

 ボールの回転の違いが極端で面白い。グリグリのトップスピン。女ナダルと言われている、F.スキアボネ。
 フラットでライジングで叩く、タイミングが勝負のクルム伊達。
 相手は若いペアで、ガンガン打って来る。
 クルム伊達は相手のールの勢いを利用して、タイミングで勝負。
 F.スキアボネは、自分のハードヒットでヘビートップスピン。
 普通、トップスピナーはベースラインにとどまる事が多いが、F.スキアボネは前に出る出る。

 これは相手はやりにくい。
 
クルム伊達ペアの面白さ
 ダブルスのペア選び、いろいろな方法はある。
 シングルスが上手い日と二人が組んだから言って、ダブルスが強い訳ではない。

 ダブルスにはスペシャリストが多い。
 男子の上位選手はほとんどがスペシャリスト。
 ブライアン.ブラザーズ。 
 L.パエス組。 ダブルスの職人ですね。彼と組んだダブルスは強い。
 テニスはパワーではない。ペアリング、戦略と言う事が良く分かります。

 女子では、世界NO1のM.ヒンギス、S.ミルザ組

 クルム伊達の低い弾道、F.スキアボネの超高いムーンボール
 
 この異質な組み合わせが、相手にとっては嫌だろう。

 クルム伊達のライジング。早いタイミングのリターン。
 
 最初は若いペアに打ち負けるシーンが多かったが。
 積極的に動く、F.スキアボネに相手はミスを徐々に増やした。

 そうかダブルスって、こうやるんだと、見本を示してくれた。

 二組とも、基本は雁行陣。
 クルム伊達ペアは積極的にネットを伺う。
Krumdbvo

 1stサ-ビスではI.フォーメーションが多い。
 

 F.スキアボネはトップスピンロブが上手いので台形フォーメーションになるケースが多い。
 ソフトテニスに台形フォーメーションは多い。
 陣形の整理と台形フォーメーション
台形フォーメーション、聴きなれない言葉ですが。
ソフトテニスではSaytrapezoidformation

 元から多い。
 硬式テニスでも
 良く見かける。

 そのきっかけは、
 リターンの
 ロブ

 スリリングな
 展開になる。
 

ダブルスの勝利の鉄則
1:二人=ペアの活用、連携
 ポイント毎の良く話す。
 分かっていても作戦を確認する。

2:サービスの重要性
 シングルスは1stサ-ビスの確率は50-60%台で結構低い。
 2ndサービスでも勝負ができる。
 しかしダブルスでは前衛が居る優位さを効かすには、1stサ-ビスを入れて、前衛が自由に動くことが大事だ。
 2ndサービスは、リターンが叩くので前衛は自由に動けない。
 男子でもダブルスは1stサ-ビスの確率がかなり高くなる。
 これで信頼性も高まる

3:前衛は動く
 ダブルス、前衛の役割、大きい。
 サービス+前衛でポイントをとる。
 前衛が動く、そう思うだけで、相手リターンにはプレッシャーがかかる。
 ポーチのイメージを早めに植え付ける事が大事だ。

 そして、フェイントで、すっかりダウンザラインをケアする。
 リターンのダウンザライン、相手は思い切り打って来るので、
 アウトボールに手を出さないように注意しよう。

Saykrummdbpair

ダブルス上達のアドバイス
 ペアリングを  
 展開を考える  

 陣形を使い分ける 
  雁行陣の基本  
  並行陣の強さ  
  変則陣形で相手に混乱を 

 試合のスタッツ
Krummfsstats

 そして次の2回戦、相手は、超元女王、M.ヒンギス、S.ミルザの世界NO1ペア。
 戦略、ダブルスの駆け引きを見たい。

 ダブルスの鉄則 ダブルスはペアリング
1:二人=ペアの活用、連携
2:サービスの重要性
3:前衛は動く

クルム伊達 オフィシャルサイト  
 書き込みが頻繁で非常に参考になる。
 体調いいみたいですよ。ゴッドハンド、白石さんの針が効いた。

 レッスンマニュアル、冊子版はB5ルーズリーフ2冊、290ページの大作です。
レッスンマニュアル ドリル選270 冊子版
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 ダブルスの陣形、ペアリング、メンタル.タフネスまで紹介。
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ダブルスのポイント、サービス、レシーブからほとんど決まります。
陣形を駆使して、ポイントの取り方をしっかり紹介。
月さんの「速攻!ダブルスのポジショニング・セオリー」サービス&レシーブからの最もよくある展開“30パターン”

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カテゴリー: WTA, ウィンブルドン, エッセイ, クルム伊達, ダブルス, 戦略 | 投稿者tsukky 16:34 | コメントは受け付けていません。

ナダル 懸案のウィンブルドン 初戦突破 課題多し 

ウィンブルドン2015 ナダル 課題の初戦突破
 世の中いろいろ、僕らはテレビでテニスを見ていられるから幸せです。ギリシャ危機。テニスなんて言っていられません。
 ヨーロッパの事知っておきましょう。沖縄だって大変ですよ。
 

 異常気象にもご用心
 対策を万全に。
 熱中症総合リンク集  
 綿のTシャツ、よりも
 速乾性ウエア 
 プレー中、軽くて軽快。疲れが違う。何と言っても洗濯が楽。
 夏場はコート横のネットにかけておくだけで、すぐ乾く。

N.ジョコビッチ、 R.フェデラー、A.マレーと安定して勝ち上がりました。
 錦織圭、不安定ですが、なんとか。
 データ分析をどうぞ

さて今日本題のナダルです。復活の願いを込めて、特集です。
R.ナダルには、ウィンブルドンの初戦が、鬼門。
 ランキング、シードが10に落ちたとは言え、人気者。

 芝が生えそろっている時に、ナダルの良さが活きない
 

 ウィンブルドンの芝は活きもの
 

 ナダルは後半戦強い、しばが剥げ落ち、土が出て来ると強い。
 その理由は? 

