こんにちは
先週更新をさぼった村田です
それでも継続は力なりです
温かく見守ってもらえると嬉しいです
11月1日からラケット・ストリングキャンペーンがスタートします
たくさん種類があってどれを選べばよいか分からないという方のために
今回はストリングの種類と特徴をお話したいと思います
ラケットの性能を大きく左右する「ストリング(ガット)」。
実はラケット本体よりも打球感やスピン、飛び方に影響を与えるほど重要なパーツです
今回は代表的な3種類のストリング「ナチュラルガット」「ナイロンガット」
「ポリエステルガット」について、それぞれの特性とおすすめの使い方を紹介します
ナチュラルガット(Natural Gut)
特徴:
牛や羊の腸を原料とした、最も歴史のあるストリング。
柔らかく、ボールを包み込むような「ホールド感」と「打球感」が最大の魅力です
反発力も高く、少ない力でもしっかり飛んでくれるので、肘や肩への負担も少なめです
メリット:
圧倒的な打球感・フィーリングの良さ
飛びが良くコントロールもしやすい
テンション維持が非常に高い
デメリット:
高価(1張り7,000〜10,000円ほど)
水分や湿気に弱く、耐久性が低い
おすすめ:
「タッチ重視」「快適な打感を求める」「肘に優しいガットを使いたい」方に最適です
肘痛持ちのプレーヤーにもおすすめです
ナイロンガット(Nylon / Synthetic Gut)
特徴:
最も一般的で、価格・性能のバランスが取れたオールラウンドタイプ。
中心にナイロン芯を通し、その周りを細い糸で覆う構造が多く、
反発力と柔らかさのバランスが良いです
メリット:
価格が安くコスパが高い
ほどよい柔らかさと飛び
カラーバリエーションも豊富
デメリット:
ナチュラルほどの打感やテンション維持はない
摩耗によりスピン性能が落ちやすい
おすすめ:
「初中級者」「コスパ重視」「扱いやすいガットを探している」方に最適。
最も多くのプレーヤーがこのタイプを使っています
ポリエステルガット(Polyester)
特徴:
プロ選手や上級者に愛用者が多い、スピン性能と耐久性に優れたガット。
硬めの打球感で、強いスイングをするプレーヤーに向いています
ボールをしっかり“潰す”ように打てるのが特徴です
メリット:
スピンがよくかかる
耐久性が高く、切れにくい
ハードヒッターに向いている
デメリット:
硬くて腕に負担がかかりやすい
テンション維持が悪く、すぐに打感が変わる
おすすめ:
「スピンをかけたい」「ハードヒッター」「試合志向」のプレーヤーにおすすめ
スイングスピードが遅い方やジュニアには少し硬すぎる場合もあります
コーチからの一言
ガットは“消耗品”ではなく“チューニングパーツ”です。
同じラケットでもストリングを変えるだけで打感がガラッと変わります
プレースタイルや腕の負担を考えて、自分に合ったガットを選びましょう
迷ったらコーチに相談してもらえれば、ベストなセッティングを一緒に考えます






















