砂嵐の中でのテニスのような感じでした。
私は出張に行っていたので、6日ぶりのテニスでした。
他人のお箸で食べているような（なんのこっちゃ？）感じでした。
久し振りに握ったラケットの感触の、私なりの例えです。
砂嵐といえば、本当の砂嵐を体験した方は、そう多くいないと思います。
私はヨルダンで、本当の砂嵐を体験しました。
それはそれは怖く、すごく、もうどうして良いかわからない状況です。
でも、私は車の中でそれを体験しました。ちゃんとした運転手さんが運転してくれていたので、車を止めて、砂嵐が過ぎるのを待ちました。
高速道路を走っていたのですが、が交通事故か何ヶ所かでありました。
だって、砂で前方ウインドが100%見えなくなるのです。ワイパーはその重い砂を左右にかき分けますが、それも一瞬で、すぐ濃い茶色の砂にウィンドウは覆われます。
あれを砂漠とか、外にいるときに体験したら、もうどうしていいかわからないパニック状態だったと思います。
まあ、あの砂嵐を思えば、今日の強風なんか、屁のカッパです。佐藤直子
