ストレッチをしながらサンデイライブを見ていたら、少年隊の東山くんがどうやってジャニーさんに見つけられたかというストーリーをやっていました。
渋谷のパルコ前の交差点で友達と待っていたら声をかけられたそうです。
「金八先生って見てる?」と言われて、「はい、見ています。」という話から電話番号を聞かれて、数日後にジャニーさんがヒガシくんの実家を訪れたという話です。
知らないおじさんに電話番号を聞かれて、よく正直に答えたものだと思います。でも、なにか感じるものがあったのでしょうね。
私も、高校生で全日本室内を優勝したあと、偶然日本に初めての女子プロテニスプレーヤーを連れてきていた(東レシルックテニストーナメント)グラディス・ベルドマンが、私の所属する神宮テニスクラブに私のテニスを見に来ました。
「テニスと勉強をしに、私のヒューストンの家に来ませんか?」と言われて、母が即座に「よろしくお願いします。」と言いました。
後に「女子プロを作った人ではあるけど、ちょっと会っただけの人に、よく大切な娘を預けたねえ。」と私が言ったら、「お話ししていて、この人は悪い方ではないということがママにはわかったからよ。」と母は言いました。
そして、私はヘルドマン家の娘として、世界のテニスツアーをまわって、私は大した選手じゃないのにいつもトップ選手たちの仲間に入れて貰って優遇されていました。
私のアメリカの母親、グラディス・ヘルドマンへの思いが強いのと同じように、ジャニーさんに見つけられ、育ててられたジャニーズ事務所のタレントさんたちも、ジャニーさんへの思いの強さは強靭なものなのでしょうね。
人生の「めぐりあい」って、不思議なものですね。佐藤直子