月別アーカイブ: 2016年5月

錦織 ガスケのスパープレーに8強逃す!

5月29日(日)、パリ、フランス。
フレンチ・オープン4回戦が行われ、錦織圭は第9シードのガスケ(29歳)に4-6,2-6,6-4,2-6で残念ながら敗れてしまった。

「ベスト4や優勝できるチャンスがあるとおもっていたので、もったいない。
悔しい。」と錦織。

二人の対戦成績は錦織から2勝6敗
錦織は2008年デルレイビーチ優勝、USオープン16強となり凱旋出場したジャパンオープンでガスケと初対戦した。

その時ガスケは期待の18歳を6-1,6-2のストレートで破る。
それ以来錦織はガスケに対しては思うようなプレーができず、6連敗していた。

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今年になりバルセロナで初勝利、マドーリドでも勝利し2連勝、ガスケ対策はできていた。

第1セット,4-2とリード、錦織サーブ、これをキープすれば、5-2となるゲーム。
デュースになった時に、それまでもポツリ、ポツリと感じていた雨が、本格的な大雨になり試合は中断する。

もうあたりは悪天候で暗く再開は無理かと思われた。
もしかしたら錦織ももう今日は試合はない、と思っていたのではないか?

ところが、1時間の中断後に再開。
その中断中にガスケは心の整理がついたのか?
どんなアドバイスを全仏に2度優勝しているブルゲラから受けたのか?

ガスケのトップスピンのプレーが冴える。
一方の錦織は珍しくミスが多い。
ガスケに得意なプレーを封印された。

「中断後、ボールが重くなり、いいショットが打てなかった。
晴れていれば、もっと早い展開にできていたかもしれない。
そこの調整ができなかった。」と錦織。

<<珍しく錦織らしいプレーができなかった4回戦詳細>>
●5)錦織圭 4-6 2-6 6-4 2-6 〇9)R.GASQUET(FRA)

昨日は途中すごい豪雨だった。
今日も怪しい天気だ。

ガスケとの試合はセンターコートの第3試合。
今日、日曜日のメインイベントにしてきた。

ガスケは15歳の時のフレンチ・オープンに初出場している。
2回欠場するが、今日で13回目。
8強になった事はまだない。

昨日パリで大人気者のツォンガが棄権負けしている。
フランス人プレーヤーで一人残ったガスケに期待がかかる。

4時15分過ぎに二人が登場する。

錦織のサーブで始まる。
回り込みフォアダウンザライン、
フォアハーフボレー、
バッククロスの3連続ウィナーを決める。
ラブゲームキープ、調子良いぞ!!

ガスケの最初のサーブはセンターラインへサービス・エース、
錦織がフォルトじゃない?と主審を呼び抗議すると、大きなブーイングが!
これも気をつけなくては、観客を敵にまわさないように。
ガスケもラブでキープ1-1。

錦織の第3ゲーム、
ガスケのバッククロスはいつもより、ヘビーにスピンをかけて来る。
それにはまって、フォアのミスが出る。
ダブルフォルトもあり、0-40。
15-40からバックをロング、錦織が先にサーブを落とす!1-2、

ガスケの第4ゲーム、
錦織はポジションを前に取って、ライジングでバックダウンザラインへ先に攻める。
フォアダウンザラインアプローチからフォアドロップボレーウィナーを決め、0-40とブレーク・バックのチャンスが。
30-40、15回のラリー戦を制し、2-2とブレーク・バック。
これは大きい!

錦織の第5ゲーム、
錦織のバックスライスクロスアプローチからフォアドロップボレーウィナー、40-0。
これはチャンとさんざんやっていたパターン練習!
見事にはまる。
3-2と錦織がキープする。

ガスケの第6ゲーム、
錦織のバックダウンザラインリターンからすぐにバックドロップウィナー。
これも練習していたよ!15-15。

30-30、からガスケがミスを連発、錦織がブレーク、4-2とリードだ!

錦織の第7ゲーム、傘をさす人が増えてきた。
錦織、バックをワイドで30-40とピンチ!

31回のラリー、錦織はバックダウンザラインへ。
ガスケはそれを返せずネット、デュースだ。

ここですごい大雨!
4時57分、中断。

この雨はもう試合はできないのでは?
あたりももう真っ暗だ。
絶対にできないのでは…と思いきや、6時前にシートをはがして、やる態勢だよ!すごい!

1時間4分の中断、6時1分、
錦織の第7ゲーム、デュースから再開する。
バックのダウン・ザ・ライン、
フォアをロング、錦織は続けて2本ストロークミス。
3-4とブレーク・バックされてしまった。痛い!!

4-4、錦織の第9ゲーム、
錦織のフォアダウンザラインアプローチをガスケのバックアングルパスウィナー、15-40とブレーク・ポイントを握られる。
何でここに入るの?というところだ。

30-40、フォアに回り込むがロング!
錦織のストロークミスが大きく、はっきりしている。マズイ!
ブレークされ、4-5。

5-4、ガスケのサービング・フォ・ザ・セット、
15-15からサービスセンターからガスケのバックダウンザラインウィナーを決める。
40-15のセットポイント、サービスワイドからガスケのバックダウンザラインウィナー!
逆をつき、第1セットをガスケが取る。

錦織のストロークミスが目立つ、
対するガスケは中断後から調子を上げて来た。
マズイ展開!

第2セット

錦織の第1ゲーム、
錦織フォアボレーからフォアドロップボレーウィナー!
上手いが、怖いよ!
力で押しきりたい。

ガスケのバックアングルからフォアボレーウィナー。
相手のほうが積極的にプレーしている感じ。
ガスケのミスしない跳ねるスピンに超苦労している錦織。

40-30とデュースでゲームポイントがあったが、キープできず。
ガスケの弾むボールをバックとフォアでネット!
サービスを落とす。

ガスケのサービスのコースはいいし、ストロークをミスしないし、全くつけいるスキがない。
ガスケにキープされ、再開されてから6ゲーム連続で取れていない。0-2。
今日は厳しい!!!!!

1-3、錦織の第5ゲーム、
ガスケのバックは全て入って来る。
そこに速く打ち込んでも、平気な顔をしてショートバウンドで速く返して来る。
ガスケのバックアングルからダウンザラインウィナー。絵に書いたようなパターン!
パリの観客はおおもりあがり!

30-30からのチャンスボールもミス、錦織らしくない。

錦織のバックのダウン・ザ・ライン、今日は入らない。
頼みの綱が全くなくなった。

2回目のブレーク・ポイント、ガスケにバックのダウン・ザ・ラインを決められた!1-4。

コートチェンジで頭をかかえる錦織。

リターンも全然入らない。ガスケ5-1とする。

5-2、ガスケのサービング・フォ・ザ・セット、
リターン・エースを取るものの、
錦織のフォア逆クロスのドロップ・ショットもガスケのバッククロスウィナーで30-15。
もう足が動くので、はまらない!

40-15のセットポイント、
ガスケのバックダウンザラインウィナー。
もう何やっても入るよ!
2セットダウン

第3セット

さあ、後がないぞ!

ガスケの第2ゲーム、
3連続リターンミス。
しかも、セカンドもリターンミス。1-1。

錦織の第3ゲーム、
錦織のスマッシュも返すガスケ。
30-30でウォッチミスした錦織。
何やっても裏目に出る。

逆クロスドロップでデュース。
錦織のフォア逆クロスからグランドスマッシュエース。
初めてぐらいのきれいなポイント。2-1キープ。

落としていたら、100%負けだった。

ガスケの第4ゲーム、0-30とチャンス到来か?
ところが、24回のラリー、フォアのクロスがワイド。
そしてネット、ワイドと40-30に。

デュース、セカンドでTへサービス・エースを決めガスカがキープ。2-2。

錦織の第5ゲーム、
ガスケのコーチングで主審に注意された。

ラブでキープ、3-2、流れが錦織に来たか?

