今日は、原爆資料館を見学し、母をとても大切にしてくださっていた広島の詩人峠三吉氏の碑と共に写真を撮りました。
「雲よ、遠く沈んでより
姿を見せるお前よ」
という詩を母に贈ってくれたそうです。
日鋼争議の時に、母は西練兵場というところで峠三吉氏らに守られて5000人の労働者の前で峠三吉氏の詩を朗読し、それを周りで大きな騒動へと発展しないように警備していた警察関係者の長が父だったそうです。
それがどうなって私の両親となったのか、不思議ですね。(笑)
今帰りの新幹線の中で聞いたら、なにか、その日の帰りに遠い親戚にあたる父が母の家により、父が「今日は労働者の集まりの中で綺麗な少女が詩を読んで、すごく感動的でしたよ。」というので、
「忠雄兄さん、それは私ですよ。ブルーのワンピースを着ていたでしょ?」。
という偶然があったそうです。佐藤直子