ミスターTです。
ある日のこと。
ドゴッ、バシッと大博士が何者かを殴る蹴るしていました。
チゲ&カルビ)もうやめようや。下手すると死んでしまうで!
ジャッカル)もう、いい加減にしてよ!
大博士を2人がかりで止めるジャッカルとチゲ&カルビ。
ミスターT)何があった!無抵抗の犬に何してるんだ!誰か、応急手当てをしてくれ!
マーロウ)はい、ただいま!
犬はマーロウ、ジャッカル、チゲ&カルビに応急手当てを任せて、わたくしは大博士に問い詰めました。
ミスターT)何してるんだ!
大博士が怒り口調で言いました。
大博士)そらコッチのセリフや!ええか、あの犬はな、いきなりワシのアソコを舐めてきたんや!しかもな、アイツはワシのアジトにまでくっついてきてな、またアソコを舐めてきたからもうムカついて小一時間ばかりかわいがってたんや!
ミスターT)おい、じゃ、あの犬どうするつもりだったのさ!
大博士)アイツはな、ボッコボコのバッキバキにしてな、保健所へ持ち込むつもりやったのに、チゲとジャッカルが止めてきたんや!もう、腹立つやろ!
ミスターT)この馬鹿野郎!!!いいか、いくら大博士にとって嫌なことをされても、それで無抵抗になるまでボコボコに殴る蹴るしていいのか?
大博士)チッ、つまんねぇな!
ミスターT)それは俺のセリフだ!嫌なことをされただけで弱い者いじめをするあんたに世界征服する資格は無い、おまえは、ただのエゴの塊じゃねぇか。
大博士)クソ!助手のくせに偉そうな口叩くな!
その時。犬の応急手当てをしていたマーロウが言いました。
マーロウ)ウチもそうだな。この犬、大博士がかなりボコボコにしたから、かなりびびっているよ。男なんだからさ、優しくなろうよ。
ジャッカルとチゲ&カルビもこう続けました。
ジャッカル)チェン、アソコを舐められたら僕だって嫌だよ。でも同じ生き物なんだからさ、死なせてしまうのは良くないと思うよ。
チゲ&カルビ)チェン、大事な兄さん亡くして解ってるはずやろ。
大博士)うぅ…
その時、マーロウが言いました。
マーロウ)なんとか応急手当ては済んだ。命だけでも助かって良かったよ。大博士、明日にでも飼い主探そうよ。
しかし、大博士はというと。
大博士)勝手にしろ!ワシのアソコを舐めてきた犬など飼う奴おるんか?ワシはあの犬の件はノータッチやで!
結局、大博士は飼い主探しに協力しないと言ってしまいました。
果たして、この犬の新たな飼い主は見つかるのか?続く。
ミスターTでした