 ナダルが試行錯誤している。
 ラケットを前に戻したり、
 フォアの打ち方を変えている。  トッププレーヤーでも悩む時はある。

 芝で強いプレーヤー  

 僕は今までのR.ナダルで良いと信じる。 
 必要なのは自信だけ。
 だってウィンブルドンで20連勝している時期があったんだから。

 ラケットを大きくしたR.フェデラーも1年近く試行錯誤 して今に落ち着いている。
 トッププレーヤーのタッチ、フィーリングは非常にセンシティブ。

 テニスはタッチとフィーリングのスポーツ。
 
R.ナダル◎ 6-4, 6-2, 6-4.  ×T.ベルッチ
Nadalbelluciscore

 ナダルの言葉、調子は良くなっている。「なんてったって勝つことが、自身を取り戻す第一だよ」

 ベルッチは、ブラジルの最近伸び盛りの長身のサースポー。
 お互いにフォアに回り込むので、面白い展開になる。
 少し前全仏で錦織圭が対戦、苦労した。

 R.ナダルの武器は、ストロークとリターン。
 エッグボールの威力が半減する、芝ではよりフラットにと考えての事だ。
 しかし、確かにウィンブルドンではボールが弾まないが、
 フラットのボールは、速い反面、安定性が減る。

 R.ナダルの良さは、超安定性。高い山なりの弾道で、
 相手のオープンコートへ左右に振り分ける事。

 ナダルエッグボール
 

 実際、R.ナダルのボールの回転は今、少し落ちている。
 
 5千回転弱。  これでも超凄いのだが。
 ちなみに、錦織圭のフォアハンドで3800回転との事。

 ナダル得意のフォアに回り込むケースも少ない。
Nadalfstopspinillust

数字から見ると、ナダルの良さは全くない。 ストレートで勝っているのが不思議な位。
 1stサ-ビスの確率、いつもよりも10%は低い。
 1stサ-ビスのポイント獲得率も10%低い。

 表情が不安げ。メンタル.タフネスの強いナダル、君ならできる!
 フォアのイップス 
 戻すのはWs000015

 自分を
 信じて
 振り切ること。
 不安も
 振り切る。
トップスピンマスター 
データから
 1stサ-ビスの確率がいつもより10%低い。
 1stサ-ビスのポイント獲得率、低過ぎる。ナダルなら80%。

 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた安定指数。
 これがマイナス。これも珍しい。いつもなら、ウィナーは少なくても、アンフォーストエラーは極端に少ない。

 気になるのがダブルフォールトの多さ。
 アンフォーストエラーの多さ。  修正と言うよりも、自信を持たせる事が大事だ。

 ナダル、ウィンブルドン2010 T.ベルディフ破り優勝  データを比べて欲しい。

 これは今回のベルッチ戦スタッツ。
Nadalbellucistats

ナダルには試練が続く。
 次の相手はWs000018

 D.ブラウン。
 結構
 イケメンですよ。
 ドレッドヘア、
 ネットプレー
 ネットダッシュ
 前に居る事が落ち着くと

 錦織圭とも前哨戦で対戦。
 サーブ&ボレーの嵐だった。
 
 パッシングショットの練習になったと。
ボレーマスター
 去年前哨戦で敗れている相手
 今年も、初戦で、73回ネットプレーに出ている。45回のポイント。
 全ポイントの半分以上前に詰める。生粋のサーブ&ボレーヤーだ。
 ウィンブルドンではネットプレーのプレッシャー効く。
 パッシングショット、ネットミスしやすい。ボレーのスライスのボールが滑るからだ。

 ナダルは語る。「嫌な相手だね、集中力を切らさないように対処したい。」

 D.ブラウンの数少ないサーブ&ボレーヤー。
 ナダルのパッシングショット対D.ブラウンのネットプレーの勝負となるだろう。

日本男子、錦織圭は、ご存知の様に、大苦戦を勝ち切った。

 守屋宏紀、M.シリッチに今一歩及ばず。
  でもテニスは格段に良くなっている。来年への抱負を語ってくれた。

 添田豪、J.イズナーのサービスエース36本にやらた感じ。
  ストローク戦では優位に立っていた。

 日本の女子シングルス、奈良くるみは相手の棄権で2回戦へ。
 土居美咲はフルセット気逆転負けを喫した。

 二人の女子、リードしたが、守りに回ってしまい、つけ込まれた。
 これは誰二でも言える事。

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錦織圭を育てた、ニック.ボロテリーのチーフコーチ。

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カテゴリー: ウィンブルドン, エッセイ, ストローク, テクニック, ナダル, メンタルタフネス | 投稿者tsukky 10:26 | コメントは受け付けていません。

