月別アーカイブ: 2016年4月

バルセロナ決勝 錦織ナダルに悔しい敗戦

4月24日(日)、バルセロナオープン、錦織圭対ナダルの決勝。

決勝戦らしい互角の勝負が演じられた。
互角と言うより錦織がゲームを支配していたが、結果は4-6,5-7の悔しい敗戦だった。

「大事なポイントで、先にミスしてしまった。
多くのチャンスがあったが、それをいくつか取れていれば、結果は違っていたかもしれないが。
ナダルは毎ポイント、毎ゲーム、(あきらめずに拾い返し)、プレッシャーをかけてきたので、ポイント1つ取るのも簡単ではなかった。」と錦織。

ナダルは先週のマスターズ・モンテカルロ大会に続いて2連勝。
ツアー通算69勝目を挙げる。
その内、クレーコートでの優勝は49。1968年のオープン化以降の最多記録保持者ビラスに並んだ。

無題
ⒸBarcelonaOpen/ATP

<<錦織圭対ナダル 決勝詳細>>
●2)錦織圭 4-6 5-7 〇1)R.Nadal(ESP)

独得の緊張感の中、決勝が始まる。
ナダルはいきなり、ダブルフォルトスタート。
しかし40-30から逆クロスを決め、サーブをキープする。

一方の錦織はラブでキープ。1-1

第3ゲーム、15-40と錦織にブレーク・チャンスが訪れる、
錦織のフォアへサービス・エース級、30-40
3球目をフォアへストロークエース、
デュースに持ち込みナダルがキープ

続く第4ゲーム、フォアのミスで30-40と錦織がピンチに!
フォアのショットがロングに、錦織が先にサーブを落とす。1-3
錦織の方が良いテニスをしていたのに。

なんと今度は0-40と錦織にブレーク・バックのチャンスが!
30-40からストローク戦を制し、錦織がブレーク・バック。2-3

40-15からフォアのドロップ・ショットをワイド
逆を突いたフォアのダウン・ザ・ラインをワイド、
デュースに持ち込まれ心配だったが、キープし、3-3

第7ゲームで0-40と錦織にまたまたチャンスが、
バックのダウン・ザ・ラインがワイド、30-40
リターンをネット、デュース
ナダルがキープ。錦織から3-4

簡単にナダルキープか?と思われた第9ゲーム、錦織はデュースに持ち込むがキープされる。

4-5、錦織のサーブ、バックのクロスをワイドにしてしまい、30-40とセットポイントを握られる
短いナダルのリターンをバックでストレートに打ち、ネットにつく錦織、
ナダルはクロスのパス、錦織は飛びつくが、ボレーは短めに、
それをナダルは錦織の動きに合わせボディーに!
そのボールはネットの白帯にあたりパチンと当たりコースが変わりバウンドし、コートに入ってしまう。

ナダルが6-4で第1セットを取る。
錦織の方が良いプレーをし、チャンスが沢山あったが、ナダルが取った。
たぶんポイント数では錦織の方が多いかもしれない。

第2セット

ナダル40-0、簡単にキープか?と思われたが、
ドロップ・ショット、
ボレー、
そしてフォアに回り込みリターン・エースでデュースに持ち込む錦織。
なんと5ポイント連取!
錦織がブレークでスタートする。

ところが、続くゲームを落とす。1-1

第4ゲーム、錦織15-40とピンチ!
30-40の長いラリー戦をナダルが取りブレーク、(錦織から1-3)

第5ゲーム、ナダルサーブで30-40と錦織にブレーク・チャンスがあったが、
6回のデュース、の末にナダルがキープ。(ナダルから4-1)
ナダルの4ゲーム連取だ!

錦織は第6ゲームをラブでキープした。
諦めかけてしまうところだが、錦織らしく、嫌な流れを止めた。(錦織2-4)

15-40とブレーク・バックのチャンス、
リターンをミス30-40となるが、続くポイント、
リターンから攻め、フォアのドロップ・ショットを決めて遂にブレーク・バック。(錦織3-4)

3-4、錦織のサーブ、15-40とピンチ!
フォアで攻め、デュースに
12回のラリー戦を決められ、3度目のブレーク・ポイントも握られる。
ここで錦織にタイムバイオレーションの警告が、憤慨の表情の錦織。
もう1回あったブレーク・ポイントもセーブし、3度目のデュースでキープ、4-4だ!
しぶとさ発揮の錦織!

ナダル、30-0、30-30、そして40-30からボレーを決めてキープ、(ナダル5-4)

4-5、錦織のサーブ、15-15、フォアをネットし15-30、
あと2本で終わり、そんなプレッシャーの中フォアで攻め30-30。
バックのダウン・ザ・ラインをワイド、30-40とマッチポイントを握られる。
ファースト・サーブはロング、
セカンド・サーブから11ショット目、攻め続け、この状況でドロップ・ショットを決めた!デュース。
フォアを回り込みライン上に決めた!!
5-5だ!!!!

