今日はUSTAテニスキャンプの視察です。
ホテルの部屋にはほとんどいない慌ただしい旅ですが、見るもの全てエキサイティングなので、時差もあまり感じないし、充実しています。
今日の朝はサドルブルックの中ではなく、USTAテニスキャンプへ向かう途中のワッフルハウスで食べました。
今回東京国際大学の国際交流課課長の篠原さんが同行してくださっています。
移動の時は運転してくださるので、すごく助かっています。
篠原さんはラッキーなことに、私がこちらにきてから風邪で声が出なくなり、歌が歌えなくなり、私の歌を聞かないで済んでいます。
2日目にサドルブルックからIMGテニスアカデミーに向かう時、すでに喉が痛かったのに、私がスタジオエクセの中野先生から借りたスピッツのCDをかけながら18番の「チェリー」（スピッツは男性なのになぜかすごく音が高いのです）を無理して何回も歌ったのが命取りだったと思います。
今は、森進一さんもびっくりぐらいの声で、声はほとんど出ません。
篠原さんは、スピッツのCDを聞きながら、とてもリラックスして運転してくださっています。佐藤直子
みなさん、股関節がテニスのストロークにおける重要ポイントですよ。
あのシャラポワに10年間も教えたナカムラユタカトレーナーに教えて頂いたトレーニングです。
盛田ファンドの山中コーチもちゃんとトレーニングにも現れ、選手のトレーニングを見守ります。
そしてナカムラトレーナーとなんやらお話しして、確認していました。
本当はそのような会話も聴きたかったのですが、いちいち近寄るわけにもいかないので残念でした。
でも、このテニスの山中コーチがわざわざ選手のトレーニングを見に来て、ナカムラトレーナーが情報を共有する。これが素晴らしいことですよね。
そしてなんと、この1時間のトレーニングの後、ナカムラトレーナーと山中コーチと選手の3人でそのままテニスコートへ行き、先程ナカムラトレーナーが教えた筋肉の動きを活用しながらボールを打たせたのです。
すごくない？
またまたこれも、私もナカムラトレーナーに習った股関節の動きでボールを打ってみたくてムズムズしていましたが、まさか「ちょっと打たせて下さい」とは奥ゆかしいので言えず、残念でした。
ホテルに帰ってすぐ素振りしておきました。
今回たった1日のIMG視察でしたが、朝の7時から統括スタッフの田丸さんがずっと付き添ってくださり、（田丸さんと歩いているとみんなが「ハイ！ナオ（ナオトシさんです）」と挨拶してくるのです。田丸さんがスタッフたちに慕われているを、私は感じました。）全てのスポーツ施設、寮、カフェテリアなどを見せて頂きました。
東京ドームの50倍の大きさの施設も度肝を抜かれましたが、優秀な、いえ超優秀なスタッフを揃えていること、そのスタッフ達がすごく熱い気持ちで選手に向き合っていることに感動しました。私の思いは、まだまだ語りつくせませんが、このぐらいにしておきますね。
私がもし現役復帰をしたらチーム直子のスタッフに決定している（まだあちらからのオッケーはもらっていません）田丸さん、ナカムラトレーナー、山中コーチに、心から感謝の意を表します。佐藤直子
このナカムラユタカさんは、すっごーい方です。
シャラポワを10年間教えて、テニスオーストラリアに２年、そしてIMGに引き抜かれた、世界最先端の知識を持った方です。
その方となんと1時間もお話しさせていただくというラッキーな時間があり、そのあと望月しんたろうくんのトレーニングを見せて頂いていましたが、またムクムクとやりたくなって真似をしていたら、優しいナカムラトレーナーが「やりますか？」と言ってくださり、喜びのあまり飛び上がって「良いですか？」かなんか言って、参加しました。
すごいですよ。
私はフォアハンドにこの日、悟りを開きました。
これは、いつもの軽い「悟り」ではなく、ホンマものの一生物の悟りです。佐藤直子
西側の見学から帰ったら、盛田ファンドの望月しんたろうくんが、スタッフに付き添われてストレッチをしていました。
朝7時からの山中コーチのプライベートレッスン、エリートグループの練習、女子プロとのヒッティング、同じぐらいの相手との試合を済ませて、この後まだナカムラユタカフィジカルトレーナーとのトレーニングがあるのに、一旦疲れた体をほぐすのですね。
「怪我をさせない」というのもIMGの大きな使命です。
でも、そのストレッチの長かったこと！1時間ぐらい。入念に。
ストレッチ、私はすごくやりたかったのですが、他の選手もいたので我慢して、一緒に来ている東京国際大学の篠原さんとキャッチボールをしていました。勿論横目でストレッチをチェックしながら。佐藤直子