錦織 ウィンブルドン初戦 3時間半の大激戦 左足も心配

錦織圭のウィンブルドン2015 初戦から3時間半の大激闘。
 ハラハラ、ドキドキ。
 なでしこのサッカーは得点シーンは少ないけれど、
 こちらは、メイウエザー、パッキャオ戦の激しい打ち合い。消耗戦だ。
 テレビ放映の初日から、錦織が登場するのは珍しい。放映も深夜にならず、と思ったが。
 初戦の相手は、芝で強い、ボレッリ。
 ダブルスでも第5シードになっている。
 ネットプレーも上手い。
 サービスも強力。
 去年はほぼ負けそうな展開から、頑張った。
 今年もアップダウンの激しい試合。
 見ている方は、手に汗握る、面白い試合。

 僕が昨日出した、予想

 錦織圭のウィンブルドンの立ち位置。 今年は優勝を狙いたい。
 入場のシーン、うつむき加減の、錦織圭、ハッピーなイタリア人ボレリ。
 ここで自信が必要と思いますが。
 それもメンタル.タフネス
 自信のある表情を出すことで、自分をそう思い込ませる。相手にも見せる。
Keisbenter

 実は今年は錦織圭が強くなり楽勝かと。
 相手もダブルスのランキング5位ですから、モチベーションはありますよね。
 ATPのニュースでも最初の取り上げていました。スリリングですから。
Keisbnews

 錦織圭 ◎ 6-3, 6-7(4), 6-2, 3-6, 6-3 S.ボレッリ   3時間22分。
Keisbscore

 二人で乱高下、展開を先につかむのは。
 サービスゲームがより重要。
 ネットプレーでのプレッシャーも必要。
 消極的は×。

 足への負担が少し心配
 

 試合後錦織圭は語った。タフな試合になる事は予想済み。
 ただ、自分の心は準備していた。
 しかし、ウィンブルドン、芝のコートでは何が起こるか分からない。

サービスのMid

 少し弱くなったところ、
 集中力が
 少し切れたところを
 しっかり狙われた。

 出だしから、
 奇数セットは、
 錦織圭。
 偶数セットは
 S.ボレッリ。
 まさに
 シーソーゲーム。 
 集中力が
 切れた方が負け。

 前哨戦で痛めた、左ふくらはぎでトレーナーを呼ぶシーンのあったが。

 結局は、1stサ-ビスのポイント獲得率
 
 
 得意のリターンのポイント獲得率
 

 ブレークポイントコンバージョン
 相手よりも一つでも多く、ブレークする事。
  

 安定指数で勝利した
 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた数字、が強さに直結。

Keisbstats

 
 
 試合が終わって安堵の表情、
Keisbend

 次の相手は。ソーサを破った、S.ヒラルド。何度も対戦している。
 この情報もあとで。

午後、細かいスタッツを紹介します。試合で勝つには何が必要か良く分かります。
 ウィンブルドン、勝利の法則。データで勝つ
 

第1シード N.ジョコビッチ P.コールシュライバー戦のハイライト動画

「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」

作戦ボードの詳しい内容は
 シングルスコート用作戦ボード、他にはありません。
 シングルスコートのJrs

 作戦ボード。
 シングルスは
 コートの
 イメージが全く違う。

 シングルスコートとダブルスコートでは大きさの比率、全く違う。

ジュニア、キッズ用作戦ボード
ジュニア用、テニスノート、レッスンカードのセット

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カテゴリー: ウィンブルドン, コンディショニング, シングルス, 勝因, 怪我, 戦略, 錦織圭 | 投稿者tsukky 07:01 | コメントは受け付けていません。

フェデラー 美しく8勝目 Halle ショットの完璧さ

ウィンブルドンの前哨戦。ドイツのハレ、ゲーリーウエーバーオープン
 R.フェデラー、なぜ美しいのか?
 R.フェデラーが、ファイナルでA.セッピを下し優勝。
 なんと8度目の優勝だ。
Rfaseppiscore

 錦織圭選手、肉離れのため、戦線離脱
 G.モンフィルズも棄権。
 A.セッピは、二人の選手の棄権負けで、連続勝ち上がり。
 それも実力。

 無事これ名馬
 と言えば、まさにR.フェデラー選手。

 日本の杉山 愛選手も凄かったですが。
Saygoodhorse

 

 ウィンブルドンへの予防措置と思われるが、予断は許さない。
 詳しい怪我の内容は、後で紹介します。

 クレーコートから芝、トッププレーヤーと言えども、フットワークが変わるので、かなりの負担を強いられている。
 あの芝の王者、R.フェデラーも、足を滑らせている。
 転びながらのボレーにタッチの良さ が表れている。
 

ドイツのハレ、ゲーリーウエーバーでは予想通り、
 R.フェデラーが8勝め。
 去年は錦織圭とSemi-Finalで戦った
 
 同じ大会で8勝へ2番目の記録。
 そこで質問。同じ大会で9勝している、偉大なプレーヤーと大会はどこでしょうか?
 錦織圭のリタイアで、勝ち上がったA.セッピを破った。
 R.フェデラーは、A.セッピに対して、12勝1敗。
 ウィンブルドンへ向けて万全の体勢だ。
 14本のサービスエース、36本のウィナーを浴びせた。
 1stサ-ビスが入った時のポイント獲得率は81%。
 1ブレークで食い下がるA.セッピに競り勝った。

今、芝で強いのは誰だ?
 
