全仏2016 新女王 G.ムグルサ 絶対女王セレナを下す
クレーコート、赤土の祭典、ロランギャロスの女子シングルス。
今年も、波乱の幕開けだった。
日本女子の活躍もあり、盛り上がった。
男子シングルスは若手のD.ティエムを破った、N.ジョコビッチ、
昨年の覇者S.バブリンカを破ったA.マレーの対決となる。
N.ジョコビッチのロランギャロス初制覇の夢と、強くなりN.ジョコビッチに追いつきたいA.マレーの夢の対決となった。
優勝は、絶対女王セレナを破った、新女王、ムグルサ。
女王セレナに
挑戦するのは
怖いもの知らず
若手の
豪打G.ムグルサ。
豪快な
打ち合いとなった。
なんと、意外だが、ロランギャロスの決勝にスペイン勢が出るのは、M.セレスと争った,サンチェスビカリオ以来。1998年、18年ぶり。
キャリアグランドスラムはもちろんオリンピックを含めたゴールデンスラムを誇る、セレナの連覇を阻んだ。
全仏はセレナが唯一連覇をしていないグランドスラムだと言うのだから凄い。
ハードコートでも強い G.ムグルサ、恵まれた長身 182cm.
俊敏性と、反応の良さ。 何と言ってもその粘り、ガッツが凄い。
去年のセレナとのウィンブルドンでその頭角を現した。
強いプレーヤー
G.ムグルサ◎ 7-5 6-4 ×S.ウイリアムス
ロランギャロス女子シングルスシード
早くも異変が
スザンヌランラン、って?
本当は一日置きの日程、雨で変化が、選手には重い負担。
今までの女子の試合でこれほどの打ち合いは合っただろうか。
普通は一方が攻撃すれば、もう片方はDデフェンスに回り、
耐えチャンスを待つ。
特にスペインのクレーコートスペシャリストたちはそうする。
そして相手のチャンスを待つか、アンフォーストエラーを誘う。
マッチポイントのこのショットが象徴的。
前に攻めたセレナをムグルサはトップスピンロブ。
追いついたのにセレナは打たなかった。 執着心の違いだ。
このムグルッサ、まるでハードコート、いや、ウィンブルドンの様なつもりで攻撃の手を緩めない。
むしろあの超攻撃的な、S.ウィリアムスがデフェンシブなショットを打たされていた。
G.ムグルサの良かった点
1:気持ちで女王セレナに、負けなかった事
2:打つショットはほとんど攻めの意識
3:攻めているにもかかわらず、コントロールが正確
セレナがポイントをとれたのは
1:サービスエース
2:リターンエース
3:浮いたボールのネットプレー まあ、これだけでも結構多いのだが、
ベースラインのショットはG.ムグルサが主導権を握っていた。
セレナのドライブボレーは天下一品ですね。破壊力抜群。
セレナは、今まで楽に強打で相手を押し込んでいた。
それほど厳しいコールを狙わないですんだ。
しかしG.ムグルサは深く、速く、テンポも早く、コースが正確。
セレナのボールが、サービスライン内側に来る。
ムグルサが、ダウンザライン、ライン、ギリギリ、むしろ外に逃げて行く。
トッププレーヤーの女子のプレーは参考になるが、この二人、男子シングルの速さ。
女子のトッププレーヤーの試合は参考になる。
早い男子若手のショット。 N.ジョコビッチ D.ティエム
この大会で、女子も若い選手が出てきている。
これは楽しみだ。男子同様、新しいスピードの世界に舞台を移そうとしている。
試合に勝つには、勝利の法則。戦術、戦略の練り直しも大事だ。
苦手な相手
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