ナダル中毒

ナダルにとって２００９年は試練の年だった

その年のローランギャロスでは初の黒星

ウィンブルドンも欠場した

そして迎えた全米オープンの１回戦で

ガスケを撃破した後の会見で

ナダルはこんなことを言っている

Q・ケガをしてあなたの姿勢は変わった？

「２年間試合に出ていなかったわけじゃない。２か月だ。試合に出なかったのは

ほんの１か月半だよ。ケガをした、スポーツでは普通のことだ。今は戻ってきて

全力を尽くそうとしている。それだけのことだよ。」

Q・USオープンで優勝したことがないのは疲れているから？

「この大会では今までなかったくらい元気だよ(笑)

過去の事について言い訳はしない。良いプレーが出来なかっただけ。

毎年少しずつ良くなっただろう？去年は準決勝に出た。

今年はもっといい成績を出したい。」

Q・あなたにはファンが沢山いる、喜んでいるファンをどう思う？

「友達、家族みんな、僕に関心を持ってくれてる人、みんなに

どうもありがとうって言いたい。たくさんのサポートをもらって

凄く気分が良くなった。凄くポジティブなことだった。」

Q・髪、どうして短くしたの？

「似合わない？(笑)」

Q・何か理由があるのかと思って

「気持ちが若くなるからだよ(笑)」

勝者がいれば敗者がいる

ナダルはそんな過酷な

プロの世界で生きている人

ナダルにしかできないハイレベルなプレー

ナダルにしかできないガッツポーズ

ナダルにしかできないキュートな笑顔

おごることなく常に向上していくナダル

アカプルコまで　あと３日・・・

ナダルと同じ時代に生まれて良かった

VAMOS!! RAFA!!

　平昌オリンピック　

モーグル　原大智　（銅メダル）

スピードスケート1500M　高木美帆　（銀メダル）

ジャンプ　高梨沙羅　（銅メダル）

　おめでとうございます　

遊び疲れた３連休も終わった

体は疲れているはずなのに

深夜にハッとして目が覚める事がある

ナダル不足で酸欠で倒れそうだ

心が折れそうなとき

ナダルのポジティブな言葉を励みに

これまで頑張ってこれた

ナダルが初めて優勝した時

はじめて優勝カップにかみついた

それからカメラマンのリクエストに応え

カップをかじるというナダルの儀式が生まれた

２００７年のウィンブルドン決勝で

負けたときナダルはこう答えている

Q・試合直後チェアに座った君はとてもガッカリしているようだったね？

「特別の事じゃないでしょう、no? とても大事な大会に勝ついいチャンスが

あったんだもの。１時間経てばノーマルだよ。

僕はグッドルーザーだから。負けを受け入れるのがうまいんだ。

負けたことは数時間しか影響しないのさ。それを過ぎたら忘れて

１００％大丈夫なんだ。でも最初は・・・

特に５セット戦って負けたときは簡単じゃないよ、no?」

「酔っぱらった事はないんだ。お祝いの時テキーラを１，２杯飲む事はあるけど

普段は飲まないんだ。アルコールはそれ程すきじゃないのさ。」

Q・トニはバルセロナファン、ミゲルもバルサでプレーなのに何故レアルを応援?

「ハートはコントロールできないよ、no?」

２０１０年のハイチでのエキシビのとき

ナダルはブログにこう綴っている

「実は言葉やジョークすべて分かったわけじゃないんだ。分かるかな。

僕の英語はそんなに上手くないから何度も理解に苦しんでいたんだ。

例えばロジャーがラケットを投げて主審が僕にラファ上か下か？

[up or down?]と聞いたとき僕はラファ上下に[up and down]と言われたと思って

僕は上下にジャンプし始めたんだ！hahaha おかしいだろ？」

ははは。おかしい。そして可愛いエピソードだ

アカプルコまで　あと約２週間

　ラファエル・ナダル　

いま君に会ったら

泣きそうだけど

大切な時の為に涙はとっておくネ・・・

VAMOS!! RAFA!!

