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ストローク研究 (奈良くるみ vs ブシャール part 2)

昨日、書いたブシャールのストロークと違い、奈良くるみちゃんのストロークは、ラケットが扇のように見える。ワイパースウィングが、他の選手より顕著ということなのでしょうか?

ジョコビッチのフォアアンドも、同じような印象を受けます。

当たりの厚いスピンで、絶妙なコントロールをしているあたり、奈良くるみちゃんとジョコビッチ、少し似ているところがあるな、と、なおにゃおは勝手に思っていますウィンク

 

くるみちゃんのグリップ、厚いですよね~

リターンの時には、バックハンドのグリップで構えている選手も多いですが、くるみちゃんの、リターンの時に構えている姿を見ると、思わず、そのラケットで、真正面にいるハエを叩けそうと思ってしまうウィンク

あのグリップで、バックハンドでのリターンになった時、どうやってグリップチェンジをしているのでしょうね~ ひょっとして、フォアと同じ面で、バックハンドを打つように、グリップを回してるのかな? 今度ゆっくりスローでチェックしてみようかな(見えるかな・・・そこまで・・・)

実は、なおにゃおは、フォアのグリップが厚いため、いつの間にか、バックハンドへのグリップチェンジが他の人たちとは反対回しになる(つまり、フォアハンドで打った後、同じ面でバックハンドも打っている冷や汗 (顔) )という癖がついてしまいました・・・ (グリップが厚いと、この方が速いんですよね・・・)

自分自身も、コーチも、ずっと誰も気がつかなかったのですが、ある日指摘され、自分でもビックリふらふら

ちょっと直してみようとしたのですが、習慣というのは、怖いもので、すんなりとはいきません。あえて、直さなくてはいけない理由も見出せなかったので、今はそのままですあっかんべー

 

話はくるみちゃんに戻りますあせあせ (飛び散る汗)

くるみちゃんのすごいところは、打つ球種、打つコースの選択が素晴らしいことdouble exclamation

相手に一定のリズムで打たせないために、ムーンボールをいいタイミングで混ぜ、

ただ左右に振るのではなく、相手の逆を突くことで、相手の体勢を崩す。

本当によく相手を観ていて、ショットの選択が最高ハートたち (複数ハート)

さすが、小学生の頃から、天才と言われてきたくるみちゃん。

センスの良さに加え、フィジカルを鍛えたことで磨かれたフットワークの良さ。

身長のハンデを乗り越え、大きく開花して欲しい~わーい (嬉しい顔)

 

カテゴリー: プロから学ぶこと | 投稿者なおにゃお 01:05 | コメントをどうぞ

ストローク研究 (奈良くるみ vs ブシャール part 1)

全米オープンを始め、このところの奈良くるみちゃんの活躍、いいですね~

今日は台風台風 のため、練習はできないので、先日録画しておいた、HPオープンの準決勝、奈良くるみ vs ブシャール戦を、ゆっくり観てみました湯のみ

二人のストロークのフォームの違いが、おもしろいわーい (嬉しい顔)

二人とも、フットワークがよくて、しっかり腰を落として、打っているのが印象的でしたが、打ち方自体は全く違う。

ブシャールは、ボールがラケットに当たった後、ボールを押しているような感じを受けました。ラケットからボールが離れるのが、かなり前という印象。 そのためか、打ち終わった後、腰が曲がっていることが多い。

なおにゃおは軟式出身ですから、もともと、フォアハンドは思いっきりフラットな当たりで、ボールを押す傾向がありました。打点を前にして打つと、腰が曲がり、まさしくブシャールの打ち終わったフォーム冷や汗 (顔)  (ただ、ブシャールほど、下半身が安定していないので、もっと前にずんのめってしまいますがまん顔

しかし、この打ち方はラケットを横振りしているので、威力はあるのですが、ボールはネットすれすれを通るような軌道で、バックアウトも多い。

こういう打ち方をすると、スピンがかかりにくく、ボールのコントロールも非常に悪くなりやすいはずなんですが、ブシャールは、しっかり強打して、コート内にねじこむようにして入れてくる。う~ん、なんで、あの打ち方で安定して入るんだろう。

フィニッシュで、手首を返すようにして、スピンをかけているからかな? リストが強くないと、手首を痛めそうですね~

 

 

カテゴリー: プロから学ぶこと | 投稿者なおにゃお 15:52 | 2件のコメント