ダブルスで念願の優勝 マクラクラン勉・内山靖崇ペア。
新しいダブルスの形を見た。
アイフォーメーションの使い勝手、
デサイディングポイントの駆け引きだ。
感動のダブルスだった。
内山がダブルスで活躍した、
デビスカップ、カナダ戦を思い出した。
この時の司令塔は、錦織。
楽天オープン、序盤はミスが目だった内山靖崇だが、
試合が進むにつれて、良いプレーが随所に出てきた。
第1シードを破る。
これで一気に勢いが出た。
準決勝、ペアリングが良くなる。
そしてこの試合、楽天オープン決勝
強いペアでも、歯車が狂う時がある。
ペアの不調を、何とかしようと思うんですね。
世界トップの、マレー・ソアレスペアに焦りが出てきた。
本来なら
マレー・ソアレスペアは動きだしたら止まらない。
まず前衛が動く。
これが早く、速い。
そしてJ.マレーはロブが上手い。リターンから使ってくる。
最新ダブルスで重要なリターンゲーム。
リターンの
ロブ
上手く
使った方が
勝ち、
甘いロブの
チームは負けた。
ロブの使い手は
マクラクラン勉
J.マレー
マクラクラン勉に
軍配
しかしこの日、J.マレーの動きが悪く、ミスが目だった。
前衛の動きでミス。
リターンのロブが浅くなる。
特に得意のはずの前衛の動きで、単独行動が多く、
B.ソアレスが、全くカバーに入っていない場面があった。
日本ペアの勝因
1:コンビネーション
2:アイフォーメーションの使い慣れ
3:デサイディングポイントのシナリオ
マクラクラン勉・内山靖崇組◎ 6-4,7-6(1)
×J.マレー・B.ソアレス
1ブレーク差で逃げ切った。
タイブレークも1の抑えたのは素晴らしい。
1:コンビネーションが上手く行った
マクラクラン勉が司令塔。
ダブルスで重要な前衛の動きが、何しろマクラクラン勉は良い。
ボールをしっかり作ってくれるので、内山靖崇の動きも良くなってきた。
アイフォーメーションでのポジションチェンジもスムーズ。
ポイントごとに、話して確認をしていた。
ダブルスは会話なんです。
2:アイフォーメーションの使い慣れ
2ndサービスでもアイフォーメーションを多用。
相手ペアにプレッシャー
相手陣形の崩し
相手もアイフォーメーションが多い。
マクラクラン勉の思い切りの良い、リターンが活きた。
まさにダブルスのリターンの見本。
ロブのリターンが絶妙。
このリターンもアイフォーメーションならではの産物。
ロブのリタ―ンでなるのが、台形フォーメーション。
3:デサイディングポイントのシナリオ
最近のダブルス、デサイディングポイントが多くなっている。
デュースゲームの展開と違って、
30-40,40-30でプレッシャーが早く来る。
2本連続ポイントではないからだ。
集中力が重要なファクターとなる。
そしてレシーバーズ、チョイスなので、レシーブ側に優先権がある。
陣形をしっかり使い分けていた。
ではどうするか。
作戦を決めておくことだ。
動きの速いダブルスでは、臨機応変は難しい。
サービスゲームでは前衛の積極的な動き
リターンゲーム、リターンもサインプレーで、
相手の攻撃を封じた。
レシーブポーチミス。
B.ソアレスの、
1stボレ-ミスを誘う、
上手さが出てきていた。
ダブルスは
ミスを誘う
ゲームでもあるから。
このままダブルスを組み込んでいって欲しい。
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