「こういう形で終わりたくなかった。」錦織ATPFinal

11月19日(土)、ロンドン。男子テニスの年間成績上位8人による今季最終戦、ATPツアー・ファイナル

錦織圭対ジョコビッチの準決勝が行われた。

こんな結果を誰が予想しただろう。
1-6,1-6 わずか1時間6分の出来事だった。
「こういう形で終わりたくなかった。」錦織の本音だろう。

2年ぶりの準決勝の舞台
4R6A0803

第1セット

第2ゲーム、40-30からデュースに粘られる。
4度目のデュース、2回目のブレーク・ポイントをダブルフォルト。
痛い! 0-2だ。

第4ゲームはサービス・エースの1ポイントだけでサービスキープできず。0-4

第5ゲーム、錦織がブレークバックしたが、第6ゲームでジョコビッチにブレークされる。1-5

第2セット

ジョコビッチに第1、第3ゲームをブレークされ、4ゲーム連取され0-4。

第5ゲーム、サービス・エース2本決め、やっと1ゲームキープできただけだった。

決勝進出を決めたジョコビッチはコート上のインタビューで
「ケイはきょう疲れていた。ベストの状態ではなかった。
でも素晴らしいシーズンを称えたい。」
こんな事も起こり得るのが勝負の世界、と錦織を気遣つつ、今年の錦織圭の実績を評価する。

錦織は試合後の記者会見で
「ジョコビッチが強すぎた。
きょうは彼が素晴らしかった。
いい終わり方ではなかったので、生き返るにはもうちょっと時間が必要」と落胆をあらわす。

錦織、今年は自己最高の58勝21敗でシーズンを終えた。
「後味は悪いが、いい一年だった」。

勝利したジョコビッチは、決勝で第1シードのマレーと対戦。
最終戦、最終マッチで“新旧の世界一位を決める”理想的な対決となった。

錦織、ATPファイナル後は、ロンドンを発ち日本に帰国、26日(土)は有明で日清食品・ドリーム・テニス、
12月2日から4日は日本チーム「JAPAN WARRIORS」の一員としてインターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(埼玉アリーナ)に参戦予定だ。

ATPツアー・ファイナル
試合スケデュール&結果
会場:O2 アリーナ

<<決勝>>
マレー vs ジョコビッチ

<<準決勝>>
〇マレー 57 76(5) 76(9) ●ラオニッチ
〇ジョコビッチ 61 61 ●錦織圭
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(記事&写真 塚越亘 by WataruTsukagoshi CanonEos7D)


カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 16:45 | 1件のコメント

コメント(1)

  1. 亘ちゃん、お元気ですか?
    前橋大手町の福田です。小さい頃、よく遊んでもらいました^_^覚えているかしら?
    12月7日に母基子が亡くなりました。四月に母が倒れてから、毎週前橋に帰るようになり、姉睦子といろんな話しをする時間がもてるようになり、亘ちゃんの話しもしていました

    田久保(福田)敦子 より: 2016年12月31日 16:10 返信

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