ミスターTです。
突然ですが、今、旬な日本人テニスプレーヤーは誰?と聞かれたときに、杉田祐一選手と解答する方が多かろうと思います。(さすがに錦織圭選手ですと答えるのは・・・ですし、その他の選手と答えるのは勇気が要りますよね、とわたくしなりに考えています)
さて、そんな杉田選手が使っているラケットは、バボラ・ピュアドライブです。
そのバボラ・ピュアドライブは、日本ではダンロップが輸入して売っているのですが、そのダンロップは、バボラの輸入とは別に、スリクソンというブランドでラケットやボールを売っている会社です。
(ここで読者の皆さんに言っておきますが、バボラ製品は必ず正規のお店で買いましょう!※Amazonなどの通販サイトでは傷物、偽物が多く出回っています!)
スリクソンを使っているプレーヤーはというと、今回のジャパンオープンで見事本戦出場を果たした高橋悠介選手、女子では奈良くるみ選手などがいます(全米オープンで決勝まで勝ち残ったアンダーソン選手もスリクソンです)。
スリクソンとバボラはいとこ関係のように見えて実は全く違うコンセプトでラケット開発をしています。
バボラは、ピュアドライブ(オーソドックスなモデル)、ピュアアエロ(スピン重視モデル)、ピュアストライク(コントロール系モデル)の三本柱でやってます。特に、ピュアドライブ・ピュアアエロには独自のプレー解析システム(モデル名の後ろにPLAYがつきます)を作っているなど、かなり独創性に富んでいます。
スリクソンはというと、ボックス系モデルのCX、ラウンド系モデルのCV、軽量モデルのCZがメインですが、今年発売されたCXとCZはスマートテニスセンサーというソニーが作っていてウィルソンやヨネックスなどに対応しているプレー解析システムがつけられるようになりました(おそらく来年発売予定のCVにもスマートテニスセンサーがつけられるようになると思います)。
こうしてみると、スリクソンとバボラって、似て非なるブランドだと思います。それぞれのこれから発表される新モデルに注目です。
ミスターTでした