今晩、吉右衛門さんの写真展がありました。
ご本人もレセプションにいらっしゃり、私がご挨拶させていただくと「僕もテニスをやっていたんですよ」とお話ししてくださいました。
しかも、私が子供のころから会員である神宮外苑テニスクラブの会員でいらしたそうです。
いろいろと楽しいお話をしてくださいました。
ある時、神宮テニスクラブで壁打ちをしていたら、隣でお年寄りの方が打っていて、「一緒に打ちましょうか」と言ってくれたそうです。
そしてテニスコートに移動してラリーを始めると、始めはいるところにずっと打ってくれたのに、だんだんコートのあちこちへと振りましが始まったそうです。でもボールは全てコートの中に入っていたそうです。
そして吉右衛門さんはフラフラになり、それ以来テニスをやめたそうです。
私は「それはきっと私の父に違いありません」と吉右衛門さんに申しあげました。
父は亡くなりましたが、生前「テニスクラブは誰とでもテニスをしなくてはいけない」といつも言っていて、一人で来た人を見つけると大体「一緒に打ちましょうか」と声をかけていたのです。
面白い偶然があるものですね。
いつかまた、吉右衛門さんにテニスをまた始めて頂きたいものです。❤️❤️