アカプルコまで　あと19日・・・

暇で退屈だからナダルの昔を振り返ってみた

その昔　ナダルは新聞の連載として

ブログを書いていた時期があった

ナダルには何度も律儀だと言ってきたけど

そのブログの文面から伝わる優しい人柄や

ファンへの気遣いを共感してもらいたい

話しは２０１０年の全豪オープンに遡る

４回戦でカルロビッチを撃破した後

ナダルはマレーの待つ準々決勝へと進んだ

しかし３－６、６－７（２）、０－３の所で途中棄権した

そんなことがあったから連載していたブログは

書かないで故郷へと帰るのだと思っていた

だが律儀なナダルはその最後のブログを

スペインに帰る飛行機の中で書いたという

「やぁ、みんな。僕はみんなにサヨナラとありがとうを言わないで

オーストラリアを去りたくはなかったんだ。メルボルン滞在期間中は

素晴らしい時間を過ごせたよ！今日もまだメルボルンに居たかったのは言うまでもない

出来れば決勝を待ちながらホテルの部屋でこのブログを書いていたかったよ。でも

今年はそうなる運命じゃなかったみたいだ。僕は今ハッピーでもあるけど同時に

悲しくもあるよ。ハッピーなのは僕が本当に良いプレーが出来たと感じているから

マレーに対して多分この１２か月で一番高いレベルでプレーする事ができたと

思うんだ。だけど僕は悲しくもあったんだ。不幸にもリタイアしないといけなかったし

みんな知っている通り僕はそれをするのが大嫌いだから・・・スペインに着いたら

僕の専門医の所に行って検査するつもりだよ。多くの人が僕について僕の膝について

いろいろ推測したり悪い疑いを持ったりすると思うけどそれが普通だと思うよ。

そういう事が起こる事は分かっているよ。でも時々推測が多すぎる時があるけどね。

とにかくまた来年もメルボルンに帰って来る事を楽しみにしているよ。

本当にどうもありがとう。みんな！　rafa　」

今の現状と似ていて涙が出てくる

誰のせいでもなく

誰が悪いわけでもない

ただちょっと運命に邪魔される事ってあると思う

気持ちの切り替えが早い人と遅い人がいる

私はたぶん後者だろう

だからポジティブなナダルの言葉がスキなんだろう

ブログを始めて驚いた事は

私が思う以上にナダルファンが多かったことだ

これからもナダルへの想いは増える事はあっても

減ることはないのだから・・・

VAMOS!! RAFA!!

　デビスカップ　1回戦　 

①　A・ラモス・ビノラス　 　L・ブロディ

６－３、６－４、７－６（６）

②　バウティスタ・アグー　 　C・ノーリー

６－４、６－３、３－６、２－６、２－６

③　カレノ・ブスタ　F・ロペス　 　D・イングロット　J・マレー

６－４、６－４、７－６（４）

④　ラモス・ビノラス　 　C・ノーリー

７－６（４）、２－６、７－６（４）、６－２

スペインは１回戦をイギリスと戦った

残念ながらナダルは出ていない

そんな中　３勝１敗で

次のラウンドへ進むことが決まった

次は４月６日から～

ドイツと国の威信をかけて戦う

スペイン戦士たち

よく頑張った

よく踏ん張った

国と国とが戦うということ

想像を絶するプレッシャーの中

赤と黄のスペイン国旗が揺れていた

アカプルコまで　あと３週間

待ち遠しくて待ちくたびれそう

VAMOS!! RAFA!!