4-4、錦織のサーブ、
早い展開、凄い打ち合い、前に出るガスケ、錦織のダウン・ザ・ラインのパスはわずかにワイド。
5回目のラリー、フォアはロングで0-30とピンチ。

錦織のスマッシュをバックでブロックし、前に出るガスケ、
錦織はクロスにパスを決めた。
スマッシュも返してしまうガスケのゲームに対する集中が凄い。

デュース、
錦織のバッククロスからフォアクロスボレーウィナー。
ナイスサーブでキープ。
「イエーイ!」と吠える錦織。

ガスケ4-5のサーブ、
前に出てボレーで決め、15-15
ガスケ、ダブルフォルト、15-30
8回目、フォアに回り込みラインに沿って決める15-40と錦織のセットポイント!

最初のセットポイントはTへのサービス・ウイナーを決められたが、
30-40、バックのスライスのパスで決めた!!!!!

6-4、反撃開始だ!!!

試合は2時間を経過

第4セット

錦織の最初のサーブ、30-30、
ガスケのバックのダウン・ザ・ラインが決まる、30-40

デュース後にもアドバンテージ・ガスケとなる
26回の凄いラリー戦、ガスケが決める、
思い切り打って来るのが、全て入って来る!
いきなりブレークするガスケ。

第2ゲーム、
ガスケのバック&フォア連続ダウンザラインウィナー。
ガスケのほうが完璧に振り抜いている。
ガスケ15でキープ、錦織0-2。

第4ゲーム、ガスケ2-1、
バックのダウン・ザ・ラインを決め30-30
サービス・エース、サービス・ウイナーを決める。 ガスケ3-1だ。

1-3、錦織のサーブ、
ファーストでポイントが取れないばかりか、今日4本目のダブルフォルト!15-30。

30-30からオープンへのフォアをミス、珍しい錦織のミス
フォアをネットに!
2本続けてミス、1-4と大ピンチに!!
力が入り過ぎ。

4-1、ガスケ、30-0、
ラケットを変えるがフォアのリターンをロング、40-0
錦織のチャンスボールを3本連続ミスだ。

1-5となりそうなところをデュースに持ち込む、ここからだ!
しかし錦織はバックをネットに。
6回目のバックは僅かにワイド、1-5となってしまった!

5-2、ガスケのサービング・フォ・ザ・マッチ、
錦織のリターンがアウト、15-0
高いところにきたバックのり
バックをネット、40-0とマッチポイントを握られる。

バックのダウン・ザ・ラインを錦織はミス、
ガスケはコートに大の字に寝転んで、喜びを爆発させる。

当たりまくりのガスケ。
今日のプレーはすごすぎる〰!

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

オーダー・オブ・プレー

<<準決勝>>
1)N.DJOKOVIC(SRB) vs 13)D.THIEM(AUT)
2)A.MURRAY(GBR) vs 3)S.WAWRINKA(SUI)

<<準々決勝>>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 63 75 63 ●7)T.BERDYCH(CZE)
〇13)D.THIEM(AUT) 46 76(7) 64 61 ●12)D.GOFFIN(BEL)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 62 61 76(7) ●RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇2)A.MURRAY(GBR) 57 76(3) 60 62 ●9)R.GASQUET(FRA)

<<4回戦>>
〇1)N.DJOKOVIC(SRB) 36 64 61 75 ●14)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇7)T.BERDYCH(CZE) 63 75 63 ●11)D.FERRER(ESP)
〇13)D.THIEM(AUT) 62 67(2) 61 64 ●M.GRANOLLERS(ESP)
〇12)D.GOFFIN(BEL) 46 62 62 63 ●E.GULBIS(LAT)

〇RAMOS-VINOLAS(ESP) 62 64 64 ●8)M.RAONIC(CAN)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(5) 67(7) 63 62 ●22)V.TROICKI(SRB)
〇9)R.GASQUET(FRA) 64 62 46 62 ●5)錦織圭
〇2)A.MURRAY(GBR) 76(9) 64 63 ●15)J.ISNER(USA)

<<3回戦>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇6)S.HALEP(ROU) 46 62 63 ●大坂なおみ

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
〇14)A.VANOVIC(SRB) 75 61 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 17:18 | コメントをどうぞ

3時間半の死闘制し錦織圭16強

5月27日(金)、パリ、フランス。フレンチ・オープン

3回戦が行われ、錦織圭がベルダスコとのフルセットの死闘を6-3,6-4,3-6,2-6,6-4で制し、2年連続16強になった。

3時間21分
勝った!と言う大きなガッツポーズはない、
K303
「フーウ」と大きく息をすい、戦い抜いた安堵感を見せる。

ポイント数では錦織の151に対してベルダスコの方がそれより3ポイント多い154。

2セットアップするものの、そこからはベルダスコの攻撃テニスに押され気味の展開。
9本以上続くロングラリーは強いはずの錦織が、この日はベルダスコにポイント数で下回った。

「最初の2セットの後は、ずっと彼のペースだった。
粘り勝てて良かった」

早くから紅潮している錦織の顔を見ると、その日の暑さ、そして緊張がわかる。
松岡修造だったら勝ち切れなかったのでは、
たぶん、痙攣が起きてしまっていただろう?
(ゴメンナサイ修造、公私共々大変お世話になっているのに、こんな書き方をして)

4回戦は世界ランク12位で第9シードのガスケ(29歳)と対戦する。
二人の対戦成績は錦織から2勝6敗。2008年デルレイビーチ優勝、USオープン16強で凱旋出場したジャパンオープンで初対戦から6連敗していた。

「ガスケには(先月のマドリードとローマで勝っているので、)少なからず、苦手意識はなくなった。
すべきことはわかっている。」
マドリードオープン、7度目の正直?の末に、遂にガスケ破った

フレンチ・オープン9回優勝のナダルが左手首の痛みで3回戦を棄権した。

オーダー・オブ・プレー

<<3時間21分の3回戦死闘詳細>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

ベルダスコは32歳とは言え、ノーシードの中では最も恐ろしい。爆発力を持った危険なプレーヤー。
最高に強かったころのナダルにクレーで勝っているので。

ベルダスコのゲームで始まる。
バックへ跳ねてくるのを錦織はバッククロスウィナー。ライジングで打ちまくる。
いきなりブレークのスタート。

と思ったら、錦織の第2ゲーム、
3つ目のブレーク・ポイントで、ベルダスコにバッククロスのドロップ・ショットを決められブレーク・バックされる。1-1
このドロップ・ショットにこれほど苦しめらえるとは、この時は思わなかった。

ベルダスコの第3ゲーム、
錦織のバックダウンザラインからフォアクロスドロップウィナー。お返しだ。
2-1とまたブレーク・バック。

最初からお互いのハイレベルなプレーのスタートダッシュだ!

ベルダスコの第9ゲーム、
まぶしいのか?やけに2人ともガシャミスが多い。

15-400のセットポイント、
ベルダスコ、一つはサービスワイドエースで逃れた。

二つ目のセットポイント、
ベルダスコのバッククロスミス。
6-3と錦織。
ベルダスコもいいストロークする中、第1セットを取ったのは大きい。

第2セット、錦織の第1ゲーム、
錦織はショートバウンドで打っても、フォアクロスはサイドに逃げてウィナー。
どんな動体視力とスイングの速さだよ!
1-0とキープ。

ベルダスコはまた大きなひとり言!?コーチと話しているよ!
よくやるのです。彼とフォニーニは・・・。集中力が欠けてきた証拠でもあるが・・・。
しかし、よくしゃべる。ポイントごとにしゃべるのだ!

錦織の第5ゲーム、
ベルダスコのフォアアングルウィナー。
ドッシリと腰を落として落ち着いて打ってきた。この方が怖い。
2-3とブレークされる。

ベルダスコの第6ゲーム、
今日はサービスにスピンを強くかけて、気持ち良くリターンさせないようにしているのか?
しかし、一発でドンと来た方が嫌だなあ!

