1月18日(月)、オーストラリアン・オープンが始まった。
第7シードの錦織圭は34位のコールシュライバー(32歳ドイツ)を6-4, 6-3, 6-3 の一度もブレークを許すことなくストレートで破り2回戦進出を決めた。
第1セット、錦織のサーブで始まったオープンング・ゲームはラブゲームで難なくキープ。
5―4で迎えた第10ゲームをブレークし、6―4と先取。
第2セットでは2―1の第4ゲームにブレークに成功。
第3セットも第3ゲームをブレーク。
最後は5―3の第9ゲームをブレークして試合を決めた。
グランドスラム大会は32名がシードされているので、34位と言うのはノーシード選手としては最上位ランキングのプレーヤーだった。
錦織圭インタビュー
「簡単ではないが、こんなスコアになるとは想像していなかった。
相手が強くてリスペクトしているので、1セットや2セットは取られるのを覚悟していた。」
「サービスゲームでブレークポイントを与えず、ストロークも調子が良くて、リスクを負い過ぎずにアグレッシブにプレーできた。
感覚がいい。
最初から最後まで結構落ち着いていて冷静にプレーできた。」
「日本人男子で、5人も本戦に出られるのは久しぶり。
若い西岡やダニエルはとてもいい経験になると思う。
伊藤選手も杉田選手ももっともっと良くなる。」
「2回戦の対戦相手、クライチェックはサービスが良い。
相手にアグレッシブなプレーをさせないようにしたい。」
「個人的には16歳のころIMGアカデミーでのルームメイト、一緒に練習した仲だ。
やさしい選手、良い友達の一人。」
「良い練習ができているので、自信を持って行きたい。」
大会データー:2016オーストラリアン・オープン
賞金総額:$44,000,000(約44億円)
優勝賞金(男女同額):$3,400,000(約3.4億円)
準優勝:$1,700,000(約1.7億円)
4強:$750,000(約7500万円)
8強:$375,000(3千7百万円)
4回戦:$193,000
3回戦:$108,000
2回戦:$67,000
1回戦:$38,500(380万円)
128ドロー、ハード
予選1/13-1/16,2016
本戦1/18-1/31,2016
会場:メルボルンパーク ナショナルテニスセンター
メルボルン現地時刻(時差+2時間)
(記事森下泰/塚越亘 写真 Wataru Tsukagoshi CanonEos7D/TennisJapan)