いやぁー、すごい試合でしてね。
大坂なおみ選手、なんと第一シードのシフィオンテクに、マッチポイントがありながら、負けました。
しかしながら、素晴らしいパフォーマンス!
完璧なパフォーマンスでした。
6-76-15-7。
技術、精神力、フットワーク、全てがフレンチオープンを優勝できる充実した状態でした。
ファイナルセットは3-0 4-1 。
そしてフィリップシャトリエ(フレンチのセンターコート)に「ナ、オ、ミ!」「ナ・オ・ミ!」コールが鳴り響きました。
鳥肌が立ちました。
きっと私だけではなく、日本人みんなそうだったと思います。
最後はもう神経戦でした。
現在世界一のシフィオンテク選手、元世界一の大坂なおみ選手の心の中、頭の中はどうなっていたのでしょう?
ファイナルセットなんと、5-3アドバンテージでマッチポイント!
頷きながら自分を鼓舞する大坂なおみ選手。
ここで何本か、気持ちが流行ったかな。イージーミスが数本出てしまいました。
しかし、これは完全な復活の狼煙。
身体も心も全て戻ってきた、お母さんになってからの大坂なおみ選手に、今後大きな期待がかかります。佐藤直子