ミスターTです。
相変わらずシオシオな大博士。
ミスターT)大博士、少しは元気出して下さいよ。
大博士)アホウ、ワシゃとらわれの身などなりとうないねん。
とらわれの身の表現が気になります。
他の仲間たちに聞いてみたら、どうやら大博士、ここ数日でかなり落ち込んでしまったようですが、とらわれの身という表現については一切口に出さなかったようです。
大博士)ええか?助手。ワシゃ世界征服を果たしてケツの呪いを解いて人間に戻りたいんや。でも愛と正義があまりにも数がいてしかも強うらしくてたまらんねん。
サモハン)君が、チェンかね?
そこにサモハンがやってきました。
大博士)誰や。
サモハン)サモ・ハン・ツァイホだ。
大博士)サモ…サモハン?
サモハン)オォ、覚えておったか。
大博士)ワシ、もう愛と正義に勝てへんやろうか?
サモハン)うーむ、たしかに愛と正義が強すぎるのは確かだ。
大博士)ハァ、ワシゃもうハム野郎のままになるんかいな。
サモハン)愛と正義は確かに強すぎるくらい強いのは確かだが、付け入る隙がないとは言い難いからな。
大博士)サモハン。
サモハンが言いました。
サモハン)チェン、あんさんは世界をどんなふうにしていきたいん?
すると大博士が答えました。
大博士)ワシゃ世界から愛と正義を叩き潰してな、愛と正義によって疲弊した世界を再興して夢のある世界に変えるんが夢やねん。そして何より愛と正義の為にワシらがこき使われるような社会をぶっ壊すのが使命やねん。
大博士がドヤ顔でそういうと、サモハンが言いました。
サモハン)ふむ、世界の再興か。チェンの言わんとしとることはわかった。だが、それに愛と正義がいたらイカンのか?
大博士)愛と正義はな、世界を救うという口実でな、ワシらの思いを踏みにじってきたんや。
サモハン)そうか、チェン。
大博士)サモハン。ワシゃなんとしても世界征服を成し遂げなアカンねん!
サモハン)わかった。協力しよう。
果たして世界征服を成し遂げ、愛と正義によって疲弊した世界を再興することができるのか?戦いは続く。
ミスターTでした