こんにちは。助手のミスターTです。
博士と助手、7回目となる今回は、スポーツ時に欠かせないドリンクについて考えます。
まずは写真をご覧下さい。
上 スマッシュウォーター
下 ピンクイオン顆粒
今回のテニス会に合わせて用意しました。
ところで、スポーツ時にスポーツドリンク(ポカリスエットやアクエリアス等)を飲むという方が多かろうと思いますが、実は大きな落とし穴があることをご存知でしょうか?
大博士 ぬるいドリンクはなんとなく嫌いやねん。しかもポカリとかは甘ったるくなってどうも飲めへん。その理由、何やねん?
では、説明しましょう。
スポーツドリンクには、汗で流れ出る主成分である塩分やミネラルのほか、大量の糖分が含まれています。ウスウス気づいた方も多いでしょうが、この糖分がぬるくなると甘ったるくなる原因だと思います。
今から15年ほど前に、トリビアの泉という番組がありましたが、そこで塩と砂糖を同量ずつ混ぜた水は塩辛いというトリビアがありました。つまり、スポーツドリンクと呼ばれる塩分の入っている飲み物の中には、塩辛さを中和することを目的として大量の糖分が入っているのです。
もう一つ、スポーツドリンクの問題だと思うポイントを紹介しましょう。
それは、スポーツドリンクを飲んでも実は水分補給にはなってないということです。
では、説明しましょう。
人の体の約3分の2(60〜70%)は水分でできています。これはあまりにも有名ですが、その内訳まで知っている方はどのくらいいるのでしょうか?
この水分の半数以上(人の体の約40%)は、細胞の中にあることを知っている方は、相当少ないと思います。
しかし、普段わたくしたちが水分補給すると、細胞の外に吸収されます。よく水は飲むけどトイレが近くなるという方は、水分補給で失敗しているのです。
つまり、やみくもに水分補給するよりも、いかに細胞の中に水分を入れるかということを意識してみると、おのずとわたくしの言いたいことがわかるはずです。
大博士 そんなのわからへんやんけ!!!
では説明しましょう。
一般的なスポーツドリンクを飲んでも、実は細胞の中に水分は吸収されません。細胞の中に水分を吸収させるためには、食事などの栄養素と水分を一緒に取ることが大事なのです。
いかがでしたでしょうか。
水分補給を少しでも考える良い機会になったのではないでしょうか。
助手のミスターTでした