第11ゲーム、15でナダルがキープ。

5-6錦織のサーブ、攻めた錦織のフォアが惜しくもワイドで15-15、
12回のショット、ナダルのボールが短くなる、
それを錦織は前に出ながらバックでクロスへ、
ナダルはそれを追いやっと返す、錦織はそれをクロスアングルボレー、
決まった!と思われたボールをナダルはやっとロブで返す、
錦織はそれをハイバックハンドボレーでクロスへ、
なんとナダルはそれをブロックボレーで決めた!
凄いポイントをナダルが取る!15-30
盛り上がる観客とナダル。

攻める錦織、ロブで逃げるナダル、
錦織はスマッシュをロング、15-40と2度目のマッチポイントを握られた!

ファースト・サーブを入れた次のショット、
錦織はフォアをネットにかけてしまった!

ゲームを支配していたのは錦織だったが。

対戦成績は錦織から1勝8敗

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 64 75 ●2)錦織圭

<<準決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 63 ●10)Kohlschreiber(GER)
〇2)錦織圭 63 62 ●6)B.Paire(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 76(1) ●12)F.Fognini(ITA)
〇10)Kohlschreiber(GER) 63 61 ●16)A.Kuznetsov(RUS)
〇6)B.Paire(FRA) 36 75 61 ●M.Jaziri(TUN)
〇2)錦織圭 75 60 ●11)A.Dolgopolov(UKR)

<<3回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 62 ●W)A.Montanes(ESP)
〇12)F.Fognini(ITA) 63 62 ●8)V.Troicki(SRB)
〇16)A.Kuznetsov(RUS) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇10)Kohlschreiber(GER) 67(5) 75 63 ●7)F.Lopez(ESP)

〇6)B.Paire(FRA) 62 64 ●9)P.Cuevas(URU)
〇M.Jaziri(TUN) 76(5) 64 ●A.Zverev(GER)
〇11)A.Dolgopolov(UKR) 64 75 ●Q)K.Khachanov(RUS)
〇2)錦織圭 63 75 ●13)J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 62 ●Granollers(ESP)
〇2)錦織圭 64 62 ●deBakker(NED)
ドローPDF
ドローnet版
予選内山靖崇が挑戦
予選ドロー

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(記事塚越亘 取材協力ⒸBarcelonaOpen/ATP)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 16:11 | コメントをどうぞ

凄い!3年連続決勝!次はナダル

4月23日(土)、バルセロナオープン
スゲー!!!
錦織圭3年連続決勝進出!
クレー王国スペインのバルセロナで!
次はクレーの王者ナダルと対戦だ!

楽しみな決勝は現地4月24日17:30から(日本時間25日未明0:30)
オーダー・オブ・プレー
対戦成績は錦織から1勝8敗

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ⒸBarcelonaOpen/ATP

準決勝で戦ったペアとはこれまで4度対戦し2勝2敗
だが昨年のUSオープン1回戦ではマッチポイントを握りながらの逆転負け、
日本での楽天ジャパン・オープン準決勝でも第1セットを取りながら逆転負けと、2連敗をしている、いわば天敵。

第1セット、錦織が第5ゲームをブレーク。
第9ゲームはペアがなんと連続ダブルフォールト!
「相手のセカンド・サーブを攻める事ができた。
リターンの調子が良かった」。と錦織。
隙のないリターンがペアにプレッシャーをかけたのだろう。
6-3で第1セットを先取。

第2セット
錦織の鋭いリターンで第2ゲームをブレーク。
楽勝か?と思われたが、続く第3ゲームを落としてしまう。
しかしすぐに錦織がまたブレーク。

8ゲーム、錦織はマッチポイントを掴む。
ここでペアがなんとドロップ・ショット返しで、股を開きジャンプしながら股抜きで、ライン際に落とす。
などとアクロバティックな好ショットを連発し粘る。

ペア、最後は股抜きショットをミス。
錦織が苦手としている相手にストレート勝利!
“天敵”を破り、決勝に進出した。

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<決勝>>
2)錦織圭 vs 1)R.Nadal(ESP)

<<準決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 63 ●10)Kohlschreiber(GER)
〇2)錦織圭 63 62 ●6)B.Paire(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 76(1) ●12)F.Fognini(ITA)
〇10)Kohlschreiber(GER) 63 61 ●16)A.Kuznetsov(RUS)
〇6)B.Paire(FRA) 36 75 61 ●M.Jaziri(TUN)
〇2)錦織圭 75 60 ●11)A.Dolgopolov(UKR)

<<3回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 62 ●W)A.Montanes(ESP)
〇12)F.Fognini(ITA) 63 62 ●8)V.Troicki(SRB)
〇16)A.Kuznetsov(RUS) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇10)Kohlschreiber(GER) 67(5) 75 63 ●7)F.Lopez(ESP)

