いろいろな方と会うことが出来ました。
元選手の懐かしい顔、プロ協会の会員さん、日本各地のコーチ達。
柳川、園田、富士見ヶ丘、堀越…。
私にとっても懐かしい名前です。
誰かに言われて「あら、そんな?」と思ったのですが、私がインターハイを優勝して40数年もたっていました。つまり、私がインターハイを訪れたのは40数年振りです。
すごい数の年月が、私の横を通り過ぎて行きました。
私が驚いたのは、応援団が歌を歌ってしまう学校があったことです。
私の頃は、静かなものでした。
帰りに元プロ選手の溝口美貴ちゃんに会って、立ち話をしましたが、「ねえねえ、近頃の高校テニス部は、歌を歌っちゃうんだね」と私が言ったら、美貴ちゃんが「そうなんですよ。替え歌とかつくって。ナナさんなら自分でプレーしながら歌っちゃうんでしょ?」と言うので、「そりゃそうよ。私なら踊りまで付けちゃうよ。時代が違って残念!」
でも、心の底では、私の時代は歌を歌う人がいなくて良かったと思いました。だって、この暑さの中で試合中に調子に乗って歌って踊っていたら、間違えなくバテて倒れていましたからね。〓〓〓〓佐藤直子〓〓〓〓