42歳の初夏!?
ウィンブルドンテニスを観ていた私。
そこには錦織圭君がラオニッチと戦う試合がありました。
ラオニッチのビッグサーブに苦しめられ、2セットダウンの錦織。
活路が無く、絶体絶命の大ピンチ!
それが私の目に写った全てでした。
また、錦織の表情から受ける印象も失礼ながら、どことなく頼りなさそうな、よくある日本人的なメンタルの弱さみたいなものを感じていました。
だがしかし、そのあとの展開は私の予想を遥かに裏切るものでした。
第3セット、錦織は奪い返すんですよ。
第4セットも続けて。
そしてまさかの最終セットも奪って逆転勝ちするのです。
私は目からウロコ。
そして、諦めていた自分を猛烈に恥ずかしいと思ったんです。
諦めない男がここにいた!
見た目で判断するな!
テニスとはこういうスポーツだ!
どうだ!思い知ったか!
おれはこういう男だ!
とでも言いたいのかどうかはさておき、彼の勇気と根性と情熱と夢と喜びと理想と信念に私は完全に虜になってしまったのでした。
そして私は心が動いていました。
テニスをやりたい。。
テニスをやろう、と。
これが私を突き動かした全てです。
そして、生まれて初めてスクールへ行くことになります。