 R.フェデラー、芝での強さ。

 セミファイナル、I.カルロビッチの怪力サービスエース20本をかいくぐって、ファイナルへ。 
 その前の試合で、I.カルロビッチは、3セットマッチの記録となる、
 45本のサービスエースを決めてきた。
 2回のタイブレークを競り勝った。二人ともノーブレークの、息詰まる接戦。
Rffworkshortcross

213cmにネットに憑かれたら、抜き場がないでしょう。
Ws000004
 パッシングショット、
ショートクロス、相手を見ずに、視線をインパクトに残している。
 これがボールを見ると言う事だ。

 このボールの見方、素晴らしい。
 R.フェデラーの美しいフォーム はここにある。
 視線をRffsbeautyful

残せる余裕で、
 軸が安定する。
 軸があるから、
 スウィングも安定。
 フォロースルーが
 大きく取れる。
 従って、
 ダイナミックな
 美しいフォームになる。

この美しさ、いつか理由をまとめてみたいですね。
 

 R.フェデラー、ウィンブルドン サーブ&ボレーの威力
 

 Halle R.フェデラー A.セッピのファイナル ハイライト動画

 ネットに詰める、動き、スムーズ、リズミカル。
 芸術ですね。
Rfnetplayhalle

 サービス力アップ

 ボレーマスター

 クイズの答え。同じ大会で9回優勝しているのは。
 そう、クレーコートキング、R.ナダルです。
 なんとと9回の優勝。たったの2敗しかしていません。
 ナダルが凄いのは、8勝している大会が、もう2つあります。
 バルセロナオープン、モンテカルロオープンです。
 これだけ偉大な選手。R.ナダル、頑張って欲しいですね。

 Big4なんですから
 ナダル ウィンブルドン小史 

「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」

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 予選が始まります。日本男子、伊藤竜馬、西岡、守屋出ています。応援よろしくお願いします。

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 作戦ボードの詳しい内容は

Lobmagfullset

この写真は付属品の全てを紹介しています。マグネット、イレーサー、マーカーは1セットです。

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錦織 芝への対応進み ビッグサーバーに勝利 ストローク サービス

ゲーリーウエーバーオープン2015 錦織ベスト4 初優勝視野! 
 ベスト4が出揃った。
 この時期、湿気が多く、体調管理が大変です。外出しなくても、熱中症になります。
 こまめな水分補給が必要です。
 皆さんもテニスの熱中症対策を、他の方に教えてあげてください。
 
ゲーリーウエーバーオープン2015  第2シード 錦織圭 対 J.ヤノビッツ

初優勝を狙う錦織圭 次の相手はポーランドのJ.ヤノビッツ
 203cmの長身。 51位の中堅プレーヤー。
 長身から繰り出す、サービスが武器。
Gwkeijyscore

錦織圭を助けたのは、サービスの安定とネットプレー。そして強力なバックハンドストローク。
芝では重要な要素だ。
 セット序盤はお互いにサービスゲームをキープする展開。
 サービス力アップ

 勝利の法則シングルス

 勝利の法則ダブルス

 錦織は自身のサービスをゲームは危なげなくキープし、ヤノビチのサービスゲームでは
 何度もブレークポイントを握るなど押し気味に試合を進めていた。それが実ったのが5-4で迎えた第10ゲーム。
 相手のミスに乗じてネットプレーなどでポイントを重ねてブレークし、このセットを奪った。
 その前の試合で、サーブ&ボレーのD.ブラウンと対戦して、シミュレーションが出来ていた。
 試合で展開を作る重要なことだ。パッシングショットをこの時磨いた
 芝では、サービス側が早く仕掛ける。パッシングショットが重要となる。
 ボールを引き付け振り抜けるかどうか。勇気も必要だ。 

 サービスから、フォアで弦と主導権を握れる。
 相手はそうはさせじと、バックを狙う。
 バックハンドのストローク戦になる。
 錦織圭のバックハンド、世界一。芝ではまだ調整中だが。
Gwkeibsjy

 バックハンドマスター
 そして
 中級者からの脱出

 芝では、高く弾まない。しかし滑る。そこで早めの準備が必要になる。
 相手のボールに、タイミングをどう合わせるかだ。これも錦織対応力が早い。
 

 芝では、コートサーフェイスに慣れる事が重要だからだ。
 ナダル、まだ調整が万全ではない
 
 Aegonで初戦負け。フットワークがクレーコートとは大きく異なるからだ。

 第2セットは「相手がギアを上げてきた」のでダウン、
 最終セットは第2ゲームでブレーク。第3ゲームでブレークを許すも
 第4ゲームでブレークバックして主導権を握る。
 ギアの上げ下げは錦織圭が最も得意とするところだ
 長丁場のKeishiftleverattack

 試合。
 全てのポイントに
 集中する訳
 にはいかない。
 一般プレーヤー
 のミスは
 全てのポイントを
 取ろうとすること。
 トッププレーヤーでは
 1ブレークで良い
 そこに 
 集中力
 ギアを入れる。