錦織の上手いタイミングのロブで3-3とブレーク・バック。

錦織の第7ゲーム、
ベルダスコのバッククロスドロップからバックアングルボレーウィナー。
もうこれに翻弄されっぱなしだ!
3-4とまたもやブレークダウン。

ベルダスコの第8ゲーム、
錦織はリターンのポジションをかなり、ファーストもセカンドも下げてきた。
しっかり深く打って、ラリーで勝負という展開に持ち込む。
ミスを誘うのだ。4-4とブレーク・バックに成功。

錦織の第9ゲーム、
15-30でサービスセンターエース。
欲しい時に1本来た~!これは大きいぞ!
5-4とキープ。

ベルダスコの第10ゲーム、
錦織のフォアンアグルパスウィナー。上手く角度に持って行った。

30-40のセットポイント、
ベルダスコのフォアダウンザラインがアウト。
6-4で錦織が苦しみながらもこのセットを取る。

これでベルダスコが切れて???、簡単に勝つのではと思っていたが。

第3セット、
錦織の第1ゲーム、
3回のデュース。3つのブレーク・ポイントを逃れて、1-0とキープ。
これは良かったが・・・。

しかし、ベルダスコのバックドロップの確率と入る場所がありえないぐらいすごい!
昔、クエルテンが初めて出てきて優勝したが、4連続ドロップ・ショットウィナーを見たのは衝撃だった。
これに近いぞ!

ベルダスコの第2ゲーム、
15-40から急に開き直って、エースを含む速いファーストが入ってきた。1-1キープ。

錦織の第3ゲーム、
ベルダスコのジャンピングフォアドロップショットウィナー。
打ち込むと見せかけて、ドロップ。
バックしか打たなかったのに、
これにはむかついただろうなあ!錦織は。
1-2とブレークダウン。

しかも、ここで観客が余計なウェーブをやり始める。

ベルダスコの第6ゲーム、
ダブルフォルトが絡んで、3-3とブレーク・バック。

しかし、次の錦織のゲームもダブルフォルトで3-4と落す。

ここからギアを上げて終わらすのに、ギアが完全に下がって、逆にベルダスコが落ち着いてきた。
ひとり言がなくなって、集中してきたよ。

錦織の第9ゲーム、
錦織のバッククロスミス。3-6で落とす。
自分のサービスゲームを落として、セットダウンはヤバイ!

第4セット

錦織の第4ゲーム、
また、ベルダスコのバックドロップからバックアングルボレーウィナー。
そして、最悪のダブルフォルト。
1-3とブレークダウン。
どうもピリッとしないなあ!

ベルダスコの第7ゲーム、
6回のデュース、2回のブレーク・ポイント。
これを取ればまだ行けたのだが・・・。

210キロのサービス・エース、211キロのサービスウィナー。
キープされる。錦織から2-5だ!

錦織の第8ゲーム、
また、ベルダスコのフォアダウンザラインウィナー。
2-6でこのセットも自分のゲームを落として終わる。
一番やってはいけないパターン。暗雲が立ち込める。

ファイナルセット

ドキドキして迎える。

ベルダスコの第3ゲーム、
錦織のフォアスライスが深くて、いいポイントが久しぶりにあった。
キープされ、1-2だが、いい兆しが見えた。

しかし、後は一発勝負。ベルダスコが数ポイント爆発したらヤバイぞ!

ベルダスコの第5ゲーム、
錦織のフォアダウンザラインウィナー。
腰が低くなって、集中し直してきた感じだ。

バックダウンザラインウィナーで30-40、
ここで錦織のバッククロスアプローチが厳しい。
3-2とブレーク。
錦織は声に出さずにガッツポーズ!
よほど取りたかったのだろう!これは大きいぞ!

ベルダスコの第9ゲーム、15-40とマッチポイント!
ベルダスコのフォア逆クロスウィナーなどで挽回。

まだ、死んでいないベルダスコ。かなり、いいプレーをしている。
ここ最近でベストな試合だろう!
ここで締めずにベルダスコはキープ。(錦織5-4)

錦織5-4の第10ゲーム、
ラリー戦、ベルダスコが放ったドロップ・ショットを錦織は拾って、浮いてきたボールをバックで思い切り引っぱたく。
これまでのうっぷんを晴らすかのように。

40-15と3つ目のマッチポイント、
なんと錦織はチャンスボールをフォアクロスにアウト。
本当かよ!

4つ目のマッチポイント、
最後は錦織のフォアダウンザラインウィナー。
やっと取ったよ~!

6-4で錦織の勝利~!
3時間21分の死闘だった!

これは本当によく勝った!
見事としか言いようがない。

ベルダスコのサービスやストロークも良かったが、何と言ってもバックドロップの確率と量は何なんだ~!
それを使われたら、ほとんど、ポイントが取れていないのでは・・・。
しかし、耐えた~!
錦織~お疲れ様~!

錦織インタビュー
「3セットの目の序盤に彼のフォアが強烈になってきた。
相手が打ち始めてきたので、かなり主導権を握られた。
スピンが跳ねてきて3セット目4セット目は苦しかった。」

「バックの高い所を狙われた。
ファイナルセットには前に入るようにしてライジングなどを難しかったがやった。
すると相手が少し焦ってミスが増えてきた。」

「相手のドロップ・ショットは上手かった。
すごく切っていて、雑なドロップ・ショットもあったが、大半はスピンで返せないほど良かった。
最後の方は少し対処できたが、それまでは大変だった。」

「次のガスケはローマなどで少なからず、苦手意識はなくなった。
すべきことはわかっている。」

「(地元ガスケに応援して)観客がクレージーになるので、気をつけながらやりたい。
ここが一番お客さんはヒートアップする。
ブーイングが簡単に出るので基本的には気にしないのが一番重要だと思う。」

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

<<3回戦>>
〇5)錦織圭 6-3,6-4,3-6,2-6,6-4 ●F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇6)S.HALEP(ROU) 46 62 63 ●大坂なおみ

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
〇14)A.VANOVIC(SRB) 75 61 ●奈良くるみ

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

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男を捨て?錦織圭32強 強え~!

5月25日(水)、パリ、フランス。フレンチ・オープン

錦織圭の2回戦が行われ、錦織は世界40位、ロシアのクズネツォフ(25才)を6-3,6-3,6-3で破り32強となった。

いきなり早い展開での打ち合になるが、ランキングを上げ、登り調子のクズネツォフの強打が勝る。
1-3となった時、錦織は「男を捨て??て、強打勝負を諦め」たと言う。

「いつも以上に高いボールを混ぜたり、タイミングをずらしたり」してクズネツォフのプレーを封じ5ゲーム連取で第1セットを取る。

その後は格の違いを見せて3回戦進出を決めた。
3回戦はスペインのベテラン、32歳のベルダスコ(52位)と対戦する。

準々決勝で対戦が予想される第2シードのマレーは今日も大苦戦、1回戦に続きフルセットでやっと勝利。
マレーの調子は決して良くないので錦織にとっては昨年の8強を上回るチャンス到来か!

k102

<<男を捨てペースを変えた2回戦詳細>>
〇5)錦織圭 6-3 6-3 6-3 ●A.KUZNETSOV(RUS)

クズネツォフには2010年イーストボーン、4-6,1-3まで戦い棄権負けしている。

錦織のサーブで始まるが、30-40といきなりピンチ。
錦織、伝家の宝刀、バック、ダウン・ザ・ラインのウィナーなどで逃れる。
ファーストも決め、1-0とキープ。

クズネツォフの第2ゲーム、
クズネツォフは細身だが、ストロークは固い。
ラリー戦ではどちらかというとクズネツォフの方が主導権を握っている。

1-1、相手もキープする。

今日は天気が良く、コートも速そう。
早い展開の試合が。
このスピードに相手が合っている。

錦織の第3ゲーム、
クズネツォフのフォアクロスアプローチ。
その前にストロークで押しているのでパスが抜けない。

3つ目のブレーク・ポイントで取られて、1-2とダウン。

クズネツォフはかなりいいボールを打ってくる。
フォア、バック共にクロスが特にいい。
完全に錦織は守備に回っている。
速いボールの打ち合いでは今日は厳しいかも1-3となる。

クズネツォフから3-2の第6ゲーム、
錦織のバックアングルをクズネツォフのバックダウンザラインのスーパーショット!

外からポール回しだ。これは参りました。30-0と調子に乗りそう!