〇6)B.Paire(FRA) 62 64 ●9)P.Cuevas(URU)
〇M.Jaziri(TUN) 76(5) 64 ●A.Zverev(GER)
〇11)A.Dolgopolov(UKR) 64 75 ●Q)K.Khachanov(RUS)
〇2)錦織圭 63 75 ●13)J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 62 ●Granollers(ESP)
〇2)錦織圭 64 62 ●deBakker(NED)
ドローPDF
ドローnet版
予選内山靖崇が挑戦
予選ドロー

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(記事塚越亘 取材協力ⒸBarcelonaOpen/ATP)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:02 | コメントをどうぞ

3連覇まであと二つ 準決勝は天敵ペア

4月22日(金)、3連覇を狙う錦織圭のバルセロナオープン準々決勝が行われ、錦織は準々決勝で第11シードのドルゴポロフを7-5,6-0で破り4強となった。

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ⒸBarcelonaOpen/ATP

一歳年上のドルゴポロフとはジュニア時代からの仲良し。昨年のブリスベン国際ではダブルスを組み準優勝している。
そんな事もありお互いに手の内を知っているだけに大接戦がつづく。

第1セット第10ゲームで4本のセットポイントを錦織は握られたが、そこをしのぐと9ゲーム連取で勝利した。

3連覇まであと二つだが、準決勝では、フランスのペアと対戦する。
対戦成績は2勝2敗
昨年のUSオープンではマッチポイントを握りながら辛い逆転負け、
日本での楽天オープンでも負けてしまっている相手だ。

オーダー・オブ・プレー

錦織圭ブログの中で、今自分ができることを考え、熊本の被災地に、
「自分も使っているマットレスを1000枚、避難所へ送ることにしました。
もう少しの間みなさんには踏ん張ってこの苦難を乗り越えてほしいです。
たくさんの子供たちの笑顔が見れるように僕もテニスコートに全力で向かいます。」と錦織圭。

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<準決勝>>
1)R.Nadal(ESP) vs 10)Kohlschreiber(GER)
2)錦織圭 vs 6)B.Paire(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 76(1) ●12)F.Fognini(ITA)
〇10)Kohlschreiber(GER) 63 61 ●16)A.Kuznetsov(RUS)
〇6)B.Paire(FRA) 36 75 61 ●M.Jaziri(TUN)
〇2)錦織圭 75 60 ●11)A.Dolgopolov(UKR)

<<3回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 62 ●W)A.Montanes(ESP)
〇12)F.Fognini(ITA) 63 62 ●8)V.Troicki(SRB)
〇16)A.Kuznetsov(RUS) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇10)Kohlschreiber(GER) 67(5) 75 63 ●7)F.Lopez(ESP)

〇6)B.Paire(FRA) 62 64 ●9)P.Cuevas(URU)
〇M.Jaziri(TUN) 76(5) 64 ●A.Zverev(GER)
〇11)A.Dolgopolov(UKR) 64 75 ●Q)K.Khachanov(RUS)
〇2)錦織圭 63 75 ●13)J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 62 ●Granollers(ESP)
〇2)錦織圭 64 62 ●deBakker(NED)
ドローPDF
ドローnet版
予選内山靖崇が挑戦
予選ドロー

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(記事塚越亘 取材協力ⒸBarcelonaOpen/ATP)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 07:28 | コメントは受け付けていません。

錦織圭 苦手相手に快勝バルセロナ8強

4月21日(木)、バルセロナオープン3回戦が行われ、3連覇を狙う錦織圭は第13シード、フランスのシャディーを6-3,7-5で破り8強となった。

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ⒸBarcelonaOpen/ATP

「(5-4、サービング・フォ・ザ・マッチ、30-15からダブルフォルトするなどし、そのゲームを落とし)最後に苦しんだが、ストレートで勝てて良かった」。と錦織。

シャディーは1歳半年上、ジュニア時代は3度戦ったが勝てなかった。
その中には2005年の大阪市長杯世界ジュニア準決勝、3-6,4-6の敗戦もある。

そんな事も影響してかプロになってからも2敗。やや苦手としていた相手だった。
ジュニア時代も含め二人の生涯対戦成績は錦織圭3勝5敗

8強になった錦織は準々決勝で第11シードのドルゴポロフと対戦する。
対戦成績はジュニア時代の1勝も含め5勝0敗
オーダー・オブ・プレー

準決勝では、読みずらいプレーで苦手としているフランスのピアーが待っている。
対戦成績は2勝2敗昨年はUSオープン、ジャパオープンと2連敗だ!