 粘っこい、錦織圭が戻って来た。
 粘るヤノビチを振り切った錦織は「最後は力強さを取り戻せた」と胸を張った。

 メンタル.タフネスでも、主導権を握った。
 ロランギャロス、J.W.ツォンガ戦で学び直した。心の強さ。
 
 チームケイの勝利だ。錦織圭を強くしたストローク練習法
Gwkeijystats

 

 20日の準決勝では世界45位のA.セッピと対戦する。
 2013 ウィンブルドンで敗れている、戦略家。タフな相手が続く。
 

ゲーリーウエーバーオープン2015  ベスト4
 第1シード、R.フェデラー対◎ 6-0 7-6(1) × F.メイヤー
 第3シードT.ベルディフ対第8シード × 5-7 7-6(8) 3-6 ◎  I.カルロビッチ 
これはビッグサーバー対決で面白い。
  サービスエースの記録を塗り替えたI.カルロビッチ。一人で45本。
 Aegonでも、サービスエースの嵐。
 J.イズナーとF.ロペス。二人で65本
   
 第4シードG.モンフィルズ対 × 1-6 0-1 Re ◎ A.セッピ
 G.モンフィルズがリタイアで心配。

 と言う事でSemi-Finalの組み合わせは 
 R.フェデラー 対 I.カルロビッチ
 攻撃的なサービス力、クレバーなビッグサーバー、R.フェデラー。
 パワフルビッグサーバー、I.カルロビッチ。

 戦略の戦い 錦織圭対A.セッピ。
 これはまた面白い。

錦織圭を育てた「ゲイブ・ハラミロの「Making Champions 4&5」(サービス&リターン)」大好評DVD

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 Aegon公式サイト  

 錦織圭出場のHalle 公式サイト 

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錦織 芝への対応 ハレ2015でサーブ&ボレー撃破

錦織圭 ウィンブルドン2015への道
ゲーリーウエーバーオープン2015  初優勝を狙う錦織圭
ドイツ期待のサーブ&ボレーヤー、D.ブラウンを破った。
 去年の この大会初戦でR.ナダルを破り、一気に注目を集める。
 生粋のサーブ&ボレーヤー。
 抜かれても、抜かれても、前に出る。
Gwkeibrownscore

 それがサーブ&ボレーヤー。
 芝ではより効果的。 R.フェデラーが見本
 
 
 第2シードで登場、
 初戦、若手のD.ティエムに苦しんだ ものの、ドロー運にも助けられている。
 

 錦織圭の好調さを示す、試合運び。
 第1セットは D.ブラウンのサーブ&ボレーの早いテンポに苦しむものの、
 少しずつ、芝と、ネットプレーのタイミングに合わせてきた。

 D.ブラウンのサーブ&ボレーの基本セオリー。
 それは センターセオリーです。
 
 皆さんも参考にしてください。

 サーブ&ボレーのセンターセオリー
 

 芝への対応
Sayingkeipass

 しかし、錦織圭は、サーブ&ボレーのスペシャリストの上を行く
 ファイナルウエーデルンポンを持っている。
 それが、高速パッシングショット。
 
 錦織圭のパッシングショット

 サーブ&ボレーで前に出て、パッシングショットの角度をふさぐ、D.ブラウン。
Gwbrownservo1

  まずはリターンで、足元に沈める鉄則。
 見事にボールが沈む。
 D.ブラウンは、仕方なしに、ハーフボレー。
 しかしさすが、サーブ&ボレーヤー。
 落ち着いて長いボレーをセンターに返す。

 角度を塞ぐためだ。ここまでセンターセオリーをしっかり守っている。
 前に詰めると、相手に打たれるのが怖いから、どうしても、角度をつけたくなる。
 これは、パッシングショットを打つ、ストローカーには、角度を切り返すチャンスになるのだ。
Gwkeipass

 第2セットは 早々とブレークすると、一気に勝負を決めた。
 これが錦織圭の勝ち方だ。

 特に芝では、早い展開。

本日の御教訓 芝のテニス
 早い展開に慣れる
 1:サービス、レシーブが最重要
 2:3球目攻撃
 3:ネットプレーを増やす
Saykeigrass

 このスタッツを見れば、錦織圭の完勝が分かる。
Gwkeibrownstats

 6-2, 5-7, 6-2 A.ファリャを破ったJ.ヤノビッツと対戦する。
 二人は初対戦。  何でもこなすオールラウンドな選手。

 2014 R.フェデラー vs 錦織圭 Semi-Final

 レッスンマニュアル、冊子版はB5ルーズリーフ2冊、290ページ。ラケッティング動画で紹介。
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カテゴリー: サービス, テクニック, ボレー, 勝因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:28 | コメントは受け付けていません。

フェデラー 曲者と接戦 ゲーリーウエーバー2015 絶妙なタッチ

ゲーリーウェーバーオープン 2015
 ウィンブルドンの前哨戦。イギリスとドイツに分かれてトッププレーヤーは戦います。
 ここドイツのハレでは、R.フェデラー、錦織圭、T.ベルディフ、G.モンフィルズが登場。
 ウィンブルドン、前哨戦。 

 R.ナダルは久々の優勝

 芝で強いのは、R.フェデラー、N.ジョコビッチ、錦織圭は?
 

