嬉しいことがありました。
今この自宅待機で1番嫌なのが、91歳の母がずっと1人で家にいることです。
以前はテニスクラブに毎朝行って、クラブメンバーとボールを打ったり、お話ししたりしていたのに、今は電話がせいぜいとなってしまいます。
赤ちゃんの頃から母に大変お世話になった(笑)私としては、1日に一回できるだけ連れ出すようにしています。
私の家に連れて帰ってランチをすることもあるし、事務所で仕事を手伝ってもらうこともあります。
今日は絶対に安全そうな小さなお庭のあるところへ行きました。
そこで突然「私、1年生の時に佐藤先生に教えていただきました。」と声を掛けてくれた女子大生がいたのです。
こんなに嬉しいことはありません。
1年間アメリカに留学したそうで、テニスをする機会があったと話してくれました。
今はインターネット事業とかで苦労していますし、オンコート授業の時も90分x2回なので、朝自分のテニス練習をしてから女子大へ行くとけっこうハードで家に帰るとクタクタになるのですが、こうやって声を掛けてくれると、ああ頑張っておいて良かったなぁとしみじみ思いました。
ここだけの話、生徒には「みんなさん高い目標を持って、自分の可能性を限りなく伸ばしましょう。そして偉くなったら『佐藤直子先生に教えていただ来ました。』って言うんですよ!」と冗談を言っています。
本当は私は大したことを教えていませんが、一応自分の授業を取ってくれた学生がアメリカへ留学したりして、視野をどんどん広げて伸びていってくれるのは嬉しいことです。佐藤直子