ミスターTです。
カイト)もう、いい加減話し合いに応じて下さいよ!チェンさん!
マーロウ)もう私も嫌ですよ、あの手の輩は。
服部新一)これじゃいくら私でも相手に贔屓してしまいますよ。
大博士)喧しい!ワシはいつか世界征服を果たすんや!そんなことでワシにタテ突いてえぇんか?ん?
(注)前回更新後のざっくりしたダイジェスト
秋のある日、カイトが見つけた多額の督促。それをマーロウと服部新一に相談したところ、大博士にバレてしまう。その後は借金取りがしばしば来るものの3人をはじめとするDチームメンバーがあの手この手で借金取りを追い払うものの、彼らはもう疲弊しきっていた。
大博士)マーロウはん、新一、それにカイトも、ワシがいるおかげでなんとかやっとることを忘れとるようや。
マーロウ)それはそうですが、とにかく、この調子では私の本業に支障が出てしまいますよ。
2人)そうだ!そうだ!(ドアをノックする音がする)
カイト)またか。もう、僕が行くから。絶対に隠れないで下さいね!
服部新一)しかし、いくらなんでも貴方は馬鹿ですよ!私やマーロウさんたちが必死になって稼いだお金をあなたは『ワシが絶対』って言って一文残らずむしり取っているんですから。(客が入ってくる)
?(客の馬))全く、あなたは自惚れ過ぎにも程があるということですよ。
カイト)すまない。どうしても立ち話が嫌だと聞かなくてね。
大博士)あぁん?誰や、その馬。
?)あなたのようなクズ相手に私が名を名乗る義務はない筈ですが?
大博士)テメェ、ワシのことコケにしよって!ただじゃおかんで!
?)フン、私に勝てると思うなら勝ちにきて下さい。ま、あなたはそこら辺にいた借金取りに力でも知恵でも勝てないでしょうけど。
とうとう大博士の堪忍袋の緒が切れたのか、名を名乗らない謎の馬に暴言を吐いてしまいます。
大博士)ヘッ、舐めやがって!このチーーービ!!!
次の瞬間!(決定的瞬間を撮り逃してしまいましたorz)
馬の後ろ脚が大博士のアゴにクリーンヒット!その衝撃で大博士は高く飛び上がり、そして…
…見事なまでにノックアウト。
?)私にチビですと?たかがハムスターの割にクズ以下なあなたに言われたくないですね!
そう言って馬は姿を消しました。
カイト)あーあ、言わんこっちゃない。
服部新一)ハァ、また借金取りが来ても、もう『チェンさんはいない』とは言いませんよ!
マーロウ)情けないな、これじゃ世界征服はおろか借金返済さえできないですよ。
果たして、謎の馬の正体やいかに。
ミスターTでした