 去年は、R.フェデラー、セミファイナルで錦織圭を破り優勝です。
 

 そのままウィンブルドンではN.ジョコビッチとファイナルを争いました。
 

ゲーリーウェーバーオープン 2015
  ドイツ、ハレ。ゲーリーウエーバーオープン ATP500
 第1シードのR.フェデラー辛勝。
 第3シードT.ベルディフ、V.E.ブルゴスを破り、若手のB.コリッチと対戦。

この大会7勝のR.フェデラー 芝での経験を活かすが、
 P.コールシュライバーの攻撃的テニスに手を焼いた。
 P.コールシュライバーは、攻撃的な、オーソドックスな選手。
 打ち方攻め方、参考になる点が多い。

さてR.フェデラーのサービス。
 この次どうなったでしょうか?
Gwrffunnyq

 P.コールシュライバーに食い下がられる。
7-6(8) 3-6 7-6(5)
Gwrfpkscore

 P.コールシュライバー、今年全仏で添田豪が完敗。安定した攻撃力。
 

 第1セット2ndサービスを突かれて、完全に主導権を握られる。
 そうポイント獲得数は50-50で全くのイーブン。
 タイブレークを2回しのぎに凌いで、勝ち切った。
 スリルある展開。

 こんなシーンも  動画で
 

 転んだR.フェデラー、転んだまま、ラケット面を合わせて、
 見事な返球。

 これができるのはラケッティング練習が最高ですよ。
 寝たまま、ラケッティングやってみてください。
 ラケッティングの最高難度の技です。
 ラケッティング上達法。 

Gwrf

 起きてGwrfsplitstep

 スプリットステップ。
 このスプリットステップで
 全てが始まります。
 皆さんやっていますか?

 R.フェデラーのサーブ&ボレー、重要なのは、1stボレ-の前のスプリットステップなんです。
 

 R.フェデラーのタッチを学ぶ。  

 芝で活きる、スライス  
 
 ポイントは失いましたが。
このラケッティングで、特にボレーが良くなります。
  ボレーマスター

Lcrfbsdropshotfull

スライスマスターカード

 ラケッティングのやり方を分かりやすく動画で紹介。
 初級者から簡単のテニスのタッチを学べます。
 しかも自宅で出来ますから、最高です。
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錦織圭は注目の若手、D.ティエムと対戦。見逃せませんよ。

なんとか勝って、2回戦へ。次はドイツのサーブ&ボレー、D.ブラウンです。
2014ウィルソン初戦でナダルを破っている。

Keiranking0615

 
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カテゴリー: ウィンブルドン, エッセイ, テクニック, フェデラー, 勝因 | 投稿者tsukky 06:21 | コメントは受け付けていません。

ナダル 前哨戦優勝 弾みがつくか ウィンブルドン小史

ナダル 久々の勝利 メルセデスカップ
 ナダル、久しぶりの表彰台。
 シュツットガルト ATP250  第1シードのR.ナダル。
 R.ナダル◎7-6(3) 6-3  × V.トロイツキ
 V.トロイツキを破るが笑顔はなかった。
 「この試合は練習の一つ。
 ウィンブルドンを見据えての、練習だよ。でも勝つことは非常に重要だと。
 出来るだけ試合は勝ち合いからね。」と語った。

Nadalvtscore

 今年、得意のロランギャロスでも、N.ジョコビッチに敗れ、精彩を欠いている。
ランキングも屈辱的な10位。
 本人がNadalmercedescup2015

 一番
 悩んでいるだろう。

 大きな
 ガッツポーズで
 喜びを表した。

今年のナダルは不調、ビッグ4としては。

 ロランギャロスではクオーターファイナルでN.ジョコビッチに敗れた
 
5-7 3-6 1-6 最終セットは、ナダルらしくない、気力のない試合だった。

 その前のローマオープンでは クオーターファイナルでS.バブリンカ 6-7(7) 2-6

 試合のスタッツで見ると、勝ちきれないナダルが居る。
 サービスエースは多くなり、芝を意識していることが分かる。

 R.ナダルらしい、1stサ-ビスの確率を高くする。トッププレーヤーとしては安全策のナダル。

 1stサ-ビス、ポイント獲得率はV.トロイツキの方が良かった。
 2ndサービスのポイント獲得率で上回り、サービス全体のポイント獲得率で優位に立った。
 しかし、相手にブレークチャンスを与えず、自身は、1回のチャンスを活かして、逃げ切った。

Nadalvtstats

ナダルのウィンブルドン最近史
 ナダル、ウィンブルドンで負ける時は、序盤が多い。
 それだけ、ナダルが、ナイーブな選手と言う事。
 強い時は自信に満ち溢れていた。ウィンブルドン? 芝?
 全く関係がなかったが。
 必要なのは自分への自信だろう。ナダルはハードなトレーニングでそれを解消する。
 これが厳しいところだ。
 その理由は。 ウィンブルドンの芝にある。

 ウィンブルドン、Wimgrasscchange
芝では、
ナダルの
得意なボールの
回転力が、
半減してしまう。

 

 必死の調整だ。3年前までは、R.ナダルだって芝で強かったから。
 2011 ファイナルでN.ジョコビッチに敗れる。ここまでウィンブルドンで20連勝
  
 2012 2回戦負け L.ロソル  
 2013 初戦負け ダルシス  
 2014 N.キルジオスに敗れる 19歳のミサイルサービス

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カテゴリー: ウィンブルドン, エッセイ, ナダル, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 06:30 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 何故世界NO1、ジョコビッチに勝てたか? 

