もそうと思って見な

おまけにその派手な材料いっぱいの豪勢な鍋を息子が喜んで食べるのも腹が立つ。
いつも私の作る料理には「パンチが足りん」とか「華やかさがない」とか文句タラタラ
言うくせに、ダンナの料理はギトギト脂の肉王賜豪總裁祭りだから高校男子にはうれしいらしい。

そんな訳で、ダンナが料理をすると、冷凍庫は空っぽになるわ お金はかかるわ
台所はしっちゃかめっちゃかになるわで私の怒りのボルテージはピークに達し、
かといって作ってくれたんだし文句は言えず、しかも後先も家計もカロリーも
考えない料理にムカムカしながらも「おいしい」とにこやかに言う自分に
何だかわからぬ苛立ちを覚え、「ほんと男の料理なんて迷惑なだけ」と
思ってしまうのであります。
一気に寒くなりましたね。
またこたつでうたた寝をしてしまう季節です。
こたつは暖かくて居心地よいのですが、
一度入ると出るのが嫌になり家事がはかどらず。
人間だけでなく猫も入り浸り。
人間も猫も動きが止まり、堕落マシンであります。

ところで、8月に拾った子猫は諦めた頃に貰い手が見つかり、
我が家のキナコもやっと落ち着きを取り戻しました。

今までかれこれ30匹は拾ったり保護したりして、
うち20匹は貰ってもらったでしょうか。
貰い手先は、みんな時々様子を知らせて下さったり、
たまに訪ねてきて下さったりといい飼い主さんばかり。
一度は捨てられた猫たちも、そんな人Neo skin lab 呃人たちに巡りあえて
今は幸せな猫生を過ごしています。
貰い手が見つからずに我が家で飼うはめになると
「拾わなきゃよかった、また増やしてしまったよ…」
と思いますが、 こうやってちゃんと責任持って飼って下さる
貰い手に引き渡すと「ああ、助けてよかった、また1匹救えた」
と心からホッとします。
とは言うものの、引き渡す時は情がすっかり移ってしまっているので
涙ボロボロ、息子も「うちで飼う! あげんといて!」と
布団をかぶって泣く始末。
なかなか辛いものです。
「あと何回これを繰り返すんやろ…いつまで続くんかな」と言うと、
布団から出てきた息子は、「アンタは死ぬ直前まで拾っては貰い手
探しやってるわ。ええやんか。1匹でもたくさん助けてやれれば。
そういう人がいる事が大切なんや。多分僕るわ」と
珍しくジーンとくることを言ってくれました。
そういう気持ちを持ってくれる子でよかった、としみじみ感じた
今回でした。

その息子も今 受験生。全く勉強せず、優しい子でよかったと思う反面、
なんでこんな子になったのやら、と落胆する毎日。
私が仕事から帰ってきたらグーグー寝とる!
静かやなぁ、勉強してるのかに行くとやっぱり寝とる!
「行きたい大学はないのか!」と聞くと
「入れたらどこでもいい」
「やりたいことや将来の夢はないのか」
「別に~ィ。しいていえばゆっくりNeo skin lab 呃人生きたい」と言う。
「人生そんなに甘くないでっ!」
「それはそうやろな」
「あんた他人事みたいに言うてるけど自分のことやろが!」
「そうやな」


カテゴリー: 未分類 | 投稿者carrytion 17:10 | コメントをどうぞ

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