こんにちは。
初めての海外遠征シリーズも、その3になりました。
試合結果速報が増えて、間が開いてしまい、楽しみにしてくださるごく少数の皆さま(笑)、申し訳ありません。
今後も、ピッチを上げて更新していきますので、よろしくお願い致します。
前回は、バングラデシュの大会でのちょっとした出来事をお伝えしました。
バングラデシュでは、その他にこんなこともありました。
ある日、ある選手が自分のところに来て、「カップラーメンがない!」って言うのです。
もう一度、確認しなさいと指示をして、自分も部屋に行きましたが、見てみると閉めておいたはずの旅行バッグが開いており、中からカップラーメンだけ無くなっているというのです!
日本人の感覚だと大丈夫だろうと思うことが、海外ではいとも簡単に覆されることがよくありましたが、ホテルの部屋に荷物を置いて、ちゃんと閉めていたとしても、安心してはいけないということですね。
貴重品は入っていなかったのですが、国によっては何が貴重品かわからないですからね。
貴重品はもちろんのこと、荷物の管理を徹底しなくてはならないと再認識した瞬間でした。
さて、その後翌週の大会のため、バングラデシュからブルネイに移動しました。
ブルネイは、バングラデシュとは違って、本当に治安の良い国でした。
本当に熱い中、試合をこなしていきましたが、一番印象に残っているのが、大会側の招待で遊園地に行ったことでした。
国民は、税金の支払い義務がほとんどなく、原油と天然ガスなど、ほとんどの財政を資源でまかなっており、遊園地もフリーで遊ぶことができます。
海外遠征では、ただでさえ異国の地で緊張している上に、試合続きで息詰まっている中、こういったイベントがあると選手たちもリラックスできて、大喜びでした。
ちなみに、海外遠征では、試合をすることだけでなく、他の国の選手と様々な交流を持つことで、いろいろな経験ができます。
たった数週間の遠征でも、本当に人間的に一回り大きくなって帰ってきます。
もちろん、テニス的にも大いに成長することは間違いありません。
海外の選手は、本当にいろいろなことができて、いろいろなことをしてきます。
それを目の当たりにして、遠征に行った選手の意識は大いに変わり、戦い方も大きく変わってきます。
ちなみに、試合中にも、海外の選手は勝つために驚くことをしたり言ってきたりします。
そのあたりの体験談は、また記事にしたいと思います。
ぜひ、いつかはひまわりからも海外遠征できるように、頑張っていきましょう。
その前に、まずは国内で実力を上げていきましょう!
次は、翌週のインドネシアの大会のお話をします。
小澤