「1-3まで行って打ち合いを諦めて、下がったり、テンポを変えないといけないと思った。
高いボールを混ぜて、テンポを変えた。
男としてつらい判断をした。」と頭を使い作戦変更の錦織。

錦織はフォアのスピンの量を上げて、ムーンボール程でないが、高いボールを混ぜてきた。
相手の打ち気をそらした感じだ。
そうしておいて、錦織のバックアングルウィナー。
4ポイント連取!
最後のポイントは24回のラリー戦を制し、ブレーク・バック3-3。

錦織の第7ゲーム、
緊張感ある中、錦織がフォアのドロップ・ショットウィナー。
この柔らかさは何だろうね?
このゲームから錦織のボールが深くなってきた。
特にバックがいい。4-3

クズネツォフの第8ゲーム
クズネツォフのフォアドロップアプローチを錦織は前に走って、取るのもギリギリかと思ったが、
それを真ん中にパスで決めた!
勇気と絶妙なバランスだ!
その後、(ボディーを狙い申し訳ない)とキチンと手を上げるのが錦織のいいところでもある。

セットを取られてもおかしくない1-3から5ゲーム連取で第1セットを取る。

5-2とブレークして、錦織の第8ゲーム、
3回目のデュース、最後はサーブ&バックボレーをネットミス。
ブレークされたが、よくここで出て行ったよ。
後に繋がるプレーだ。(錦織5-3)

2つ目のセットポイント、
最後は錦織のバックダウンザラインウィナーできれいに決めた。
6-3で第2セットも取る。

「思い切りバンバン打って勝てたらいいが、相手は胸の位置の下からは両サイドに打てるので、
高いボールを送り、ボールのペースを遅くして自分のペースに持ち込めた。
ハードならつらい相手になると感じていた。」

「第2セット、第3セットになって、フォアやバックダウンザラインが思い切って打てるようになってきた。
久しぶりだったので最初様子を見過ぎていた。」

第3セット、クズネツォフの第6ゲーム、
クズネツォフのフォアクロスがアウトして、4-2になると、錦織は大きな声で「イエーイ!」気合を入れた。

最後のマッチポイントはまたもや、錦織のバックダウンザラインウィナー。
かっこよく決めた。
ここは本当にいいなあ~!1時間48分。

「ベルダスコ戦は今日よりは思い切りドンドン速いペースに持ってきたい。
クレーで優勝もしているし、タフな相手です。」

「シューズが変わったので気合が入ります(笑)。
黒のウェアで気合が入ります(笑)。」と笑顔でインタビュールームを後にした錦織だ。

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

錦織圭は第5シードで準々決勝でマレーと対戦するボトムハーフのドロー。
最強のジョコビッチ、フレンチ・オープン9回優勝のナダルなどはトップハーフだ。

オーダー・オブ・プレー

<<3回戦>>
5)錦織圭 vs F.VERDASCO(ESP)

<<2回戦>>
〇5)錦織圭 63 63 63 ●A.KUZNETSOV(RUS)
〇3)S.WAWRINKA(SUI) 76(7) 63 64 ●ダニエル太郎

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子3回戦>>
〇大坂なおみ vs 6)S.HALEP(ROU)

<<女子2回戦>>
〇大坂なおみ 63 63 ●LUCIC-BARONI(CRO)
奈良くるみ vs 14)A.VANOVIC(SRB)

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.HALEP(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:28 | コメントをどうぞ

全仏1回戦 雨ニモマケズ 2日かけ勝利

5月22日(日)、23日(月)パリ、フランス。
錦織圭のフレンチ・オープンが始まった。

錦織圭、1回戦でイタリアのシモーネ・ボレリと対戦。
雨の中断、順延などがあり2日がかり、6-1 7-5 6-3でやっと勝利した。

何の因縁か、ボレリと戦う時はすんなりとは終わらない。
対戦成績は錦織の2-0だが、両試合共にフルセット。
2014年のウィンブルドンではミドルサンデーの休養日を挟んで3日がかりの勝負に。

そして今回もまた6-1,7-5,2-1と第3セットをリードしたところで雨のため、翌23日に順延された。
試合時間はたった2時間だが、22日センターコートの1時ごろに始まる予定だった試合が終わったのは翌日の5時半を回っていた。

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錦織圭試合後の会見
「簡単ではないが、基本的にはリラックスして試合に臨んだ。
昨日も18時まで試合して、今朝も早かった。昨日で終わらせていれば良かったが。

今日の出足は風があってあまり良くなかった。
でもしっかり早めに終わってホッとしている。

昨日は思い出せないぐらい雨の中での試合、
雨粒が目には入るわ・・・・で大変だった。
上手く集中力を保ってできたと思う。

メンタル的には大変疲れたが、グランドスラムの試合は1日おきのスケデユールなので、フィジカル的には大丈夫だ。
トレーニングによって、怪我が少なくなっているし、
大会中にもやれることをやって、積み重ねているので、段々と体ができている。
試合後もトレーニングをすることによって、怪我予防に繋っている。

ボレリには負けた記憶があるのですが、ありませんか?」
(錦織は接戦で負けたと思っているらしい。このボケかたはいかにも錦織圭らしい!!)」

<<2日間かかった1回戦詳細>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)

22日、日曜日、センターコートで始まる。
第1セットは、わずか1ゲームしか相手に許さず、26分で取る。

第2セットも好調3-0とするが、ボレリも粘り、混戦に。
5-4とリードしたところで、雨のため、約2時間45分、中断。

再開後、2度のセットポイントをセーブするボレリ、5-5。
錦織ラブでキープし、6-5。

第12ゲーム、ボレリ5-6のサーブ、
11回目のラリーをネット、30-40とセットポイント

13回目のラリー、今度はロング
錦織が第2セットも7-5で取った。

第3セット、錦織2-1、
現地18時15分過ぎに雨も強くなり、中断、結局順延される。

23日も朝から雨、5時に試合再開。

3-3、ダブルフォルトで30-40とブレーク・ポイントを握られたが、
2度のデュースの末にキープ、4-3。
錦織、ダウン・ザ・ラインを決め、拳を握りガッツポーズ!

エンジンがかかり始める。
ダウン・ザ・ライン、フォアのクロスなど決め、15-40,
ボレリのバックはネット、5-3だ!

5-3、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
フォアに打ち込まれ、15-40とまたピンチ!
デュースに持ち込む。

2度目のデュース、
10回のラリー戦、ボレリのフォア逆クロスでオープンを狙ったショットはアウト!

2度目のマッチポイント、錦織はセンターへファースト・サーブ、
そのボールはセンターライン上、Tへサービス・エースだ!

雨ニモマケズ錦織圭が2回戦へ進出した。

集中力さすが!!

大会オフィシャルHP:フレンチ・オープン
賞金総額:€32,017,500(40億円)
優勝賞金:€2,000,000(2億5千万円)
準優勝: €1,000,000(1億3千万円)
ベスト4: €500,000(7千万円)
ベスト8: €294,000(3.5千万円)
4回戦: €173,000(2千万)
3回戦: €102,000(1.4千万)
2回戦: €60,000(700万円)
1回戦: €30,000(350万円)
128ドロー、赤土クレー
会場:Rolandgarros
期間:5/22-6/05,2016
パリ現地時刻(時差-7時間)

錦織圭は第5シードで準々決勝でマレーと対戦するボトムハーフのドロー。
最強のジョコビッチ、フレンチ・オープン9回優勝のナダルなどはトップハーフだ。

オーダー・オブ・プレー

<<2回戦>>
5)錦織圭 vs A.KUZNETSOV(RUS)
ダニエル太郎 vs 3)S.WAWRINKA(SUI)

<<1回戦>>
〇5)錦織圭 61 75 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇ダニエル太郎 36 46 75 64 3-0ret. ●M.KLIZAN(SVK)
男子シングルスドロー

<<女子2回戦>>
奈良くるみ vs 14)A.VANOVIC(SRB)
大坂なおみ vs LUCIC-BARONI(CRO)

<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 57 63 2-0ret.●D.Allertova(CZE)
〇大坂なおみ 64 75 ●32)J.Ostapenko(LAT)
〇6)S.Halep(ROU) 62 60 ●日比野菜緒
〇21)S.Stosur(AUS) 62 46 63 ●土居美咲
女子シングルスドロー

