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打たせるかしこらせるか

今日は午前中に東京から来てくれた10歳boyのレッスンでした。

だいたいたまにしか見れない生徒や初めての場合は、最初に4ゲームくらいやってからレッスンに入ることが多いです。
僕としてはここが勝負です。

試合の時どんなプレーなのか
どんなショットやシチュエーションでミスがでるか
何が得意なのか好きなのか

これらを判断できないと初めての人はくいついてくれないし、間違えた行き当たりばったりのアドバイスを送ることになります(ノ_<)

試合をしてみてただコートに返すだけでプレーしていたこと、バックハンドが得意なはずなのにすぐにストレートか真ん中に返してフォアに攻撃されていること、ネットプレーができないこと、チャンスで叩いていけないことを確認。

目先の試合に勝つならずっとスピンの中ロブをしてスライスしてとやればある程度今より勝てますが、10歳の少年にそんなことを求めません。

規律を教え、バックハンドのクロスラリーの大事さを説いて練習し甘い球はフォアで打っていくテニスを練習してもらいました。
特に大事なラットショット での叩き方、そしてそこからのネットプレーも。

よくある特有の横向きスクールボレーも直して今から感覚を良くする遊びも行なってドロップショットも練習。

最後ポイントしたら見違えるようでしたね。
ただ少しチャンスが出てしまったりします。

いぃ〜んです!
完成度を上げていけば!

チャンス怖くて叩けない?そんなの感じもしませんよ子供は。
なぜならこーきたらこうやって叩きなさいと教えてるだけなので他の例えばラケット止めていれるとかゆっくり振ってしまうとかないんですね(p_-)

大人は当てて入れたり押し出して入れたりしていたとこにしっかり打っていく打ち方を塗り重ねても怖さと共に顔を出してしまうんですね。

でも子供は大人よりそれがない。
まだ白紙なとこに書いていくようなものなので。

そこに今日の生徒は朝練して遠い僕のとこ来てレッスンして更に午後また練習に行きました(^_^;)
練習量もすごいです。

大人だからもうらあんまり上手くならないという方もたまにいますが、練習量もフィットネスもまだ余地があるのにそう決めつけるのは勿体ない気がしますね。
やっぱりつらいことするのは勇気がいりますから。

ただ人それぞれのテニスがあるので…

先週同じコートで10年ぶりにある選手仲間に会いました。
「太りました?」と言われましたが笑笑
練習ではなくお互いにコーチとして。彼は世界上位ランカーのJr.のコーチです。

そしてまた別の選手仲間が僕の生徒のスクールのコーチにになったと生徒から聞きました。

それから今日のコートで昔のスクールでの生徒さん達と久しぶりに再会しました。

ここ数日色々懐かしくてとてもほんわかした気持ちになりました。

自分のやってきたことの宝物みたいなものですね。

カテゴリー: 技術, 日記 | 投稿者けんぱ 00:17 | コメントをどうぞ