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PART58 悪魔の囁き

ミスターTです。

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一条ルビィ)ねぇ、もんたさん。取引、しない?
のみもんた)あー、もちろんだよ。ホンコンたちに目を覚まさせる意味でもさ。
どうやらのみもんたと一条ルビィが話をしています。
のみもんた)で、どこまで持っていけばいいのかい?
一条ルビィ)そりゃもちろん、メンバー全員の処刑よ。
のみもんた)はっはっは。アイツらはルビィが本気を出しさえすればイチコロだよ。
一条ルビィ)ウフフ、そうかしら?
その時!
伊丹憲一)オイ!テメェか!俺だけでなくチェンさんたちの人生をぶち壊しにしようとしてるのは!
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なんということでしょうか!Dチームを離れていた伊丹憲一が2人の前に現れたのです。
のみもんた)伊丹、こ、これは…
伊丹憲一)オイ!俺はな、テメェのせいで実家を失った上に一家離散になったんだぞ!挙げ句の果てに俺は住む家すら無いんだぞ!どうしてくれるんだよ!
のみもんた)ま、まさか…
伊丹憲一)さっき不動産屋のおやじに聞いたんだよ!”伊丹さん、あなたは犯罪者登録されているから百年経っても家は借りれないよ。そう、『チャンドラー探偵社』が近くにあるから、そこで連帯保証人探しをお願いしたらどうか?”って言うからここに来たけど、まさかだったよ。
一条ルビィ)まさか、あなたは!
伊丹憲一)そうだよ!ルビィはな、俺が中2になった時に顧問の先生を寝取って俺ら体操部を潰した張本人だろ!
一条ルビィ)それは、時効じゃない…
伊丹憲一)そのせいで体操部は解散、俺たち仲間は哀れにも強制的に帰宅部にさせられたんだ!のみもな、あんたの口が軽いことが理由で俺は高校受験の時に相当不利被ったんだぞ!まさかルビィとデキていたとは!
のみもんた)そ、そんな…
一条ルビィ)あなた、まだあの頃のこと根に持ってたの?
伊丹憲一)当たり前だろ!どうする。
一条ルビィ)どうする、って…何を?
伊丹憲一)決まってるだろ。潔く腹切って貰おうか、2人とも。
のみもんた)そんな、困るよ。
一条ルビィ)もんたさん…
伊丹憲一)まぁ良い。くれぐれも、俺の家だけはなんとかしてもらうからな。じゃ。
そう言い残して帰ろうとする伊丹憲一に、のみもんたがこう言いました。
のみもんた)わかった。もう、伊丹さん、ここで過ごしなよ。
伊丹憲一)そう。なら良いか。
伊丹憲一のそっけない返事でしたが、なんとかことを荒立てずに済んだようです。Dチームの明日は果たして。

ミスターTでした

カテゴリー: 『特攻野郎Dチーム』〜世界征服への道〜 | 投稿者ミスターT 16:53 | コメントは受け付けていません。