錦織圭苦戦するが8強 次は最強のジョコビッチと対戦だ

5月14日(木)、錦織圭がイタリアンオープンで初の8強となった。準々決勝では世界一、最強のジョコビッチと対戦する。
「ジョコビッチは今一番強い選手、誰よりも安定したプレーをする選手。
なので崩すのも特にクレーでは難しいと思う。
出足しっかり集中してリズムにのり、
粘って長いラリー戦を制せるように我慢強くプレーし頑張りたい。」と錦織。
錦織圭対ジョコビッチの対戦成績は錦織から2勝3敗
現地16時、日本時間23時以降から行われる予定だ。
オーダー・オブ・プレー
ローマ現地時刻(時差-7時間)
ライブスコア

1505ItaOpn001
第5シードの錦織は初戦である2回戦で、身長2メートル(198cm)のJ.ベセリを破り、3回戦ではV.トロイツキーを苦戦しながらも勝利し8強となった。

「今日もきつい試合ったが、昨日よりリズムに乗れ良いテニスができ、しっかり勝てた。」
「最高のできではなかったが、こうやって2セットで勝てたのは良かった。」
「相手もいる競技なので、いつも100点は難しい。その中で勝てたのは嬉しい。」と準々決勝に進出した錦織は語る。

<<錦織圭3回戦詳細>>
〇5)錦織圭 6-4 6-3 ●V.Troicki(SRB)

第1セット、トロイツキーのサーブ1-2でブレーク・チャンスが来た。

良く拾う錦織、トロイツキーはスマッシュをミス、30-40、
ここから3度錦織にブレーク・チャンスがあったが、4度目のデュース、ドロップ・ショットをネットしてしまう。
ちょっと痛い失敗。キープを許してしまう。(2-2)

このゲームで2度ドロップ・ショットを失敗した。
次にドロップ・ショットを使う時はプレッシャーがかかってしまうな~あ。
どんな時に使うのだろう。

3-3、40-15からデュース
2度目のデュース、
スマッシュはライン上に決まった。
トロイツキーはアウトを抗議するが、ラインが白くなっている。
ナイスキープだ。

第8ゲーム、トロイツキーのサーブはダブルフォルト、15-40と錦織のブレーク・チャンスがまた来た!
トロイツキーのダウン・ザ・ラインがワイド、ここで錦織がブレーク、5-3!

5-3、錦織のサービング・フォ・ザ・セットだが、簡単にはキープできず、デュースに。

21回のラリー、トロイツキーに決められ、2度目のブレーク・ポイント。
深いリターンに錦織のボールは押されロング、ブレーク・バックを許してしまい、5-4。

4-5、トロイツキーのサーブ、23回のラリー戦に勝ち0-30。
トロイツキーのドロップ・ショットを錦織はドロップ・ショット返し、0-40、セットポイント!

トロイツキーのボールはネット、第1セットを7-5、43分で取った。

第2セット

錦織は11ポイト連取で0-40とする。
デュースになるが、2度目のデュースの末にブレーク、2-0!

錦織3-1だが15-40、
30-40から錦織はバックをネットし、ブレーク・バックを許す。(錦織3-2)

続くゲーム、30-40のブレーク・チャンス、
錦織のバックのダウン・ザ・ラインへリターン・エースを決めたか?
と思われたナイスショットだったが、惜しい、僅かにワイド!
トロイツキーはキープ、(3-3)

3-3、体力的にも精神的にも苦しいゲームだったが、キープ、4-3とする。さすが!

トロイツキーのサーブ、3-4、トロイツキーはドロップ・ショットをネット、15-40、
ここで錦織はトロイツキーのファースト・サーブのコースを読み、フォアに入ってきたところを、
ダウン・ザ・ライン、ラインを外側から内側に入るリターン・エース、
ポール回し!!!を決めた。
凄い!トロイツキーもただ認めるだけのショットでブレークする。

5-3、サービング・フォ・ザ・マッチ、
30-30、左右に振り回し、最後はボレーで決め40-30とマッチポイント。

2度目のデュース、3回目のマッチポイントはなんと錦織がダブルフォルト!
錦織でも勝つのにもプレッシャーがあるのだ。

トロイツキーのバックは僅かにワイド
4回目のマッチポイント、バックをネットでデュース。

4回目のデュース、7回目のラリー、ここで錦織はフォアのドロップ・ショットを決めた!
5回目のマッチポイントだ。
トロイツキーのバックのダウン・ザ・ラインは僅かにワイド!

64,63、1時間29分の激戦だった。

次はジョコビッチだ!

大会データー:ATP、WTA男女共催大会
大会正式名:Internazionali BNL d’Italia
ATPカテゴリー:€3,830,295ATP Masters 1000 イタリアンオープン
優勝賞金:€628,100
WTAカテゴリー:$2,183,600 WTA Premierイタリアンオープン 
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/10-5/17.2015

<<準々決勝>>
5)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)
7)D.Ferrer(ESP) vs D.Goffin(BEL)
4)R.Nadal(ESP) vs 8)S.Wawrinka(SUI)
2)R.Federer(SUI) vs 6)T.Berdych(CZE)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 57 62 63 Q)T.Bellucci(BRA)
〇5)錦織圭 64 63 ●V.Troicki(SRB)
〇D.Goffin(BEL) w/o ●3)A.Murray(GBR)
〇7)D.Ferrer(ESP) 61 63 ●Garcia-Lopez(ESP)

〇8)S.Wawrinka(SUI) 76(3) 64 ●D.Thiem(AUT)
〇4)R.Nadal(ESP) 64 64 ●16)J.Isner(USA)
〇6)T.Berdych(CZE) 63 36 76(2) ●F.Fognini(ITA)
〇2)R.Federer(SUI) 63 75 ●15)K.Anderson(RSA)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 76(3) 75 ●J. Vesely(CZE)
男子ドローnet版
男子ドローPDF版
女子はセリーナ・ウイリアムズ、シャラポアなど出場
女子ドロー
土居美咲予選突破本戦入り、奈良くるみは敗れる
予選ドロー

錦織圭この大会後、5月24日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープンだ。


カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:19 | コメントをどうぞ

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