1月20日(水)、オーストラリアン・オープン。
錦織圭の2回戦が行われ、錦織は103位のクライチェック(米国)を6-3,7-6(5),6-3のストレート勝利で32強になった。
クライチェックと錦織は好敵手、16歳のころIMGアカデミーでのルームメイト、一緒に練習した仲良しらしく、終わった時クライチェックは笑顔で錦織を祝福した。
八百長報道で揺れるテニス界だが、本来はこのような姿だ。
「いいスタートが切れ、良いプレーができた。」と錦織。
「第2セットの5―4まではほぼ自分のしたいプレーができていた。
そこで少し足が動かなり、ミスが増えボールも浅くなった。
3セットでしっかり終われて良かった。」
(朝は雨模様で会場の屋根が閉められインドア状態、相手のクライチェックはサーブも良くインドアだと不利と思っていたので)
「朝起きて雨が降っていた時は相当天気を恨み、できればアウトドア状態でやりたいと思ったが、
自分も強い太陽の光を浴びずに、しかも体力を消耗しないで勝てたのは良かった。」と笑顔の会見だった。
第2セットも最初のゲームを15でブレーク、5-4のサーブでセットポイントがあったが、タイブレークに縺れてしまう。
もたつくものの、タイブレークを7-5で取ると、
第3セットは第2ゲームをブレーク、1時間53分で快勝した。
32強は2011年、初の3回戦進出した年から6年連続の快挙だ!
大会データー:2016オーストラリアン・オープン
賞金総額:$44,000,000(約44億円)
優勝賞金(男女同額):$3,400,000(約3.4億円)
準優勝:$1,700,000(約1.7億円)
4強:$750,000(約7500万円)
8強:$375,000(3千7百万円)
4回戦:$193,000
3回戦:$108,000
2回戦:$67,000
1回戦:$38,500(380万円)
128ドロー、ハード
予選1/13-1/16,2016
本戦1/18-1/31,2016
会場:メルボルンパーク ナショナルテニスセンター
メルボルン現地時刻(時差+2時間)
(記事塚越亘 写真 Wataru Tsukagoshi CanonEos7D/TennisJapan)