11人が予選に挑戦、西岡良仁が決勝ラウンドまで進出したが!
西岡良仁(114位)、伊藤竜馬(108)、添田豪(152)、守屋宏紀(218)の4人が挑戦
男子予選ドロー
尾崎里紗(127位)、桑田寛子(151)、加藤未唯(153)、日比万葉(178)、江口実沙(182位)、澤柳璃子(188)、穂積絵莉(220)7人
女子予選ドロー

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(記事 塚越亘,Y.Morishita, T.Terashima, photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:41 | コメントをどうぞ

惜しい錦織圭 ジョコビッチと大激戦

5月14日(土)、イタリアのローマで行われているマスターズシリーズ、イタリアンオープン

錦織圭対ジョコビッチの準決勝が行われた。
3時間を越える激戦はファイナル・セットに縺れこみ、タイブレークに。
タイブレークでは3-1と錦織がリードしたが、残念ながら6-2,4-6,6-7(5)で敗れた。
トータルポイントではジョコビッチが取った数は112、錦織は一つ少ない111だった。

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「(作戦を練り、ジョコビッチの攻撃)パターンを頭に入れていたのでコースがわかった。」と言う錦織が第1セットを取る。

さすがNO.1のジョコビッチ、第2セットに入りしぶとくプレー、
10度目のブレーク・チャンスを取る。
これがこの試合、初めてのブレークに成功したポイント、しかもそれはセットポイントだった。

流れはジョコビッチに、ファイナル・セットも4-1とする。

連戦の疲れから右脚付け根を痛めていた錦織、普通のプレーヤーだったらここで簡単に諦めてしまうところだが、
「(ジョコビッチに勝ちたいという)気持ちとアドレナリンでなんとか乗り越えて戦っていた」。

1-5となってしまうブレーク・ポイントを凌ぎ、諦めずにここから反撃を開始する。

4-5自分のサーブではマッチポイントを握られながらもキープ。

タイブレークでは3-1とリードしたのだが。

<<大接戦 錦織対ジョコビッチ詳細>>
●6)錦織圭 6-2 4-6 6-7(5) 〇1)N.Djokovic(SRB)

先に第3ゲームをブレークする錦織。

第4ゲーム、ブレーク・ポイントを掴まれるが、
ジョコビッチの動きに逆をつき、フォアのクロスを決めデュース、
キープする。3-1

第7ゲーム、
バックのダウン・ザ・ラインを決めまたブレーク5-2とした!

Tへサービス・エース、40-15
ジョコビッチのフォアがワイド、
第1セットを6-2で取った。

第2セット

錦織サーブの第2ゲーム、
ダブルフォルトで0-30、
バックをネットで0-40とピンチ!
バックのダウン・ザ・ラインを決めるなどし、デュースに持ち込む。

デュースでも1回ブレーク・ポイントを掴まれたたが、ドロップ・ショットで逃れる。
4回目のデュースの末にキープした。
良く0-40からキープの錦織だ。1-1

イタリアンオープンでは2014、2015年連続優勝、13連勝中のジョコビッチ

キープが続く

第6ゲーム、
あっち向いてホイ、ドロップ・ショットを決める

ジョコビッチ、リターンをボールボーイに強く返したために、
ウォーニングを取られる
嫌な間のあきかただったが、キープ、3-3

3-4、錦織のサーブ、
レベルを上げ、先に攻めるジョコビッチ、0-30
22回のショット、ジョコビッチのバック深くのボールに押され、15-40
ここでも2つのブレーク・ポイントをセーブし、デュースに

このゲームもキープした錦織、ここまで、ブレーク・ポイントを9本セーブ、まだブレークを許さない!

ジョコビッチはラブでキープ、ジョコビッチから5-4とする。

4-5、錦織のサーブ30-30、
錦織のバックはネットに当たり短くネットイン、
そのボールをジョコビッチはドロップ・ショットで決めた!

30-40とセットポイント。
ジョコビッチにとってはこの試合、10回目のブレーク・チャンス、
この試合、まだ1度もとっていないブレーク・ポイントだったが、

錦織はフォアをネットにかけてしまった!

このゲーム、
15-15になったポイントはジョコビッチのオンライン、
30-30になったポイントは錦織のフォアのクロスが僅かにワイド、
30-40になったポイントはネットイン、
セットを取られたフォアはネットの白帯に、
どちらに転んでもおかしくない、ほんの僅かの差だった。

ファイナル・セット

第2ゲーム、デュース後のブレーク・ポイント、
ジョコビッチに押され、ミスショット、サーブを落とす。0-2

徐々に形勢がジョコビッチに!

続くゲームでブレーク・バックのチャンスが2度あったが、
そこでジョコビッチがナイスサーブから攻め、キープ、3-0

折れそうな所、デュース後にキープする。錦織1-3
諦めないところが凄い!

第6ゲーム、1-4、錦織のサーブ、
フォアをネットの錦織30-40。
ブレーク・ポイントを握られるが、3度目のデュースの末にキープ、2-4

17回目のラリー、ジョコビッチのダウン・ザ・ラインがワイド、
3040とブレーク・バックのチャンスが錦織に訪れる。

デュース後の3度目のブレーク・チャンス、
ジョコビッチがミス、遂にブレーク・バックした3-4だ。

錦織キープし4-4
大歓声 盛り上がる会場

第9ゲーム、ジョコビッチ、ダブルフォルトで15-30、
ここで左右に攻め、ネットに詰めた錦織だったが、惜しくもボレーネット!
勝負を左右する凄いポイントだった。
ジョコビッチがキープする。さすが!

4-5、錦織のサーブ、
フォアがワイドで15-30
30-30から前に出るがフォアクロスパスを決められ30-40、マッチポイント
フォアの逆クロスで逆をつき凌ぐ錦織。

キープ、5-5

ドロップ・ショットがネットイン、サービスキープのジョコビッチ
錦織はラブキープ

タイブレーク

ジョコビッチのドロップ・ショットがネット
1-0とミニ・ブレークのスタート

ジョコビッチがミニ・ブレーク・バック1-1

ジョコビッチのフォアがワイド、またミニ・ブレーク3-1

錦織のバックがロング、ミニ・ブレークの数は並ぶ。3-3
ここで錦織がまさかのダブルフォルト!痛い3-4だ!

錦織のフォアのリターンはネット、3-5
錦織のバックはロング、3-6とジョコビッチにマッチポイント

11回目、フォアのダウン・ザ・ラインを決め、4-6
ジョコビッチのフォア逆クロスはワイド、5-6

Tへきたサーブ、錦織のフォアのリターンはネット、

惜しかった!
素晴らしい試合だった。
もう一息!

悔し敗戦を糧に頑張れ錦織圭!

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

大会データー:ATP、WTA男女共催大会
大会正式名:Internazionali BNL d’Italia
ATPカテゴリー:€4,300,755ATP Masters 1000 イタリアンオープン
優勝賞金:€717,315(9千万円)
 準優勝:€351,715(4千500万円)
ベスト4:€177,015(2千万円)
ベスト8:€90,010
3回戦:€46,740
2回戦:€24,640
1回戦:€13,305
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/9-5/15.2016
ローマ現地時刻(時差-7時間)

<<決勝>>
〇2)A.Murray(GBR) 63 63 ●1)N.Djokovic(SRB)

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 26 64 76(5) ●6)錦織圭
〇2)A.Murray(GBR) 62 61 ●L)L.Pouille(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 75 761(4) ●5)R.Nadal(ESP)
〇6)錦織圭 63 75 ●13)D.Thiem(AUT)
〇L)L.Pouille(FRA) w/o ●J.Monaco(ARG)
〇2)A.Murray(GBR) 61 75 ●12)D.Goffin(BEL)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 06 63 62 ●T.Bellucci(BRA)
〇5)R.Nadal(ESP) 67(3) 62 64 ●N.Kyrgios(AUS)
〇13)D.Thiem(AUT) 76(2) 64 ●3)R.Federer(SUI)
〇6)錦織圭 61 64 ●11)R.GASQUET(FRA)

〇L)L.Pouille(FRA) 64 61 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇J.Monaco(ARG) 67(5) 63 64 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇12)D.Goffin(BEL) 60 60 ●8)T.Berdych(CZE)
〇2)A.Murray(GBR) 60 64 ●J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 57 62 63 ●V.Troicki(SRB)
ドローPDF
ドローnet版