バブリンカ 持ち前の攻撃力 攻め続ける気力
 全仏、男子シングルスファイナル。壮絶な打ち合いだった。
 デフェンシブになりやすい、クレーコートの戦い。
 それを打ち破るかのような、S.バブリンカの攻撃力。
 元から守備の上手い、N.ジョコビッチをさらに下がらせた。
 そのまま守備にまわらせた。この大胆な攻撃な功を奏した。
 ここ数年、ロランギャロの戦い方が変わってきている。
 2011年ころの全仏 R.ナダル、 R.フェデラー、全盛期。

 今年の全仏、錦織圭に見る、ストローク力

 グランドスラムの優勝は大きい。S.バブリンカは一気に4位。
 R.ナダルは10位に後退。錦織圭は5位のまま。
 ATPランキング
 Race to Londonでは一気に3位に入っている。

 たらればはないけれど、錦織圭にはベスト4には入って欲しかった

 きびしいATP ツアーなのだ
 ATPのニュース 試合の内容を見事に語っている
 S.バブリンカのブレインゲームで紹介されていた。
 いかにしてS.バブリンカがN.ジョコビッチから勝利をもぎ取ったか。
 世界NO1に対して、S.バブリンカは挑む訳だから、当然、捨て身の作戦となる。

 この大会、N.ジョコビッチには重要な大会だった。

 生涯グランドスラムがかかっていた、去年と同様。
 

 肉を切らせて、骨を断つ、
 良く言えば攻撃的、悪く言えば、ハイリスク、ハイリターンのギャンブル要素が強かった。
 それがこの試合見事に当てはまった感じがする。
 トップの選手には安全策は通用しない。

 T.ロブレドがR.フェデラーを破った時
 
 

 第1セットを、競りながらN.ジョコビッチが取り、そこから守りに入ってしまった。
 1セットダウンで、もう後がない、S.バブリンカ、より攻撃的に。
 これが功を奏した。

二人のプレースタイルをまとめてみた S.バブリンカ対N.ジョコビッチ
 パワー      対  安定性
 ダウンザライン 対  クロス
 オフェンス   対  デフェンス
 前進性     対  守備

Swnole

 N.ジョコビッチはもう少し、臨機応変に対応するタイプだが、デフェンスにまわり過ぎたきらいがある。そこをS.バブリンカの攻撃にさらされた。

 全仏の決勝まで、N.ジョコビッチのベースラインでのポイント獲得率が56%だったのを、
 S.バブリンカ戦では44%まで下げた。
 ストローク戦で打ち勝った。

Wawrinkabsftrg1

 相手の攻撃からカウンターを狙う、N.ジョコビッチ。
Djokovicbscross

 特に必殺のクロスカウンター
 二人とも、ラリーはトップスピン重視だが、攻めるボールは高い打点で、フラット気味に打つ。
 だから攻撃のテンポがいきなり速くなる。

 それでも二人は、良く食いつき、ラリーがつながる。
 ウィナーはさらに早いタイミングで高い打点で、よりコーナーを突く。

 S.バブリンカのコーチ、M.ノーマンの言葉。
 「スタンが勝てたのは、世界NO1,よりもパワーがあったから」と。

 M.ノーマンと言えば、Wawrinkakuertenrg

 今回の男子シングルスの
 プレゼンター、
 ブラジルの
 G.クエルテンと
 2000年に
 全仏のファイナルを争っている。 
 これも奇遇。

Fsheavytopspinkuerten

 屈指のストローカー、クエルテンの打ち方。
 ナダルの元祖、グリグリのトップスピン

 S.バブリンカ、見事な片手打ち、バックハンド。最高の見本だ。
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 バックハンドマスター

トップスピンマスター 
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勝敗を分けた、第1、第2セットのスタッツ比較
 Swnolestats12set
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カテゴリー: ATP, エッセイ, クレーコート, ジョコビッチ, ストローク, バブリンカ, 全仏, 戦略 | 投稿者tsukky 07:51 | コメントは受け付けていません。

バブリンカ 強打でジョコビッチ破る 全仏2015 ファイナル

全仏2015 ファイナル N.ジョコビッチ バブリンカの攻撃力に屈する。
 終始一貫して攻め続けた、S.バブリンカ。
 自身、グランドスラム2勝目。ランキングも一気に4位に上がった。

 6-4, 4-6, 6-3, 6-4
Swnolescore_2

 N.ジョコビッチはゾーンを上げ下げして、攻撃、防御のリズムを作る。
 最初は下がり、デフェンス、チャンスで前に入る。
 この作戦も徹底していた。
 テニスは、テニスコートを目いっぱい使ったゾーンの戦いなのだ。
 テニスコートのゾーン、マネージメント システム5
 

 対戦前の予想 長い対戦ではN.ジョコビッチだが、ここ最近ではイーブン
 

 攻撃力のS.バブリンカ、デフェンス力のN.ジョコビッチ。
 N.ジョコビッチが丁寧に守り過ぎたのかもしれない。

 N.ジョコビッチのデフェンス力とS.バブリンカの攻撃力。
 静かな展開から、打つ動くかに注目だ。
 最初の攻防は1stサ-ビスとリターン。
 S.バブリンカが1stサ-ビスでは圧倒する。

