おはようございます！貴男です。
これまでも杉田選手や内山選手のコーチとして時間を過ごしてきましたが、４月１１日にラストマッチを終えて改めてコーチ業を主軸とした生活を送っています。まだどの選手に帯同するなどが決まったわけではありませんが、これまで通り所属先であるレック興発（Team REC）のコーチ研修やジュニアチームの練習に参加すること、そしてラケット契約をしているダンロップのアドバイザリーとしての活動は変わりません。
そんな中で指導する時であったり、一緒にボールを打ちながらアドバイスを送る時に心掛けているのは、その人の動きやスイング・考え方などの特徴を早い段階で見極めて、どう導くことが最適か考えます。一気に何個も伝えるよりも順番を間違わずに行い、もし上手く理解できなかったり、急ぎ過ぎてしまったりした場合は、慌てずに戻ったり違ったニュアンスで伝えたり、方法を変えて試します。
コート内でプレー出来る時間に限りはありますから、無理に完成させようと思ったり、ボールのスピードに頼らないことです。どうしてもボールスピードが上がることを上達していると勘違いしてしまう方が多く、変化のある相手のボールに対してコントロール出来ることであったり、正しい動作の再現性を見逃しがちです。誰でも強く打ちたい！速いボールを打ちたい！と思うのは悪いことではありませんが、本当にその人が意識した動作と狙って打ったボールなのかは誤魔化すことは出来ません。このようなことを考えながら、これからも日々頑張っていきたいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
昨日は、REC上石神井の外のクレーコートでRECジュニアチームの練習に参加してきました。朝から北風が強かったせいで砂が飛ばされていましたが、コーチがコート整備をしてくれていたので助かりました。３月末から色々な大会がありましたし、関東大会や全国大会に向けた予選がありました。試合に出ている以上は負けるより勝つ方が良いに決まっていますし、成績とランキングが上がる方が嬉しいのは確かです。しかし、その部分のみで優劣や成長を判断をしたり、勝つから良くて負けるから悪いということにならないでほしいのです。
特にスクールやクラブにお金を払っているのは両親や家族であり、サポートする方々の理解が必要なのは言うまでもありません。昨日は、久しぶりにジュニア達を見て身長が伸びて体が成長しているのに驚きましたし、体が大きくなって筋力が付いてラケットをしっかりコントロール出来るようになっているのが分かりました。今までは、ラケットを振っていても思い通りではなく、ボールをコントロール出来ていてもどこか偶然のような感じでしたが、ちゃんと相手とテニスをして駆け引きをしているなと感じました。僕としては、試合で勝ってくれることは嬉しいですが、テニスというスポーツを通じて人として成長してくれる方が嬉しく、一緒に練習する仲間やスタッフと色々なことを経験しながらテニスを続けてほしいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
ゴールデンウィークがもうすぐ始まるところですが、残念ながら土日祝日に予定されていたイベントなどは延期とキャンセルになりました。都内には緊急事態宣言が出ていますから、インドア施設の使用そのものが難しくなりますし、ここで無理な開催をすることは出来ません。既に申し込みを済ませていた方やイベントやクリニックを楽しみに待っていてくれたファンの皆様には申し訳ありませんが、ご理解ください。
さてATP５００バルセロナでは、ナダルがチチパスにファイナル７－５で勝利して１２回目の優勝を成し遂げて、ATP２５０ベオグラードでは、準決勝でダニエル太郎に勝ったベレッティーニが今年に入って勝ちまくっているカラツェフに勝利し久しぶりに優勝しました。クレーコートの試合は、他のサーフェスよりも我慢強く戦いながら様々な駆け引きに対応しなければいけないので、１試合に要するエネルギーが多いと思います。今週は、ATP２５０のエストリルに錦織選手が出場予定で、ATP２５０ミュンヘンには、前週に準決勝まで勝ち残っていたためスペシャルエグザンプでダニエル太郎選手が出場予定です。
それでは、また・・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
昨晩に行われたATP５００バルセロナの３回戦ナダルvs錦織は、ファイナルセットの末にナダルが勝利しました。２回戦でガリン（チリ）に勝利した錦織選手だったので、クレーコートとは言え勝利のチャンスがあると思っていました。モンテカルロではルブレフに負けましたが、やはりクレーコートでのナダルは粘り強いし、気持ちが強いな～と感じました。
もう一つのATP２５０ベオグラードでは、予選決勝で敗退したダニエル太郎選手がラッキールーザーで本戦入りし、１回戦・２回戦と勝利し、準々決勝に進んでいます。ここ数年は、ハードコートでの成績も上向きですが、クレーコートでのATPツアータイトルを獲得しているダニエル選手なので期待しています。全仏オープンに向けて、まだまだクレーシーズンが続きますが、試合に勝つことだけではなく、テニスの質を上げることも重視しながら日々頑張ってほしいと思います。
それでは、また・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
一昨日の月曜日ですが、レッツインドアテニススクール八王子西にて「スターテニスアカデミー」の撮影を行いました。今回の収録では、増田健太郎プロと伊藤竜馬プロに出演して頂き、それぞれのショットにかける思いであったり、経験から得たものを存分に話してもらいました。増田プロは、選手時代の後半にスペインのバルセロナに渡り、多くのことを吸収したようで生き生きと話される姿は、この人テニス好きだな～と思わせる内容でした。
小野田プロvs増田プロのシングルスによる１０ポイントマッチタイブレークに引き続き、僕もシングルスで対戦しましたので、ぜひご視聴頂ければと思います。伊藤プロが合流してからは、ライブ配信で１０ポイントマッチタイブレークのダブルスを行い、本編では、伊藤・小野田vs増田・貴男と伊藤・貴男vs増田・小野田のダブルスを４ゲーム先取の３－３タイブレークのルールで収録しましたので、こちらもお楽しみに！！今月は、既に３回の収録を行いましたので、サブチャンネルの「テニすた！！」にもいずれ出ると思います。スタテニは、新しいことにチャレンジしている最中ですので、ぜひ今後とも応援よろしくお願いします。