5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン が始まる。

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(記事 塚越亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:29 | コメントをどうぞ

錦織圭伊オープン4強 またジョコビッチと対戦

5月13日(金)、ローマで行われているマスターズシリーズ、イタリアンオープン

錦織圭は今シーズン大活躍しているオーストリアのティエムと対戦した。昨日フェデラーをストレートで破った選手だ。

クレーコートの試合らしい、コートをはじからはじまで使ったテニスが展開される。
大喜びの観客。
結果は6-3,7-5、お互いにブレーク・チャンスが何度もあったゲーム展開だった。

「ティエムのボールが重く、自分の思い通りにはプレーできず、出だしから難しかった。
それでも重いボールをしっかり打てて、相手のミスを誘えられ勝てた。」

錦織がイタリアンオープンで初めて4強に進出した。
準決勝ではジョコビッチと対戦する。

「しっかり体調を戻し、ジョコビッチ戦に頑張りたい。」と錦織。

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<<競り合った準々決勝詳細>>
〇6)錦織圭 6-3 7-5 ●13)D.Thiem(AUT)

第3ゲームを先にブレークされるが、
第6ゲーム、短く返ってきたボールをバックのストレートで決め、ブレーク・バック3-3、
第8ゲームもブレーク、
6-3で第1セットを取った。

第2セット

第3ゲーム、
ドロップ・ショットからスピンのかかったロブでポイントを取るなど、錦織のうまさが目立つ。
2度錦織にブレーク・チャンスがあったが、ティエムがキープ。

第4ゲーム、ネットインなどがあり、錦織0-40とピンチ!
しのぎ3度目のデュースの末にキープした!
大きい!

第5ゲーム、ティエムのサーブ、15-40とまたブレーク・チャンス!
合計3度のブレーク・チャンスがあったが、ティエムがキープ。

第10ゲーム、錦織のサーブ、
バックのダウン・ザ・ラインをライン上に決めキープ、5-5とする。
お互いにブレーク・チャンスがあるが、ここまでサービスキープが続く。

第11ゲーム、錦織はラブでブレーク!
土壇場でブレークし6-5だ!

6-5、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、30-30、
攻めるティエムがフォアの逆クロスを決め30-40とブレーク・バックのチャンスを掴む。
ティエムのバックがフレーム、デュースに持ち込んだ錦織。

ティエム、バックをロング、マッチポイント!
ラリー戦、先にストレートに打ち攻撃する錦織、
16回目のショット、ティエムのバックはワイド。

「ティエムのボールが重く、自分の思い通りにはプレーできず、出だしから難しかった。
それでも重いボールをしっかり打てて、相手のミスを誘えられ勝てた。」

錦織がイタリアンオープンで初めて4強に進出した。
準決勝ではジョコビッチと対戦する。

「しっかり体調を戻し、ジョコビッチ戦に頑張りたい。」と錦織。

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

大会データー:ATP、WTA男女共催大会
大会正式名:Internazionali BNL d’Italia
ATPカテゴリー:€4,300,755ATP Masters 1000 イタリアンオープン
優勝賞金:€717,315(9千万円)
 準優勝:€351,715(4千500万円)
ベスト4:€177,015()
ベスト8:€90,010()
3回戦:€46,740()
2回戦:€24,640()
1回戦:€13,305()
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/9-5/15.2016
ローマ現地時刻(時差-7時間)

<<準決勝>>
6)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)
2)A.Murray(GBR) vs L)L.Pouille(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 75 761(4) ●5)R.Nadal(ESP)
〇6)錦織圭 63 75 ●13)D.Thiem(AUT)
〇L)L.Pouille(FRA) w/o ●J.Monaco(ARG)
〇2)A.Murray(GBR) 61 75 ●12)D.Goffin(BEL)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 06 63 62 ●T.Bellucci(BRA)
〇5)R.Nadal(ESP) 67(3) 62 64 ●N.Kyrgios(AUS)
〇13)D.Thiem(AUT) 76(2) 64 ●3)R.Federer(SUI)
〇6)錦織圭 61 64 ●11)R.GASQUET(FRA)

〇L)L.Pouille(FRA) 64 61 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇J.Monaco(ARG) 67(5) 63 64 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇12)D.Goffin(BEL) 60 60 ●8)T.Berdych(CZE)
〇2)A.Murray(GBR) 60 64 ●J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 57 62 63 ●V.Troicki(SRB)
ドローPDF
ドローnet版

5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン が始まる。

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(記事 塚越亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:39 | コメントをどうぞ

苦手ガスケに2連勝 伊オープン8強

5月12日(木)、ローマで行われているマスターズシリーズ、イタリアンオープン

錦織圭の3回戦が行われ、錦織は宿敵ガスケに6-1,6-4で勝利した。
対ガスケには先週のマドリードオープンまで、なんと6連敗していた相手だった。

先週、初めて勝った錦織のテニスが冴える。ガスケのテニスをさせない、6-1,4-2の40-15までは。
ところが、5-2にするのを失敗するとどちらに転ぶがわからない混戦に!

「出だしは主導権が握れて良かった。
特にバックのダウン・ザ・ラインが。」

「第2セット、ブレークを許し、きついゲームが続いたが耐えられた。
ガスケが深いボールを打ってきて、流れが相手にいきそうだったがキープできたのが大きかった。
最後のゲームでは、また攻撃的なプレーができた。」
と錦織。

後半苦戦の3回戦詳細
31950042_2016-05-13_02-24-50__2016.12.may.Internazionali_BNL_D`ITALIA-Hs-08434 (2)
〇6)錦織圭 6-1 6-4 ●11)R.GASQUET(FRA)

錦織圭の対ガスケに対する成績は分が悪い。
2008年デルレイビーチ優勝、USオープン16強で凱旋出場したジャパンオープンで初対戦。
その負けから6連敗している。

先週行われたマドリードオープン、7度目の正直?の末に、遂にガスケ破った

ガスケに初めて勝利し、気が楽になったのか?
錦織のプレーが冴える。
オープニングゲーム、最初の2ポイントは左右に振りボレーでしとめ、0-30。
いきなりラブでブレークだ。

8ポイント連取で2-0、
苦手としていたのが、嘘のような出だしだ。

またガスケのサーブをブレークし3-0、
ブレーク・ポイントを掴まれるが、キープ、4-0

途中でコーチに向いイライラを爆発、怒りだすガスケ!
やっと第5ゲームをキープした。

15-40のセットポイントはガスケのファースト・サーブをクロスにリターン・エースで決めた。
6-1で第1セットを取る。

第2セット

3-0から3-1、
錦織サーブの第5ゲーム、
ブレーク・ポイントを5度のデュースで3回も掴まれるが、キープ4-1

第7ゲーム、
40-15からデュースに持ち込まれ、
短いボールをフォアでガシャリ、ブレーク・ポイントを掴まれる。
ガスケにフォア深くに振られ、初めてブレークされる。4-3。

第9ゲーム、フォアをロングで15-40、またまたピンチ!
デュースに持ち込み、ナイスファースト・サーブを2本、キープだ!
ぐちゃぐちゃの混戦になりそうだったが、しっかりとキープできた!5-4
さすが!錦織圭!

