苦戦を制し4強 準決はジョコビッチ

5月6日(金)、マドリードオープン準々決勝。
錦織圭はオーストラリア期待の若手21歳のキリオスと対戦。
苦戦を強いられるが6-7(6),7-6(1),6-3と逆転勝利、3年連続4強進出を決めた。

「お互いにブレークなく、厳しい戦いとなったが第2セットを取れて良かった。
ファイナル・セットは少しリターンの位置を下げて相手のリズムを崩すことがでた。
1セット目のタイブレークは消極的になったので、2セット目はメンタルでも積極的にいった。」と錦織。

準決勝は現地7日20時から(日本時間8日朝3時)から。
世界一位のジョコビッチと対戦だ。
対戦成績は錦織から2勝7敗

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<苦戦した準々決勝詳細>>
k_Madrid_QF
〇6)錦織圭 6-7(6) 7-6(1) 6-3 ●N.Kyrgios(AUS)

第4ゲーム、第8ゲームで錦織にブレーク・チャンスがあったが、キリオスはキープする。4-4

第12ゲームもキリオスは股抜きショットでロブを決めるなどしてキープ、6-6のタイブレークに。

キリオスの攻撃を良く凌いで3-2。

バックのダウン・ザ・ラインでキリオスのミスを誘いミニ・ブレーク、4-2とする。

5-3、錦織のサーブ、ドロップ・ショットをドロップ・ショット返しされミニ・ブレーク・バックされた。5-4。

6-5で先にキリオスがセットポイントを掴む。

リターンから攻めたキリオスが7-6とセットポイント
サービス・エースをTへ決めキリオスが第1セットを取った。

第2セット

15-40とブレーク・チャンスがあったがキリオスがキープする。
珍しくボールを叩きつけた錦織。
チャンスがありながらものにできない錦織のイライラがわかる。

2-3 錦織のサーブ、苦労するがデュース後にキープ。3-3

凄いバトル
しかもレベルが高い

5-6錦織のサーブ、スマッシュをネットで15-30。
40-30からダブルフォルトでデュース、
になるが、キープする。
ここまで両者サービスキープが続く。

タイブレーク

フォアでバックを攻め続け、ミニ・ブレークでスタート。
2ポイント連取で3-0とする。

ドライブ・ボレーを決め、4-0だ!

6-1とセットポイントを握る
バックハンドのダウン・ザ・ラインを決め第2セットを取り返す。

ファイナル・セットへ

第4ゲーム、15-40と第2セットの最初のゲーム以来のブレーク・チャンスがくる。
30-40からバックへきたファースト・サーブを合わせリターン
深いリターンにキリオスは体を崩しフォアで反応するがロング、
遂に錦織がブレークに成功する。錦織3-1

40-0、簡単にキープか?と思われたが、
デュースになるがキープ、4-1とリードだ。

錦織に2度ブレーク・チャンスがあったが、キリオスはキープ。(錦織4-2)

チャンスを逃した錦織に待っていたのは、
15-40とこの試合で初めて錦織はブレーク・ポイントを握られる。

2度目のデュースで再びブレーク・ポイントを握られる。
バックのダウン・ザ・ラインでしのぐ。

3回のデュースの末にキープ、5-2だ!

5-3、
ドロップ・ショットそしてボレーで15-0、
積極的な攻撃で40-0
となるが、デュース

キリオスはフォアをネットで4度目のマッチポイント、
短くなったリターンをバックでダウン・ザ・ラインに決めて勝利!

苦戦の末に4強だ!

大会データー ATP,WTA男女共催大会
大会正式名及びhp:Mutua Madrid Open
ATPカテゴリー:€5,719,660ATP Masters1000マドリードオープン
WTAカテゴリー:$4,785,714WTA PremierMandatoryマドリードオープン
56ドロー、レッドクレー
会場:La Caja Mágica
マドリード現地時刻(時差-7時間)
5/01-5/08,2016

<<準決勝>>
6)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)
2)A.Murray(GBR) vs 5)R.Nadal(ESP)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 64 ●11)M.Raonic(CAN)
〇6)錦織圭 67(6) 76(1) 63 ●N.Kyrgios(AUS)
〇5)R.Nadal(ESP) 60 46 63 ●J.Sousa(POR)
〇2)A.Murray(GBR) 63 62 ●8)T.Berdych(CZE)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 61 ●15)BautistaAgut(ESP)
〇11)M.Raonic(CAN) 64 64 ●7)J.Tsonga(FRA)
〇N.Kyrgios(AUS) 76(5) 46 63 ●P.Cuevas(URU)
〇6)錦織圭 64 75 ●10)R.GASQUET(FRA)

〇5)R.Nadal(ESP) 64 62 ●S.Querrey(USA)
〇J.Sousa(POR) 61 67(3) 62 ●J.Sock(USA)
〇8)T.Berdych(CZE) 76(8) 75 ●9)D.Ferrer(ESP)
〇2)A.Murray(GBR) 64 62 ●16)G.Simon(FRA)

<<2回戦>>
〇6)錦織圭 62 36 75 ●F.FOGNINI(ITA)
シングルスドローPDF
シングルスドローnet版

錦織圭この大会後の予定:
5月9日からは
イタリアンオープン

そして
5月22日からはグランドスラム大会である、
フレンチ・オープン と続く。

錦織圭ブログ
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錦織圭ITFページ

(記事 塚越亘 photo/H.Sato)


カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 09:34 | コメントをどうぞ

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