 2ndサービス、N.ジョコビッチがキックサービスで盛り返す。
 問題は、お互いにリターンの思い切りが良いので、サービスの次の構えが重要になる。

 ラリーの展開、N.ジョコビッチは下がり気味に、守る。
 S.バブリンカが前に入る。
 しかしN.ジョコビッチのボール、丁寧に深く打つ。S.バブリンカが下がる。
 するとN.ジョコビッチは前に詰める。守備から、攻撃への切り替えだ。
 これを往復2秒の激しいラリーの中でするのだから、超ハイレベル。

 途中で、攻撃のギアを上げたが、S.バブリンカは、しっかりゾーンに入っていた。
 攻撃の手を緩めなかった。
Sayswmytennisattack

 コーチの存在の大きさ。
 S.バブリンカのコーチはG.ノーマン
 彼についてから、Wawrinkanormanrg

 S.バブリンカは戦略的、
 テニスを身に付けた。
 攻めるだけでなく、
 展開を身に付けた。
 そして何よりも
 大きかったのが、
 ショートテンパーで
 切れやすかったのを、
 冷静に戦えるようにしてくれたこと。

 攻撃力の選手は得てして、切れやすいものだ。
 彼の指導の元、G.デミトロフ、R.ソダリングと注目の選手が多い。
 R.フェデラーは、全く違うけれど。禅から学んだ。
 
 メンタル.タフネス、錦織圭に今一番必要な要素だ

 テニスは心.技.体のバランスが重要なスポーツ。
 心の上に、身体能力、技がある。

 心Saymtpdancer5

 体
 技

 感情
 コントロールが難しい。

 それらを活かすのが戦術、戦略だ。

 15回のブレークチャンスで4回破った。
 15回もつれたという事は、N.ジョコビッチが相当ナーバスになっていた証拠。
 グランドスラムを意識したのかもしれない。

 S.バブリンカのウィナー 60本をN.ジョコビッチから奪うのは至難の技。
 11本は、バックのワイド。
 9本のエースも大きい。

 ミスを恐れず、攻め続ける、これは難しい事。

 S.バブリンカの武器 バックハンドが注目されるけれど.

 実は、フォアハンドはもっと凄い。
 ビッグフォアマン、J.W.ツォンガに打ち勝った
  ウィナーを量産する、フォアハンド。トッププレーヤー、ほとんどの選手、フォアハンドが武器。
 フォアは強くて当たり前、
 そこにバックも強ければの話だ。

 アンフォーストエラーを減らし、デフェンス力での勝負に出た、N.ジョコビッチ。
第1セットはS.バブリンカのミスを誘い、守り勝ち。

第2セット S.バブリンカは、ミスを恐れず、攻撃。
 N.ジョコビッチはドロップショットで交わすが、S.バブリンカは自分のテニスを貫く。

 N.ジョコビッチのデフェンス力。A.マレー戦
 

 スタニラス、.バブリンカ、終始一貫攻めのテニス。だからスタンガン。
 S.バブリンカは何回もブレークチャンスを迎えるが、N.ジョコビッチに守りきられる。
 しかし、4-5から、ブレークに成功。

第3セット
 1stサ-ビスの確率を上げ、しかもポイント獲得率が高い。
 21本の内、19本。相手がN.ジョコビッチだからなおさらだ。

第4セット
 いきなりN.ジョコビッチがブレークされる。
 大きなハンディとなる。
 そして0-3と大きくリードを許す。
 しかしここから頑張り、3-3まで持って来る。
 流れが変わるか?
 しかしサービスゲーム0-40から復活できずに、ブレークを許す。

N.ジョコビッチはクリーンな選手。
 第1セット、サイドアウトのコールに対して、自分から相手のウィナーを認める、潔さ。
 この点は、若者も見習って欲しい。

 しかし第2セット、自分のミスに腹を立てて、ラケットを折った。
 N.ジョコビッチは、Nolebrokeracket

 比較的、
 感情を出す
 タイプ。
 しかし、
 自分の愛すべき、
 信頼すべきラケットを
 傷つけるのはまずい。
 ミスは、自分の心の中で整理して、次に進むべきだ。
 ラケットを折ると負ける法則、これを知っていたのだろうか。

本日の御教訓 自分のテニスに徹する
攻撃力を活かす
1:サービスとその次
2:ミスを恐れない
3:チャンスはネット
  これはS.バブリンカ、選手用。
 一般プレーヤーの方は、ミスを恐れて、デフェンス力を強化してください。
 でも、思い切り良く振り抜く事。
 ミスしたら、忘れて次,これが大きな違いです。

 勝利の法則シングルス

 勝利の法則ダブルス

対戦スタッツ
Swnolestatsrg

 これでN.ジョコビッチの生涯グランドスラムは持ちこされた。
 今年のロランギャロス、二つの翁記録、N.ジョコビッチのグランドスラムは順延、
 R.ナダルの、クレーコートの勝率は一つ減らした。
 この二人が偉大であることに変わりはない。

 そしてここから舞台は、ドーバー海峡を渡り、イングランド、
 芝へと向かう。
 トッププレーヤーは、気持ち、戦術の切り替えに忙しい。
 

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