ガスケのサーブで4-5、30-30、
フォアのドロップ・ショットを決め、30-40と錦織はマッチポイントを掴む。
バックのドロップ・ショットを決めガスケ、デュースに。

バックの逆クロスリターン・エース、2度目のマッチポイント
ガスケのフォアの逆クロスがワイド、
後半苦しむものの余裕のある勝利で8強を決める。

準々決勝ではフェデラーを破った22歳の若手、今シーズン大活躍しているティム(AUT)と対戦する。

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

大会データー:ATP、WTA男女共催大会
大会正式名:Internazionali BNL d’Italia
ATPカテゴリー:€4,300,755ATP Masters 1000 イタリアンオープン
優勝賞金:€717,315(9千万円)
 準優勝:€351,715(4千500万円)
ベスト4:€177,015()
ベスト8:€90,010()
3回戦:€46,740()
2回戦:€24,640()
1回戦:€13,305()
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/9-5/15.2016
ローマ現地時刻(時差-7時間)

<<準々決勝>>
1)N.Djokovic(SRB) vs 5)R.Nadal(ESP)
6)錦織圭 vs 13)D.Thiem(AUT)
J.Monaco(ARG) vs L)L.Pouille(FRA)
2)A.Murray(GBR) vs 12)D.Goffin(BEL)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 06 63 62 ●T.Bellucci(BRA)
〇5)R.Nadal(ESP) 67(3) 62 64 ●N.Kyrgios(AUS)
〇13)D.Thiem(AUT) 76(2) 64 ●3)R.Federer(SUI)
〇6)錦織圭 61 64 ●11)R.GASQUET(FRA)

〇L)L.Pouille(FRA) 64 61 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇J.Monaco(ARG) 67(5) 63 64 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇12)D.Goffin(BEL) 60 60 ●8)T.Berdych(CZE)
〇2)A.Murray(GBR) 60 64 ●J.Chardy(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 57 62 63 ●V.Troicki(SRB)
ドローPDF
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5月22日からはグランドスラム大会である、
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(記事 塚越 亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 10:30 | コメントをどうぞ

体調不良ながら伊オープン逆転勝ち

5月10日(火)、錦織圭の:イタリアンオープン初戦が行われ、錦織は2回戦でV.トロイツキー(SRB)を体調不良ながら、5-7,6-2,6-3のフルセットの末に逆転勝ちした。

第1セットは5-6の第12ゲームでサーブをブレークされ、このセットを失ってしまう。

マドリードオープンの準決勝が終わったのは7日(土)。
スペインからイタリアに移動、10日には試合と言うハードスケデュール。
そのためか、第1セットを落とした後、体調が悪そうでトレーナーと医者を呼ぶ錦織。
何か錠剤を与えられ飲んだようだ。

第2セット、1-1の第3ゲーム、判定が不利に覆ったことに激高したトロイツキーのプレーが乱れる。
ここでこの試合初めてのブレークに成功。
第7ゲームもブレーク、第2セットを取り返す。

ファイナル・セット、体調が悪く、フラフラしながら闘っているように思えるが、
大事なポイントでは集中力を発揮、
第5、第9ゲームをブレークし貫禄の勝利をした。

「体調が悪く厳しい中で勝てたので良かった。
先週の疲れも出ているので、明日は試合がないので、しっかり休んで(3回戦に)臨みたい。」

3回戦ではリシャール・ガスケ(フランス)とアンドレアス・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。
ガスケは宿敵、先週のマドリードで初めて勝った相手だ。
その時の記事、7度目の正直?遂にガスケ破る
全対戦成績 錦織圭1勝6敗
試合は1日空き、現地12日の予定だ。
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

大会データー:ATP、WTA男女共催大会
大会正式名:Internazionali BNL d’Italia
ATPカテゴリー:€4,300,755ATP Masters 1000 イタリアンオープン
優勝賞金:€717,315(9千万円)
 準優勝:€351,715(4千500万円)
ベスト4:€177,015()
ベスト8:€90,010()
3回戦:€46,740()
2回戦:€24,640()
1回戦:€13,305()
56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
5/9-5/15.2016
ローマ現地時刻(時差-7時間)

<<3回戦>>
6)錦織圭 vs 11)R.GASQUET(FRA)orA.SEPPI(ITA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 57 62 63 ●V.Troicki(SRB)
ドローPDF
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5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン が始まる。

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(記事 塚越亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 05:09 | コメントをどうぞ

惜しかったジョコビッチ戦詳細 マドリード

5月7日(土)、マドリードオープン、錦織圭は準決勝で世界一位のジョコビッチと対戦した。
ジョコビッチから5-4,40-0とマッチポイントを掴まれたが、そこを凌ぎ合計4度のマッチポイントを逃れブレーク・バックした。

惜しくも3-6,6-7(4)で敗れたが、
「チャンスがあっただけに悔しい気持ちがある。
細かいところの少しの差だと思う。
充実したテニスができた」と確かな手応えを感じた錦織だった。

錦織圭のテニスの魅力を世界にアピールした内容の試合だった。

<<準決勝>>
31837851_2016-05-08_18-52-49__2016.07.05-Mutua_Madrid_Open-S.F.-Hs-11222
●6)錦織圭 3-6 6-7(4) 〇1)N.Djokovic(SRB)

「ミスが少ない。
ディフェンスがありながら攻めてくる。
サーブも良い。」とジョコビッチのテニスの強さを認める錦織。

クレーコートシーズンでも「良いテニスができているので、自分のテニスで臨みたい。」とジョコビッチと対戦した。

お互いにサービスキープ、レベルの高い戦いが続く。

3-4、錦織サーブの第8ゲーム、
30-30から錦織はフォアのドロップ・ショットを放つ、
決まったか?と思われたが、ほんの少し惜しくもワイド! 30-40とブレーク・ポイントを握られる。
この試合初めてのブレーク・ポイントは凌ぐ。

が、デュース後、ジョコビッチにフォアの鋭角クロスイウナーを決められる。
2度目のブレーク・ポイント、錦織はフォアのクロスをワイドにし、ブレークされてしまった!3-5

5-3、ジョコビッチのサービング・フォ・ザ・セット、30-30、
フォアのクロスサーブ、錦織のリターンはフレーム、40-30とセットポイントを握られる。

8回目のショット、錦織のバックはネット
6-3でジョコビッチが第1セットを取る

ウィナーの数は錦織11に対してジョコビッチは9、
ブレーク・チャンスの数は錦織3に対してジョコビッチは2、
9回以上続いたラリー戦では錦織の10回勝ちに対してジョコビッチは1回、
と錦織の方が多く押し気味のゲーム展開だったが。

ただミスの数は錦織12に対してジョコビッチは5、ジョコビッチに守り抜かれてしまった。

サーブを落とした第8ゲームが勝負のあやだった。
0-15から線審のミスジャッジによるポイントのやり直しがあった。
そのポイント、錦織はベースライン上のボールを体勢を崩しながらも逆ショートクロスに決めていたのだ。
結局レットになってしまう。
ひょっとしたら、簡単にキープし、もっと縺れていただろう。

第2セット

ジョコビッチはドロップ・ショットからバックのショートクロス、錦織のローボレーはネット30-40とピンチ!
2度ブレーク・ポイントを握られるが、3度目のデュースの末に錦織キープ1-0

第2セットでは「じっくり打ち合う」作戦に変更したと言う。
得意のストロークで主導権を握り優勢になる場面が多い。

第5ゲーム、0-30から40-30となるが、ダブルフォルトでデュース
3回のデュース、フォアがロングで3回目のブレーク・ポイントを握られる。
左右に振られ、10回目のショットをバックのオープンに決められブレークされる。
錦織2-3、このゲームだけで約7分(6.51)かかる。

4-3ジョコビッチのサーブ15-30、
正面にきたファースト・サーブを膝を曲げ拝むような形でリターンした錦織、
ポイントは取れなかったが、凄いプレーに大拍手!

12回のラリー戦を最後はボレーで決めて取り30-40とブレーク・バックのチャンスがあったが、
ジョコビッチがキープ、大きく吠えるジョコビッチ。

第9ゲーム、錦織のサーブでデュース、
17回のラリー戦、前後左右ドロップ・ショットの応酬などありのポイントを錦織が取ると大拍手!
キープすると錦織に大きな拍手が、レベルの高い激戦が繰りひろげられている(錦織4-5)

ジョコビッチのサービング・フォ・ザ・マッチはクロスへのサービス・エースで始まる。
Tへサービス・エースで40-0とマッチポイント。

絶体絶命

なんどジョコビッチでも40-15からダブルフォルト40-30(この試合初めてのダブルフォルトがここで出た)
バックがロング、ジョコビッチは3ポイント連続ミス、
ジョコビッチでもこんな事ありなのか!

サーブに入る前にボールをつくが、その動作が長すぎるとウォーニングと警告がジョコビッチに!
12回目のラリー、錦織のフォアが惜しくもワイドに、4度目のマッチポイント!

