全豪オープン 準々決勝
R・ナダル M・チリッチ
6-3、3-6、7-6(5)、2-6、0-2、途中棄権
それは
とても悲しい結末だった
頭が痛くなるほど泣いた
泣いても結果は変わらない
分かっていても涙を止めることが出来なかった
負けたことはそれほど問題ではない
何よりも辛かったのは
ナダルが万全ではなかったことだ
右太腿上部の負傷・・・
第4セット 第5ゲームの終わりで
トレーナーが出てきた
「ナダルー! リタイアしてーーー 」
何度もテレビの前で叫んだ
足を引きずりながらプレーするナダルの姿
とても見ていられなかった
2010年もマレーを相手にリタイアした
2009年の優勝から丸9年
その間 準優勝が3度・・・
この大会はナダルにとって
鬼門だと言わざるを得ない
リタイアした後
ベンチに戻ったナダルは
怒りを爆発させて
バンダナを投げつけた
ジョコビッチが負けディミトロフも敗退し
いや~な流れがプンプンしていた
けれどナダルにはそんな負の連鎖など
関係ないと思っていた
チリッチには5勝1敗だったし
サーブを攻略しストローク戦に持ち込めば
勝機はナダルにあると思っていた
第3セットの途中で違和感を感じたらしい
チリッチはナダルの異変に気付いたらしい
だから最後まで自分を信じ攻め続けた
彼のプレーは素晴らしかった
ナダルは陣営を見て何度も訴える
ガッツポーズをして自分を鼓舞する
気持ちで負けてはいけない
それだけナダルは追い詰められていた
ナダルは今日MRIを受ける
無念としか言いようがない
昨夜は一睡もできず
とりあえず出勤はしたが
仕事にならない
ただただ辛くて切なくて悲しい
私たちの全豪オープンは終わりを告げた
VAMOS!! RAFA!!