それでは、また・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
少し風がありますが、快晴の東京です。ATP１０００モンテカルロ大会ですが、チチパスがルブレフにストレートで勝利し、ATP１０００の初優勝を成し遂げました。何事も初めて勝つことは簡単ではないし、今大会でジョコビッチとナダルと対戦はしてないけど、大きな優勝に間違いありません。今週は、ATP５００バルセロナ大会に錦織選手が出場していますし、ATP２５０ベオグラード大会も開催されています。
現役時代は、クレーコートシーズンになると試合に勝つことが簡単にはいかなくなるから、他のサーフェスで戦う時のための練習期間と位置付けたりもしていました。そうすると気持ちが楽になるのか自分が予想していた以上に勝てたりなんかもしましたから、気持ちの持ち方は大切なんだなと思っていました。今日は、これから「スターテニスアカデミー」の収録があるので、準備をしてコートに向かいます。2人のゲストに来て頂けるということで楽しみですし、恒例となっている「対決シリーズ」も予定されていますから気持ちと体を作って挑みたいと思います。
それでは、また・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
昨日のメッセージでも書きましたが、ATP１０００モンテカルロ大会は、チチパスとルブレフが共に準決勝をストレートで勝利し決勝戦に進出しました。どちらが勝ってもATP１０００での初優勝になります。二人ともハードコートでの成績がこれまで目立っていますが、クレーコートでも戦えることを証明しています。
クレーコートで勝つことを考えると弾道の高いスピンボールのイメージが強いですが、それだけではなくスライスを上手く使えることや質の高いボールを打ち続けながら我慢強くラリーが出来て、必要に応じてのネットプレーやドロップショットなどの発想も大事になってきています。今夜の決勝戦では、両者がどんなテニスを見せてくれるのか楽しみです。
それでは、また・・・・・。貴男

こんばんは！貴男です。
４月も中旬に入り新年度がスタートしましたが、いかがお過ごしでしょうか？僕は、ラストマッチこそ終えたものの元気にしています。日本各地では、コロナ感染者が増加傾向にあるので、感染対策は絶対に必要ですが、食事と睡眠をしっかり取るということも大事だと感じています。住んでいる場所やどういう行動をするかで変わってくると思いますが、少しでも抑えられるように頑張りましょう！
さてATP１０００モンテカルロですが、ジョコビッチとナダルが負けて、ベスト４に残っているエバンス・チチパス・ルブレフ・ルードにとっては大きなチャンスです。クレーシーズンの幕開けとなっているのがモンテカルロ大会であり、ここからバルセロナ・マドリード・ローマなど全仏オープンに向けて続きます。クレーは、ナダルの独壇場イメージがあるだけに、今後どんなクレーシーズンになるのか楽しみです。
それでは、また・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
先週末のラストマッチが終わり、色々な方々からメッセージや写真を頂き、本当にありがとうございました！！去年の２月末に引退宣言はしたものの、コロナ過に入って大会がキャンセルされていく中でラストマッチという舞台をどうしようかと思いながらも時間だけが進んでいきました。幸いにも所属先のレック興発（Team REC）がJPTT・盛田正明杯に出場するということを聞き、もし日本に帰国していて２週間の自主隔離が終わっているならば、何とか体とテニスを調整してラストマッチになればと正式に決まったのが大会の３週間前くらいでした。
それからは、自分のテニスを見てもらえるレベル、自分が納得いくレベルまで戻すのに必死でした。ここ１年ほどは、選手のツアーに帯同したりしてトレーニングは出来るものの、実戦からは遠ざかっているし、何と言ってもコート内でポイントが出来るのか！？と不安が大きかったです。試合までの時間には限りがあるから、冷静に体調やテニスの感覚を判断し、練習では優先順位を崩さないようにしました。気持ちは、もっとやりたい！でもやり過ぎると怪我につながったり、翌日以降に影響が出るので、特にラスト３日間の練習強度と内容が難しかったです。試合までの練習に付き合ってくれた選手やコーチ・チームメンバー・スタッフの皆さんには、本当に感謝です。コロナ過でどうなるか分からなかったラストマッチを無事に終えることが出来て、改めてありがとうございました！！
それでは、また・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
ゴルフの話題ですが、松山英樹選手のマスターズ優勝は、本当に素晴らしいですね。僕は、ラストマッチの翌朝でもう少し寝たかったですが、さすがに単独首位でスタートして優勝のチャンスが大いにあっただけに早朝からテレビ観戦をしました。スコアー上ではリードしているものの、色々なプレッシャーがかかっていたと思いますし、これまで経験したことのない領域でのプレーでしょうから、本当に快挙だと思います。
スポーツも違いますし状況もまったく違いますが、僕もラストマッチという舞台は初体験でした。これまでテニスを通じて様々な経験をしてきたけど、ラストマッチを前に自分がどんな心境になるのか！？どんなプレーが出来るのか！？どのような感じで誰が見ているのか！？試合後は！？などなど全てが初体験でした。終わってしまうと寂しさがないと言えば嘘になりますし、選手としての悔いは勝てそうだった試合のことを思い出すといくつもあります。それがテニス人生ですし、引き分けがない勝つか負けるかの世界で戦っていたのだから・・・・と自分に言い聞かせています。これからもテニスへの情熱を絶やさぬように日々努力していきたいと思います。
それでは、また・・・・。貴男