24回目のラリー、錦織はバックでダウン・ザ・ラインに決めた!
またデュース

なんとここでジョコビッチがまたダブルフォルト!
錦織の粘りによるプレッシャーからだろう?
ざわめく観客

拾いまくる錦織、最後はバックのトップスピンロブを決めた!
凄い根性、4度のマッチポイントをしのいでブレーク・バック5-5だ!

タイブレーク

15回目フォアがロング 0-1

フォアをネット 0-2
フォア逆クロスで攻撃、ミニ・ブレーク・バック 1-2

ジョコビッチのフォアダウン・ザ・ラインがワイド 2-2
ジョコビッチリターンをネット 3-2

錦織バックリターンをネット 3-3
ジョコビッチ、ファースト・サーブからストロークでポイント 3-4

錦織攻めたがフォアクロスが僅かにワイド、3-5悔しがる錦織。
ジョコビッチのストロークがロング 4-5

ジョコビッチ、バックへサービス・エース 4-6 マッチポイント
16回目、深くへ攻められた錦織のバックがネット

惜しい!

錦織圭対ジョコビッチ全対戦成績

大会データー ATP,WTA男女共催大会
大会正式名及びhp:Mutua Madrid Open
ATPカテゴリー:€5,719,660ATP Masters1000マドリードオープン
WTAカテゴリー:$4,785,714WTA PremierMandatoryマドリードオープン
56ドロー、レッドクレー
会場:La Caja Mágica
マドリード現地時刻(時差-7時間)
5/01-5/08,2016

<<決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 36 63 ●2)A.Murray(GBR)

<<準決勝>>
1)N.Djokovic(SRB) 63 76(4) ●6)錦織圭
〇2)A.Murray(GBR) 75 64 ●5)R.Nadal(ESP)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●11)M.Raonic(CAN)
〇6)錦織圭 67(6) 76(1) 63 ●N.Kyrgios(AUS)
〇5)R.Nadal(ESP) 60 46 63 ●J.Sousa(POR)
〇2)A.Murray(GBR) 63 62 ●8)T.Berdych(CZE)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 61 ●15)BautistaAgut(ESP)
〇11)M.Raonic(CAN) 64 64 ●7)J.Tsonga(FRA)
〇N.Kyrgios(AUS) 76(5) 46 63 ●P.Cuevas(URU)
〇6)錦織圭 64 75 ●10)R.GASQUET(FRA)

〇5)R.Nadal(ESP) 64 62 ●S.Querrey(USA)
〇J.Sousa(POR) 61 67(3) 62 ●J.Sock(USA)
〇8)T.Berdych(CZE) 76(8) 75 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇2)A.Murray(GBR) 64 62 ●16)G.Simon(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 62 36 75 ●F.FOGNINI(ITA)
シングルスドローPDF
シングルスドローnet版

錦織圭この大会後の予定:
5月9日からは
イタリアンオープン

初戦でV.Troicki(SRB)と10日火曜日に対戦する。
ドローPDF
ドローnet版

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

そして
5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン と続く。

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(記事 塚越亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: コメント, 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:43 | コメントは受け付けていません。

苦戦を制し4強 準決はジョコビッチ

5月6日(金)、マドリードオープン準々決勝。
錦織圭はオーストラリア期待の若手21歳のキリオスと対戦。
苦戦を強いられるが6-7(6),7-6(1),6-3と逆転勝利、3年連続4強進出を決めた。

「お互いにブレークなく、厳しい戦いとなったが第2セットを取れて良かった。
ファイナル・セットは少しリターンの位置を下げて相手のリズムを崩すことがでた。
1セット目のタイブレークは消極的になったので、2セット目はメンタルでも積極的にいった。」と錦織。

準決勝は現地7日20時から(日本時間8日朝3時)から。
世界一位のジョコビッチと対戦だ。
対戦成績は錦織から2勝7敗

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<苦戦した準々決勝詳細>>
k_Madrid_QF
〇6)錦織圭 6-7(6) 7-6(1) 6-3 ●N.Kyrgios(AUS)

第4ゲーム、第8ゲームで錦織にブレーク・チャンスがあったが、キリオスはキープする。4-4

第12ゲームもキリオスは股抜きショットでロブを決めるなどしてキープ、6-6のタイブレークに。

キリオスの攻撃を良く凌いで3-2。

バックのダウン・ザ・ラインでキリオスのミスを誘いミニ・ブレーク、4-2とする。

5-3、錦織のサーブ、ドロップ・ショットをドロップ・ショット返しされミニ・ブレーク・バックされた。5-4。

6-5で先にキリオスがセットポイントを掴む。

リターンから攻めたキリオスが7-6とセットポイント
サービス・エースをTへ決めキリオスが第1セットを取った。

第2セット

15-40とブレーク・チャンスがあったがキリオスがキープする。
珍しくボールを叩きつけた錦織。
チャンスがありながらものにできない錦織のイライラがわかる。

2-3 錦織のサーブ、苦労するがデュース後にキープ。3-3

凄いバトル
しかもレベルが高い

5-6錦織のサーブ、スマッシュをネットで15-30。
40-30からダブルフォルトでデュース、
になるが、キープする。
ここまで両者サービスキープが続く。

タイブレーク

フォアでバックを攻め続け、ミニ・ブレークでスタート。
2ポイント連取で3-0とする。

ドライブ・ボレーを決め、4-0だ!

6-1とセットポイントを握る
バックハンドのダウン・ザ・ラインを決め第2セットを取り返す。

ファイナル・セットへ

第4ゲーム、15-40と第2セットの最初のゲーム以来のブレーク・チャンスがくる。
30-40からバックへきたファースト・サーブを合わせリターン
深いリターンにキリオスは体を崩しフォアで反応するがロング、
遂に錦織がブレークに成功する。錦織3-1

40-0、簡単にキープか?と思われたが、
デュースになるがキープ、4-1とリードだ。

錦織に2度ブレーク・チャンスがあったが、キリオスはキープ。(錦織4-2)

チャンスを逃した錦織に待っていたのは、
15-40とこの試合で初めて錦織はブレーク・ポイントを握られる。

2度目のデュースで再びブレーク・ポイントを握られる。
バックのダウン・ザ・ラインでしのぐ。

3回のデュースの末にキープ、5-2だ!

5-3、
ドロップ・ショットそしてボレーで15-0、
積極的な攻撃で40-0
となるが、デュース

キリオスはフォアをネットで4度目のマッチポイント、
短くなったリターンをバックでダウン・ザ・ラインに決めて勝利!

苦戦の末に4強だ!

大会データー ATP,WTA男女共催大会
大会正式名及びhp:Mutua Madrid Open
ATPカテゴリー:€5,719,660ATP Masters1000マドリードオープン
WTAカテゴリー:$4,785,714WTA PremierMandatoryマドリードオープン
56ドロー、レッドクレー
会場:La Caja Mágica
マドリード現地時刻(時差-7時間)
5/01-5/08,2016

<<準決勝>>
6)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)
2)A.Murray(GBR) vs 5)R.Nadal(ESP)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●11)M.Raonic(CAN)
〇6)錦織圭 67(6) 76(1) 63 ●N.Kyrgios(AUS)
〇5)R.Nadal(ESP) 60 46 63 ●J.Sousa(POR)
〇2)A.Murray(GBR) 63 62 ●8)T.Berdych(CZE)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 61 ●15)BautistaAgut(ESP)
〇11)M.Raonic(CAN) 64 64 ●7)J.Tsonga(FRA)
〇N.Kyrgios(AUS) 76(5) 46 63 ●P.Cuevas(URU)
〇6)錦織圭 64 75 ●10)R.GASQUET(FRA)

〇5)R.Nadal(ESP) 64 62 ●S.Querrey(USA)
〇J.Sousa(POR) 61 67(3) 62 ●J.Sock(USA)
〇8)T.Berdych(CZE) 76(8) 75 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇2)A.Murray(GBR) 64 62 ●16)G.Simon(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 62 36 75 ●F.FOGNINI(ITA)
シングルスドローPDF
シングルスドローnet版

錦織圭この大会後の予定:
5月9日からは
イタリアンオープン

そして
5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン と続く。

錦織圭ブログ
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錦織圭ITFページ

(記事 塚越亘 photo/H.Sato)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 09:34 | コメントをどうぞ