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<準々決勝>>
1)R.Nadal(ESP) vs 12)F.Fognini(ITA)
10)Kohlschreiber(GER) vs 16)A.Kuznetsov(RUS)
6)B.Paire(FRA) vs M.Jaziri(TUN)
2)錦織圭 vs 11)A.Dolgopolov(UKR)

<<3回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 62 62 ●W)A.Montanes(ESP)
〇12)F.Fognini(ITA) 63 62 ●8)V.Troicki(SRB)
〇16)A.Kuznetsov(RUS) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇10)Kohlschreiber(GER) 67(5) 75 63 ●7)F.Lopez(ESP)

〇6)B.Paire(FRA) 62 64 ●9)P.Cuevas(URU)
〇M.Jaziri(TUN) 76(5) 64 ●A.Zverev(GER)
〇11)A.Dolgopolov(UKR) 64 75 ●Q)K.Khachanov(RUS)
〇2)錦織圭 63 75 ●13)J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 62 ●Granollers(ESP)
〇2)錦織圭 64 62 ●deBakker(NED)
ドローPDF
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予選内山靖崇が挑戦
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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 09:41 | コメントは受け付けていません。

錦織圭バルセロナ初戦勝利

4月20日(水)、錦織圭にとって前の試合はマイアミ・オープンでのマスターズ大会準優勝、舞台はハードコートから赤土のクレーコートへと変わり錦織は3連覇のかかるバルセロナオープンに出場した。

錦織の初戦が行われ、錦織は世界102位のデバッカー(27、オランダ)を6-4,6-2,危なげなくわずか1時間8分で完勝した。

Barcelona Open Banc Sabadell 2016
ⒸBarcelonaOpen/ATP

「風が強くプレーしずらかったが、良い感じでプレーできた」

「ベースラインの後ろで打ち合えば、ヨーロッパの選手にかなわない。」
そうならないように、錦織は少しでも前で、相手の浅くなったボールでは積極的に踏み込み攻撃する。

「クレーの本場、強い選手はたくさんいる厳しい大会。
一試合ずつしっかり戦って、大会の後半まで行ければ・・・・」。と錦織。

3回戦は第13シードのシャディーと対戦する。

3連覇を成すにはこれから毎日試合をこなさなくていけないハードスケデュールだ。
オーダー・オブ・プレー

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<3回戦>>
1)R.Nadal(ESP) vs W)A.Montanes(ESP)
8)V.Troicki(SRB) vs 12)F.Fognini(ITA)
16)A.Kuznetsov(RUS) vs Q)R.Stepanek(CZE)
7)F.Lopez(ESP) vs 10)P.Kohlschreiber(GER)

6)B.Paire(FRA) vs 9)P.Cuevas(URU)
A.Zverev(GER) vs M.Jaziri(TUN)
11)A.Dolgopolov(UKR) vs Q)K.Khachanov(RUS)
2)錦織圭 vs 13)J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇1)R.Nadal(ESP) 63 62 ●Granollers(ESP)
〇2)錦織圭 64 62 ●deBakker(NED)
ドローPDF
ドローnet版
予選内山靖崇が挑戦
予選ドロー

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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 09:23 | コメントをどうぞ

錦織圭次は18日からのバルセロナオープン

錦織圭、今年のヨーロッパツアー、第一戦は4月18日より始まるバルセロナオープン
4月13日(水)の夜にバルセロナ入り、大会3連覇を狙い、現地で調整している。
ドローPDF(第1シードナダル、第2シード錦織圭)
予選からは内山靖崇が挑戦予選ドロー

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2015年2連覇を決めプールにジャンプ!ⒸBarcelonaOpen/ATP

スペインと言えばナダル始め、最強のクレーの選手達がいるところ、
赤土のレッドクレー王国、その本場バルセロナで優勝!
それも2年連続!
柔道の聖地、講道館で外人が優勝してしまうようなもの。

大会データー
大会名:Barcelona Open Banc Sabadell
ATPカテゴリー:€2,265,235 ATP500 BarcelonaOpen
48ドロー、レッドクレー
会場:Real Club de Tenis Barcelona
バルセロナ現地時刻(時差-7時間)
期間:4/20-4/26,2015

<<2回戦>>
2)錦織圭 vs DE BAKKER(NED)orW)E.YMER(SWE)
ドローPDF
ドローnet版

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:41 | コメントをどうぞ

錦織圭マスターズ初優勝ならず 試合後会見

4月3日(日)、アメリカ、フロリダ州で行われたマイアミオープン
この大会はマスターズ1000と言い、グランドスラム大会に次ぐ格付けの大会だ。

初優勝に王手をかけた錦織圭、決勝で現在最強のプレーヤー、NO.1のジョコビッチと対戦した。

「(ジョコビッチに対しては今までの戦いかたでなく)何かを少し変えなくてはいけないと思う。」と臨んだ決勝だったが、錦織らしいプレーを封印され、3-6,3-6で敗れた。

-2016.03.apr.miamiopen.Final-Hs-27979 (2)

「出だしは凄く良かった
この気持ちで、いいポイントを続けていけるよう考えていた。」

「が、想定していた、あのディフェンスと粘り強いプレーで、
やっぱなかなか、1セット通して自分のベストのテニスをして彼を打ち破れなかった。
どんどんプレッシャーがかかりブレークもされてしまった。」