ナダルに会えない毎日は

なんて退屈なんだろう・・・

あれから・・・

ナダルが途中棄権した　あの日から

約1週間が過ぎた・・・

今回は相当なショックを受けた

いつもなら次の大会に

気持ちを切り替えている所だが

すっかり心が折れてしまった

私の心の傷も

全治３週間かもしれない（苦笑）

ナダルが心も体も健康であってくれれば

他に多くを望まない

ケガで休んでいる時は

孤独で心配で不安もよぎる

ナダルはそれ以上の気持ちなんだろうか・・・

胸が痛む

考えていても答えは出ない

出ない答えをいつも悩み探している

ナダルには底知れない

無限の可能性がある

ナダルの大きな背中には

夢と希望が沢山ある

いまはそれだけを考えよう

いつでも太陽が昇ることを

忘れてはいけない

ケガを治して元気にコートに戻っておいで

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　準々決勝　

R・ナダル　 　M・チリッチ

６－３、３－６、７－６（５）、２－６、０－２、途中棄権

それは

とても悲しい結末だった

頭が痛くなるほど泣いた

泣いても結果は変わらない

分かっていても涙を止めることが出来なかった

負けたことはそれほど問題ではない

何よりも辛かったのは

ナダルが万全ではなかったことだ

右太腿上部の負傷・・・

第4セット　第５ゲームの終わりで

トレーナーが出てきた

「ナダルー！　リタイアしてーーー 」

何度もテレビの前で叫んだ

足を引きずりながらプレーするナダルの姿

とても見ていられなかった

２０１０年もマレーを相手にリタイアした

２００９年の優勝から丸９年

その間　準優勝が３度・・・

この大会はナダルにとって

鬼門だと言わざるを得ない

リタイアした後

ベンチに戻ったナダルは

怒りを爆発させて

バンダナを投げつけた

ジョコビッチが負けディミトロフも敗退し

いや～な流れがプンプンしていた

けれどナダルにはそんな負の連鎖など

関係ないと思っていた

チリッチには５勝１敗だったし

サーブを攻略しストローク戦に持ち込めば

勝機はナダルにあると思っていた

第３セットの途中で違和感を感じたらしい

チリッチはナダルの異変に気付いたらしい

だから最後まで自分を信じ攻め続けた

彼のプレーは素晴らしかった

ナダルは陣営を見て何度も訴える

ガッツポーズをして自分を鼓舞する

気持ちで負けてはいけない

それだけナダルは追い詰められていた

ナダルは今日MRIを受ける

無念としか言いようがない

昨夜は一睡もできず

とりあえず出勤はしたが

仕事にならない

ただただ辛くて切なくて悲しい

私たちの全豪オープンは終わりを告げた

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　4回戦　

R・ナダル　 　D・シュワルツマン

　６－３、６－７（４）、６－３、６－３　

大会７日目、ロッドレーバーアリーナ

デイセッション、２６度

３勝０敗で迎えた２６位のシュワルツマンとの４回戦

１３時１５分すぎ～ナダルが登場した

第１セット　第５ゲーム　ナダルのサーブ

０－３０、２度のD、

シュワルツマンにBPが２度あったが

それを阻止したナダルがキープ（ほっ ）

第７ゲームも１５－４０のピンチ

ネットに出て攻撃的にプレーした

Dの末にナダルがまたしてもキープ

第８ゲーム　４度のDの末にナダルがブレークに成功

ここを守り切り６－３で先取した

暑いメルボルン

どれだけ集中力を切らさず

相手に隙を見せずに戦えるかが

大きなポイントだった

第２セット　第１ゲームでいきなりナダルが

ブレークして見せる

が、すぐにブレークバックを許す

結局３度ブレークされてタイブレに突入した

いきなりミニブレを許し４－７で落とした

今大会はじめてセットを落とした

２５歳、アルゼンチンのシュワルツマン

決して大きくはないその体で強打を打って来る

第３セット　いきなりピンチだ

Dに戻しナダルも攻撃的になる

１つのブレークを守って６－３で取る

よっしゃー そのまま行け～

第４セット　第２ゲーム　またピンチだ

スマッシュを決められ１５－４０

ナダルも負けじとエースで３０－４０

２度のDの末にキープする

第３ゲーム　ピンチの後のチャンスがやってきた

ブレークに成功

第９ゲーム　４０－１５　マッチポイントがやってきた

ここで決めろ～～～

４０－３０　力強いリターンが決まり

３時間５１分の接戦を制した

ナダルは準々決勝へ進む

「今日も機嫌がいいねぇ～ 」

旦那さんが言う

そうナダルさえ勝っていれば

私は上機嫌なのである

ボールをどこにどの様に打てば

どこに入るかはナダルは熟知していた

QFの相手は予想通りM・チリッチ

気を引き締めて最後までナダルを信じている

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　3回戦　

R・ナダル　 　D・ジュムホール

　６－１、６－３、６－１　

今日のメルボルンの昼間の気温は

40℃越えだったらしいが

ナダルが試合する頃は29℃前後まで下がった

それでもコート上はそれ以上と思われ

凄く心配しながら観戦していた

しかもNO1のナダルがマーガレットコートアリーナ

ナダルをなめるな(笑)

