2月21日(火)、リオ・オープン
錦織圭が1回戦で4-6,3-6とまさかのストレート負けをした。
錦織が1回戦で敗れたのは2015年のUSオープン以来。(フランスのペアに敗れる)
錦織は日曜日にアルゼンチンオープン決勝を戦い、火曜日にはリオオープン一回戦があった。
錦織の対戦相手は地元ブラジルNo.1のベルッチだ。
二人は全仏で対戦、錦織がストレートで勝っているが、競り合いだった。
ブラジルNo.2、22歳のモンテイロは既に勝ち上がっている。そして錦織対ベルッチの勝者と対戦することになっている。
地元の応援を受けベルッチは切れないで、しぶとく闘いブラジルNo.1の意地を見せ錦織を破った。
連戦の疲れで錦織のプレーは100パーセントには遠かった。が、錦織なりにその状態でもベストを出そうともがいていた。
舞台が違っていたら違う結果になっていただろ。
<<まさかの1回戦詳細>>
●1)錦織圭 4-6 3-6 〇T.BELLUCCI(BRA)
第1セット4-4までは錦織のペースに見えたが、
第9ゲーム、錦織のサーブで30-40とブレーク・ポイントを握られる。
ベルッチは11回のラリー戦を制し、先にブレークする。
5-4ベルッチのサービング・フォ・ザ・セット、
ドロップ・ショット、ダブルフォルトなどあるが、ベルッチは40-15とセットポイントを握る。
ラリー戦が続く、
ネットインになったボールをベルッチに決められた錦織は
怒る!
そして信じられないことに、ラケットをコートに叩きつけた!
温厚な錦織圭に何があったのだろう?
第2セット
最初のサーブを落とし0-2となる。
第4ゲームもベルッチは40-0とする。
これをキープされると、3-1、勝負は決まり?と思われたが、なんとここからベルッチはサーブを落とす。2-2。
ベルッチの荒さが出てきた。
錦織サーブをキープ、3-2、段々と錦織ペースになるのではと期待したが、
3-3、錦織のサーブ、15-15からバックを連続ミスし、15-40。
7回のラリーはわずかにワイドで3-4とサーブを落とす。
3-5、錦織のサーブ、フォアをアウトし15-40とマッチポイントを握られる。
クロスを決め30-40
フォアの逆クロスを決めデュースにする。
2度目のデュース、
フォアを決められ、4回目のマッチポイント
錦織のフォアのボレーは僅かにワイド!
なんと1回戦で負けてしまった!
錦織圭出場の大会データー
大会正式名:リオオープン
ATP カテゴリー500:ATPTour500リオ
賞金総額:$1,603,940(約1.7億円)
優勝賞金:$314,880(約3.5千万円)500ポイント
準優勝:$154,370(約1.7千万円)300ポイント
best4:$77,680(800万円)180ポイント
best8:$39,500(400万円)90ポイント
2回戦:$20,515(210万円)45ポイント
1回戦:$10,820(110万円) 0ポイント
大会会場:the Jockey Club Brasileiro
期間:02/20-02/26/2017
現地時刻(時差-12時間)
ライブスコア
<<1回戦>>
●1)錦織圭 46 36 〇T.BELLUCCI(BRA)
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