「ブレーク・バックした3-4でもうちょっと立ち直れれば良かった。
サーブが全く入ってなかったので、キープするのが今日は難しかった。」

「もうちょっと本当は攻撃的に行きたかった。
セカンドセットは作戦を変えて攻めていこうと思っていたが、
風もあり、なかなか思うようにボールが打てなかった。」

「ロングラリーになったときほとんどポイントを落としていたので、
打たない方が良いのか?打った方が良いのか?
迷いなかなかうまくいかなかった。」と決勝戦を淡々と振り返る。

「良い試合も今週は多かったので、凄く収穫が多かった一週間だと思う。」
とインタビューの最後には次の大会に向けた言葉で締めくくった。

次の舞台はヨーロッパ、クレーコートのシーズンだ。

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:Miami Open男女共催大会
ATP Tour 1000:ATPTour1000 Miami
賞金総額:$7,037,595(約7.5億円)
優勝賞金:$1,028,300(約1.2億円)1000ポイント
準優勝:$501,815(約6千万円)600ポイント
4強:$251,500(約3千万円)360ポイント
8強:$128,215(約千4百万円)180ポイント
4回戦:$67,590(7百万円)90ポイント
3回戦:$36,170(4百万円)45ポイント
2回戦:$19,530(2百万円)25ポイント
1回戦:$11,970(百万円)10ポイント
大会会場:The Tennis Center at Crandon Park
期間:3/24-4/03 2016
現地時刻(時差-13時間)

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<決勝>>
1)N.Djokovic(SRB) 63 63 ●6)錦織圭

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(5) 64 ●15)D.Goffin(BEL)
〇6)錦織圭 63 75 ●24)N.Kyrgios(AUS)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 63 ●7)T.Berdych(CZE)
〇15)D.Goffin(BEL) 36 62 61 ●18)G.Simon(FRA)
12)M.Raonic(CAN) vs 24)N.Kyrgios(AUS)
〇6)錦織圭 46 63 76(3) ●16)G.Monfils(FRA)

<<4回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●14)D.Thiem(AUT)
〇7)T.Berdych(CZE) 64 36 75 ●10)R.Gasquet(FRA)
〇15)D.Goffin(BEL) 75 63 ●L)H.Zeballos(ARG)
〇18)G.Simon(FRA) 60 61 ●L.Pouille(FRA)

〇12)M.Raonic(CAN) 60 63 ●D.Dzumhur(BIH)
〇24)N.Kyrgios(AUS) 76(3) 63 ●An.Kuznetsov(RUS)
〇6)錦織圭 62 64 ●17)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇16)G.Monfils(FRA) 67(5) 63 63 ●26)G.Dimitrov(BUL)

マレー、ソンガ、フェレールなど敗れる!
<<3回戦>>

〇6)錦織圭 62 62 ●A.DOLGOPOLOV(UKR)
〇26)G.Dimitrov(BUL) 671 64 63 ●2)A.Murray(GBR)
〇17)Bautista Agut(ESP) 26 63 76(3) ●9)J.Tsonga(FRA)
〇L.Pouille(FRA) 67(1) 76(4) 75 ●8)D.Ferrer(ESP)
14)D.THIEM(AUT) 62 62 ●Q)西岡良仁

ナダル、ワウリンカ初戦で敗れた!
<<2回戦>>

〇6)錦織圭 62 76(4) ●Q)Pierre-Hugues Herbert(FRA)
〇Q)西岡良仁 64 64 ●21)F.LOPEZ(ESP)
〇Kuznetsov(RUS) 64 63 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇D.Dzumhur(BIH) 26 64 3-0ret. ●5)R.Nadal(ESP)
〇16)G.MONFILS(FRA) 63 62 ●Q)伊藤竜馬

西岡良仁、伊藤竜馬マスターズシリーズ初1回戦勝利
<<1回戦>>

〇Q)西岡良仁 63 64 ●L)J.DONALDSON(USA)
〇Q)伊藤竜馬 76(3) 62 ●N.MAHUT(FRA)
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西岡良仁 伊藤竜馬 見事予選突破!
予選ドロー

大坂なおみシード破り32強
女子本戦ドロー
女子予選ドロー

錦織圭ブログ
錦織圭ATPデーター

(記事塚越 亘 photo/HiroshiSato 協力内田暁、錦織清志)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 10:21 | コメントをどうぞ

錦織圭 初マスターズ王手 決勝ジョコビッチと

4月1日(金)、アメリカ、フロリダ州で行われているマイアミオープン
準決勝が行われ、錦織圭は第24シード、豪州のキリオスを6-3,7-5で破り、まだ一度も取っていないマスターズ1000、初優勝に王手をかけた。

-2016.31.mar.miamiopen.Q.F.-Hs-23375 (2)

前日の準々決勝モンフィス戦では5つのマッチポイントを逃れ、2時間29分の激闘を戦い抜いた。
「(連日の試合と激戦の疲れで)ぼーっとしていたけど、その中でもいい試合ができた」と。
第1セットは2ブレーク、わずか29分、6-3で取る。