第1セット　ナダルのボールは深く

コントロールされていて素晴らしかった

5ゲーム連取して勢いに乗る

６－１で先取した（よし 　その調子）

第2セット　一方的な試合展開でも

ナダルは集中力を高めて攻め続ける

（ナダル、かっこいい～ ）

少しのミスで悔しがり

向上心を常に持って戦っている

決して相手が弱いのではなく

ナダルが強いのだ

主導権は渡してはならない

ナダルのリズムが心地よい

第1ゲーム　約9分のDの末にナダルがブレーク

第4ゲーム　警戒しすぎて慎重になっている

Dになりナダルがネットに出ていき

パッシング決められてブレークされる

第5ゲーム　26ショットのラリーを仕留め

ナダルがブレークに成功

第７ゲーム　ジュムホールがラブゲームでキープ

乗せてはいけない

（さぁ～、ここは気を引き締めて ）

明らかに第1セットとは違う

ナダルもその圧を感じている

その中での第9ゲームのブレークは素晴らしかった

６－３でナダルが獲る　あと1セットだ

第3セット　ファーストサーブの確率が落ちてきている

簡単にキープできない

第1ゲーム　5度のDの末10分かかってのキープ

ここは正念場だ　ナダル耐えてくれ～

何度か耳を気にしている場面がある

ただの汗の影響ならいいが、、、

第4ゲーム　Dになるがここはブレーク出来ず

第6ゲーム　強気に攻めてブレークに成功

ナダルの諦めない姿勢が好きだ

このセット２つブレークして５－１

あと1ゲームだぁ～～～

ナイーブになった瞬間もあった

ここまでくればもう大丈夫だよネ

いつものナダルだ

最後は今日4本目のエースだった

ナダルの陣営は笑顔で余裕の表情だった

スコア以上にエキサイトした

ナダルの試合中はどうしても固くなる

もっと余裕をもって観戦したい

4回戦の相手はシュワルツマン

侮れない相手だがナダルが勝つと信じて

応援するしかない

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　2回戦　

R・ナダル　 　L・メイヤー

　６－３、６－４、７－６（４）　

第３試合のナダルの前の試合が

どちらもフルセットでもつれたため

ナダルの登場はかなり遅れた

日本時間の１４時３５分ごろ～

やっとナダルが現れた（ふぅ～、長かった～）

４勝０敗で迎えたメイヤーとの２回戦

大会３日目　デイセッション

元々ラケットが手についているんじゃないかと

思うくらいスムーズな動き

ラケットを振り切り果敢に攻め続けた

第１セットを６－３で先取したナダル

第２セットも第１ゲームのブレークを守り切り６－４

今日もここまで安心して見守っていた

第３セット　第５ゲームでDまで行くがブレーク出来ず

ナダルのプレッシャーは半端じゃないと思うが

さぁ～、踏ん張りどころ

第６ゲーム　３０－４０　やばいBPが行ってしまった

Dに戻しナダルにアドバンテージ　

ここはナダルがキープした（ほっ ）

どんなに動かされても重心はブレない

離されてはいけない

互いのキープは続く・・・

メイヤーがラブゲームでキープする

ナダルも負けずとラブゲームでキープした

第９ゲーム　Dになる

このチャンスを活かせるかナダル

メイヤーDFでナダルにアドバンテージ

ナダル強烈なフォアで渾身のブレークに成功

今日一番のバモスが出た

第１０ゲーム　ナダルのSFM

ところがメイヤーの圧に押されてしまう

土壇場でブレークされて試合は振り出しに戻る

日は西に傾いてきた

タイブレに突入した

サーブとフォアで崩しながら

ナダルは積極的に勝負に出る

１－１，２－１，３－２，４－２，５－２，５－４，６－４，７－４

ナダルが勝ったぁ～

ナダルは３回戦へと進んだ

W 40      UE 10

理想的な数字を残しナダルは

２時間３８分で３回戦へ行く

ナダルが勝って今すごくホッとしている

試合後のインタビューも笑顔で良かった

ナダルと同じ所でバモスし

ナダルと同じ所で両手を空に掲げた

３回戦は金曜日に行われる

また一緒にVAMOSしよう

VAMOS!! RAFA!!

　全豪オープン　1回戦　

R・ナダル　 　V・エストレーリャ・ブルゴス

　６－１、６－１、６－１　

「ケガもしたし厳しい時期もあった。

だけど僕はテニスへの愛と情熱を持っていた。」

２００１年　１５歳でプロ入りしてから

１７年目の月日が経っていた

ナダルが大きな舞台に戻ってきた

今年初めてのグランドスラム

全豪オープン　ナイトセッション

薄いグレーのノースリとピンクのウェアが眩しかった

対戦相手は３７歳のベテラン

初対決はいつでも緊張する

初戦は難しいとナダルは言っていた

ナダルの膝にはテーピングはなかった

試合はパーフェクトだった

第２セットに一度だけブレークされたが

心配はいらない

ナダルは８度のブレークに成功

まだ１回戦だがナダルの強さが

ひと際　目立っていた

ナダルの凄さはどんなスコアになろうが

全力で戦い手を抜かないところだ

久しぶりの公式戦

緊張もプレッシャーもあったとは思うが

良いパフォーマンスが出来た

ほんとうに嬉しい～

水曜日は２回戦　L・メイヤーと戦う

一戦一戦　どうかケガなく乗り切って欲しい

VAMOS!! RAFA!!