6月13日(月)、ドイツ、ハレ。
錦織圭のウィンブルドン前哨戦であるゲリー・ウェバー・オープン1回戦が行われた。
錦織は、今年に入り成長著しい22歳、29位のL.プイユ(フランス)を6-7(5),6-1,6-4と苦戦するものの逆転勝ちした。
2回戦は262位のベイカー(31歳、アメリカ)と192位のマイヤー(32歳、ドイツ)の勝者と対戦する。
錦織、芝でのプレーに慣れるためにダブルスにも出場している。
<<苦戦した1回戦詳細>>
〇2)錦織圭 67(5) 61 64 ●L.POUILLE(FRA)
コートに入場するものの、試合前のウオームアップ練習中に雨が降り出す。
センターコートの開閉式の屋根を閉め始める。
約1時間近く開始が遅れた。
錦織は第2ゲームでダブルフォルトなどのミスをし、いきなりブレークされてしまう。
0-3となるが、第5ゲームをブレーク・バック。
その後は互いにサービスゲームをキープ6-6、タイブレークになる。
芝では珍しく30回のラリー戦になる。
そのポイントをプイユに取られ、ミニ・ブレークされ0-2。
そこからは錦織がなんと5ポイント連取5-2とリード。
しかし、なんと、自分のサービスポイントを落とすなど、今度は錦織が5ポイント連続で取られセットを落とす。
最後のポイントはボレーを決められた。
錦織のサービスゲームでスタートした第2セット。
ファーストサーブの確率が50パーセント台から85%と上がる。
第2、第6ゲームをブレークし、6-1で取り返す。
ファイナル・セット
トレーナーの治療を受ける錦織、左わき腹の部分を押してもらっている。
大丈夫か?
昨年はこの大会で左足ふくらはぎを痛め途中棄権。
(その時の記事4強になったが棄権)
その怪我が治らずウィンブルドンの2回戦も棄権しただけに心配だ。
3-3、デュース後にブレーク、4-3とする。
5-4、サービング・フォ・ザ・マッチ40-30のマッチポイント
サーブを決め錦織勝利
「(初の芝での試合。開始した途端雨、途中腰に違和感を感じるなど)簡単ではなかったが、勝ててよかった。
ここからの芝のシーズン、ウィンブルドンにむけ良いテニスができるようにしたい。」
大会名:Gerry Weber Open
賞金総額:€1,826,275(2.5億円) Gerry Weber Open
優勝賞金:€386,925(5千万円)
準優勝:€181,720(2.5千万円)
4強:€90,235(1.4千万円)
8強:€45,115(700万円)
2回戦:€22,860(300万円)
1回戦:€12,030(150万円)
会場:ゲリー・ウェバー・スタジアム
ドイツ時間(時差-7時間)
<<1回戦>>
〇2)錦織圭 67(5) 61 64 ●L.POUILLE(FRA)
Q)杉田祐一 vs W)T.Fritz(USA)
ドローnet版
錦織圭ダブルスも出場
<<ダブルス1回戦>>
錦織圭/M.VENUS(NZL) vs CABAL/FARAH(COL)
ダブルスドロー
杉田祐一伊藤竜馬破り予選突破
予選には杉田祐一、伊藤竜馬、西岡良仁が挑戦
シングルス予選ドロー
6月27日からはいよいよウィンブルドン!
写真 ⒸGERRY WEBER OPEN