第2セットは先にブレークし、3-0となるゲームポイントもあったが、そこを落とすと一転互角の展開に。

第12ゲーム、タイブレークになると思われたが、デュース後、2つ目のマッチポイント、どちらに転んでもおかしくない展開でボレーを決めて勝利した。
「6-5のゲームでしっかり取れて良かった」。

決勝では今最強のプレーヤー、NO.1のジョコビッチと対戦する。
錦織対ジョコビッチの対戦成績は錦織の2勝6敗

「(ジョコビッチに対しては今までの戦いかたでなく)何かを少し変えなくてはいけないと思う。」

「明日の練習前にしっかり相談して、何をするか、明確にして練習しなくてはいけない。
一日あくのは凄く助かる。気持ち的にも体力的にも」

「無理をしすぎても2セット続かないと思うし、ある程度自分のテニスをしないといけないと思う。
その中でたぶん、凄い長いラリーになるのも考えながらプレーしていくと思う。
良いテニスができているので、今日みたいな感じで、そんなに焦らず、チャンスを見極めて打っていければ・・・・」と錦織。

期待の決勝は4月3日(日)の13時、日本時間では4日(月)の早朝2時からだ。

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:Miami Open男女共催大会
ATP Tour 1000:ATPTour1000 Miami
賞金総額:$7,037,595(約7.5億円)
優勝賞金:$1,028,300(約1.2億円)1000ポイント
準優勝:$501,815(約6千万円)600ポイント
4強:$251,500(約3千万円)360ポイント
8強:$128,215(約千4百万円)180ポイント
4回戦:$67,590(7百万円)90ポイント
3回戦:$36,170(4百万円)45ポイント
2回戦:$19,530(2百万円)25ポイント
1回戦:$11,970(百万円)10ポイント
大会会場:The Tennis Center at Crandon Park
期間:3/24-4/03 2016
現地時刻(時差-13時間)

<<決勝>>
6)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(5) 64 ●15)D.Goffin(BEL)
〇6)錦織圭 63 75 ●24)N.Kyrgios(AUS)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 63 ●7)T.Berdych(CZE)
〇15)D.Goffin(BEL) 36 62 61 ●18)G.Simon(FRA)
12)M.Raonic(CAN) vs 24)N.Kyrgios(AUS)
〇6)錦織圭 46 63 76(3) ●16)G.Monfils(FRA)

<<4回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●14)D.Thiem(AUT)
〇7)T.Berdych(CZE) 64 36 75 ●10)R.Gasquet(FRA)
〇15)D.Goffin(BEL) 75 63 ●L)H.Zeballos(ARG)
〇18)G.Simon(FRA) 60 61 ●L.Pouille(FRA)

〇12)M.Raonic(CAN) 60 63 ●D.Dzumhur(BIH)
〇24)N.Kyrgios(AUS) 76(3) 63 ●An.Kuznetsov(RUS)
〇6)錦織圭 62 64 ●17)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇16)G.Monfils(FRA) 67(5) 63 63 ●26)G.Dimitrov(BUL)

マレー、ソンガ、フェレールなど敗れる!
<<3回戦>>

〇6)錦織圭 62 62 ●A.DOLGOPOLOV(UKR)
〇26)G.Dimitrov(BUL) 671 64 63 ●2)A.Murray(GBR)
〇17)Bautista Agut(ESP) 26 63 76(3) ●9)J.Tsonga(FRA)
〇L.Pouille(FRA) 67(1) 76(4) 75 ●8)D.Ferrer(ESP)
14)D.THIEM(AUT) 62 62 ●Q)西岡良仁

ナダル、ワウリンカ初戦で敗れた!
<<2回戦>>

〇6)錦織圭 62 76(4) ●Q)Pierre-Hugues Herbert(FRA)
〇Q)西岡良仁 64 64 ●21)F.LOPEZ(ESP)
〇Kuznetsov(RUS) 64 63 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇D.Dzumhur(BIH) 26 64 3-0ret. ●5)R.Nadal(ESP)
〇16)G.MONFILS(FRA) 63 62 ●Q)伊藤竜馬

西岡良仁、伊藤竜馬マスターズシリーズ初1回戦勝利
<<1回戦>>

〇Q)西岡良仁 63 64 ●L)J.DONALDSON(USA)
〇Q)伊藤竜馬 76(3) 62 ●N.MAHUT(FRA)
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西岡良仁 伊藤竜馬 見事予選突破!
予選ドロー

大坂なおみシード破り32強
女子本戦ドロー
女子予選ドロー

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錦織圭ATPデーター

(記事塚越 亘 photo/HiroshiSato 協力内田暁、錦織清志)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:30 | コメントをどうぞ

5つのマッチポイントを逃れ逆転勝利詳細

錦織圭さすが勝負師!凄い!
-2016.31.mar.miamiopen.Q.F.-Hs-21851
<<準々決勝>>
〇6)錦織圭 4-6 6-3 7-6(3) ●16)G.モンフィス(FRA)

