7月30日(土)、カナダ・オープン。錦織圭が準決勝で第2シードのワウリンカ(スイス)を7-6(6),6-1で破り決勝進出を決めた。
第1セット2-5、4つのセットポイントを握られながらの逆転勝ちだ。
「劣勢だったが、1ポイントずつサーブもストロークも焦らないように心掛けた。
風が強くてやりにくさもあったが、意識してラケットを振り切るようにした。」と錦織。
これが3度目のマスターズ大会の決勝進出。
2014年のマドリード・オープン決勝ではナダルに途中で棄権。
2016年今年のマイアミ・オープン決勝では、ジョコビッチにストレート負け。
これが3度目の正直だ!
ワウリンカのサーブで始まる。
第4ゲームをブレークされる。
ワウリンカのサーブ、
16回のラリー戦を制し、30-40とブレーク・チャンス
3回目のデュースの末にキープされ、錦織1-4
第7ゲーム、15-40とブレーク・チャンス
30-40、バックに入ってきたセカンド・サーブをストレートに勝負するが、
惜しくネット!
デュース後にワウリンカがキープ、2-5
ネットインがあり、0-40とまたまたブレーク・チャンス
15-40、深いリターンでワウリンカの足元に、ミスを誘い、
遂にブレーク・バック(錦織4-5)
ラブでキープ、5-5。
15-40とまたまたまたブレーク・チャンスが
リターン・ダッシュをかけるが、わずかにロング!
ワウリンカがしぶとくキープ。錦織5-6
15-40とセットポイントを握られる
サーブ&ボレーで30-40、
サービス・エースでデュース、
セットポイントを2つ握られながらキープ、6-6
タイブレーク
お互いにミニ・ブレーク、2-2
錦織にダブルフォルトが出て2-4
ワウリンカもショートボールをネット、4-4
フォアをネットで4-6とセットポイントを握られる
17回のラリー戦に勝ち、5-6
勝負をかけたTへのファースト・サーブは僅かにフォルト
なんとワウリンカがダブルフォルト、6-6
15回のラリー戦 錦織7-6とセットポイント
フォアをロングに、錦織が8-6で第1セットを取る
15-30から錦織がキープすると、
試合の流れはいっきに錦織に。
ワウリンカは、ネット際ゆるく上がったチャンスボールをアウトにしてしまうなど、信じられないようなミス・ショット!
このミスを恥じ、シャツで顔を隠してしまう。
このチャンスを生かしブレーク、4-0とする。
サービスゲームをキープし、5-0だ
1ゲーム許すが勝利、錦織圭らしい勝負強さで決勝に進出した。
錦織圭出場の大会データー
大会正式名:ROGERS CUP
ATPカテゴリー1000:ATPTourMasters1000カナダ・オープン
賞金総額:$4,691,730(約5億円)
優勝賞金:$782,525(1億円)
準優勝:$383,690(5千万円)
4強:$193,100(2千万円)
8強:$98,195(1千万円)
3回戦:$50,990(550万円)
2回戦:$26,885(300万円)
1回戦:$14,515
大会会場:Aviva Stadium
期間:07/25-07/31/2016
オーダー・オブ・プレー
現地時刻(時差-13時間)
ライブスコア
<<決勝>>
3)錦織圭 vs 1)N.Djokovic(SRB)
<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 62 ●10)G.Monfils(FRA)
〇3)錦織圭 76(6) 61 ●2)S.Wawrinka(SUI)
<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(6) 64 ●5)T.Berdych(CZE)
〇10)G.Monfils(FRA) 64 64 ●4)M.Raonic(CAN)
〇3)錦織圭 63 36 62 ●G.Dimitrov(BUL)
〇2)S.Wawrinka(SUI) 61 63 ●K.Anderson(RSA)
<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇5)T.Berdych(CZE) 64 67(2) 64 ●Q)R.Harrison(USA)
〇4)M.Raonic(CAN) 62 63 ●Q)J.Donaldson(USA)
〇10)G.Monfils(FRA) 76(5) 26 64 ●7)D.Goffin (BEL)
〇G.Dimitrov(BUL) 63 75 ●I.Karlovic(CRO)
〇3)錦織圭 63 64 ●R.Ram(USA)
〇K.Anderson(RSA) 46 63 64 ●12)B.Tomic(AUS)
〇2)S.Wawrinka(SUI) 76(3) 62 ●16)J.Sock(USA)
<<2回戦>>
〇3)錦織圭 64 75 ●Q)D.Novikov(USA)
<<1回戦>>
〇G.Dimitrov(BUL) 57 76(5) 64 ●杉田祐一
ドローPDF版
ドローネット版
錦織圭この大会後、
8月6日からリオ・オリンピック
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。