オープンング・ゲームをブレークされる。

20回のラリー戦、錦織のドロップ・ショット、そしてロブが惜しくもロングなどで、
モンフィスキープ、2-0

錦織は第4ゲーム、ラブでブレーク・バック、2-2

しかしダブルフォルトで錦織は落とす。2-3

モンフィスは深いボールを送り、
フィジカルを生かしたサーブやセンスあるパッシング・ショットなでポイントを取る。

モンフィス、5-4、40-30のセットポイントはサービス・エース
モンフィスが取る

第2セット

第4ゲームをブレーク、3-1

5-3、ラリー戦を制し、錦織が取り返す。

ファイナル・セット

第3ゲーム、モンフィスのサーブ、15-40とブレーク・チャンス
フォアの逆クロスで攻め勝ち2-1とブレークする。

錦織4-3のサーブ、
10回のラリー戦、フォアをワイド、30-40
ブレーク・ポイントを握られるがデュースに、

デュース、モンフィスのバックはオン、2度目のブレーク・ポイント
モンフィスは1球ごとに声を出し、ブレーク・バック 4-4

モンフィスは気合を入れ素晴らしいプレーを連発40-0だったがデュースに。

ここでモンフィスがTへサービス・エース!
どうにかモンフィスがキープした。モンフィス5-4

両者凄い!バトルが続く。

4-5、錦織のサーブ、
13回のラリーで攻めるが、13回目のショット選択、ドロップ・ショットをネット!0-15
セカンド・サーブはネットに跳ねられ、なんとここでダブルフォルト!痛い!0-30!
5回目のフォア、深いボールに押され、錦織はクロスをワイドにアウト、
0-40とマッチポイントを握られた!

プレッシャーがかかり、3つの弱気なプレーが出てしまったのか?
カーリング女子決勝戦、日本対スイス、
日本の最後のスキッパーは真ん中に入れれば2ポイント入り1点差で勝てる最後の投球だったが、
信じられないぐらいオーバーし外してしまった。

気持ちが大きく占める勝負の怖さ。

絶体絶命のピンチ!

モンフィス、バックのリターンをネット、15-40
セカンド・サーブ、モンフィスの勝負をかけた高いリターンはロング、30-40
セカンド・サーブ、6回のラリー、モンフィスのバックはネット!

しのいだ!
錦織、デュースに持ち込む。

修造サーブからバックでクロスに決め、アドバンテージ・サーバー
どちらに転ぶかわからない展開、錦織はバックを深くワイドでまたデュース

モンフィスのクロスのチョップリターンが返ってきた、
それを錦織はクロスにワイドしてしまい、
またまたピンチ、4度目のマッチポイントだ!

このピンチを錦織は積極的にフォアで攻めネットにつめる、
良く打ち抜かれたボールは深く決まった!

3度目のデュース、アドバンテージ錦織、
モンフィスはセカンド・サーブのリターンでバックのダウン・ザ・ラインを決め、またデュース

4度目のデュースの末にキープした。
なんと4つのマッチポイントをセーブして。

モンフィスはほとんど疲れ切っている様子を見せるがキープする。

錦織のサーブ、5-6、両者共に凄い執念でボールを追う。
凡プレー、イージミスがなく2度目のデュースに、

深く攻める錦織だが、9回目のラリーをロングしてしまい
5度目のマッチポイントを握られる

5度目のマッチポイント(最初のマッチポイントから18分20秒後とモニターに出る)
サーブの次にフォアのドロップ・ショットを放つ、
それを追うモンフィスはクロスに打つ、
それを錦織は手をいっぱい伸ばしフォアのボレーでオープンに決めた!
危ないポイントだったが、マッチポイントをまたまた逃れた。

3度目のデュースでも決まらない。
4度目のデュースの末にキープした。
このゲームだけで約8分36秒かかった。

タイブレーク

ドロップ・ショットからパスをロングでモンフィスが先に落とし、3-1

錦織もバックのダウン・ザ・ラインをワイドにし、ミニ・ブレーク・バックされる4-3

錦織のドロップ・ショットをモンフィスがドロップ・ショット返ししたがネット、錦織5-3とリード
13回続いたラリー戦、モンフィスのフォアがロング、
錦織が6-3とマッチポイントを掴んだ

ファースト・サーブからフォアのクロスをオープンに決め、7-3。
錦織が絶体絶命のピンチから勝った!!!!

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 05:19 | コメントをどうぞ

錦織圭 絶体絶命から大逆転4強!

3月31日(木)、アメリカ、フロリダ州で行われているマイアミオープン

錦織圭の準々決勝が行われ、錦織はファイナル・セット、4-5、自分のサーブで0-40と絶体絶命の状態になる。
3連続マッチポイントを握られながらも、そこから信じられない
-2016.31.mar.miamiopen.Q.F.-Hs-23737 (2)
逆転勝利を飾った。

対戦相手は世界16位、フランスのG.モンフィス(29歳)、ずば抜けた身体能力を持つスポーツセンス抜群のプレーヤー。
その後もあと2つマッチポイントを握られたが、錦織はそれも逃れる。

「最後の方はマッチポイントを何本もつかまれ、メンタル的にも体力的にもきつかったが、
最後まで集中して、1本1本やった。」と錦織。

このピンチの状況で1本1本やる事は簡単そうに聞こえるが、なかなかできない。

タイブレークでも先にミニ・ブレークするが、ミニ・ブレーク・バックされ追いつかれる展開に。

この試合、錦織圭の師匠、松岡修造だったら自分でストーリーを考えすぎて勝ち切る事はできなかっただろう。

試合後のインタビューであのピンチの場面を錦織は:
「ブレークバックされて、さらにあの4-5、自分のサーブ、
風下でもあったので、少し焦って早く決めにいってしまい、0-40となった。
気持ち的にはほぼ終わったと思っていた。」

「なるべくファースト・サーブを入れて、
(0-40)までは焦って落としたのでもう少しスピンを多くして入れいった。」

「(あと2つあった)そのほかのマッチポイントも半分諦めもあったが、
なるべく思い切って打っていくようにした。」とその状況を分析説明してくれた。

準決勝は現地4月1日(金)の19時(日本時間では土曜日の朝の8時)になった。
対戦相手は第12シード、カナダのM.ラオニッチを6-4,7-6(4)で破った第24シード、豪州のキリオスとなった!

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:Miami Open男女共催大会
ATP Tour 1000:ATPTour1000 Miami
賞金総額:$7,037,595(約7.5億円)
優勝賞金:$1,028,300(約1.2億円)1000ポイント
準優勝:$501,815(約6千万円)600ポイント
4強:$251,500(約3千万円)360ポイント
8強:$128,215(約千4百万円)180ポイント
4回戦:$67,590(7百万円)90ポイント
3回戦:$36,170(4百万円)45ポイント
2回戦:$19,530(2百万円)25ポイント
1回戦:$11,970(百万円)10ポイント
大会会場:The Tennis Center at Crandon Park
期間:3/24-4/03 2016
現地時刻(時差-13時間)

<<準決勝>>
1)N.Djokovic(SRB) vs 15)D.Goffin(BEL)
6)錦織圭 vs 24)N.Kyrgios(AUS)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 63 ●7)T.Berdych(CZE)
〇15)D.Goffin(BEL) 36 62 61 ●18)G.Simon(FRA)
12)M.Raonic(CAN) vs 24)N.Kyrgios(AUS)
〇6)錦織圭 46 63 76(3) ●16)G.Monfils(FRA)

<<4回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●14)D.Thiem(AUT)
〇7)T.Berdych(CZE) 64 36 75 ●10)R.Gasquet(FRA)
〇15)D.Goffin(BEL) 75 63 ●L)H.Zeballos(ARG)
〇18)G.Simon(FRA) 60 61 ●L.Pouille(FRA)

〇12)M.Raonic(CAN) 60 63 ●D.Dzumhur(BIH)
〇24)N.Kyrgios(AUS) 76(3) 63 ●An.Kuznetsov(RUS)
〇6)錦織圭 62 64 ●17)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇16)G.Monfils(FRA) 67(5) 63 63 ●26)G.Dimitrov(BUL)

マレー、ソンガ、フェレールなど敗れる!
<<3回戦>>

〇6)錦織圭 62 62 ●A.DOLGOPOLOV(UKR)
〇26)G.Dimitrov(BUL) 671 64 63 ●2)A.Murray(GBR)
〇17)Bautista Agut(ESP) 26 63 76(3) ●9)J.Tsonga(FRA)
〇L.Pouille(FRA) 67(1) 76(4) 75 ●8)D.Ferrer(ESP)
14)D.THIEM(AUT) 62 62 ●Q)西岡良仁

ナダル、ワウリンカ初戦で敗れた!
<<2回戦>>

〇6)錦織圭 62 76(4) ●Q)Pierre-Hugues Herbert(FRA)
〇Q)西岡良仁 64 64 ●21)F.LOPEZ(ESP)
〇Kuznetsov(RUS) 64 63 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇D.Dzumhur(BIH) 26 64 3-0ret. ●5)R.Nadal(ESP)
〇16)G.MONFILS(FRA) 63 62 ●Q)伊藤竜馬

西岡良仁、伊藤竜馬マスターズシリーズ初1回戦勝利
<<1回戦>>

〇Q)西岡良仁 63 64 ●L)J.DONALDSON(USA)
〇Q)伊藤竜馬 76(3) 62 ●N.MAHUT(FRA)
本戦ドローnet版
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西岡良仁 伊藤竜馬 見事予選突破!
予選ドロー

大坂なおみシード破り32強
女子本戦ドロー
女子予選ドロー

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(記事塚越 亘 photo/HiroshiSato 協力内田暁、錦織清志)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:18 | コメントをどうぞ