「報われないかもしれない目標に対して努力を出来る強さ」

「報われないかもしれない目標に対して努力を出来る強さ」

「努力は裏切らない」という言葉があります。
たしかに、部活のように試合結果に結びつかなくても後々になって思い出として振り返れば良い思い出に感じることも多いです。
また、勉強のように、例え試験結果や合否に結びつかなくても、人生において知識を得たことは多いなる収穫と考えることも出来ます。

ただ、努力をしている最中に具体的に想像も出来ないほど遠い将来に役に立つ為と意識できることは少なく、直近や長くても1~2年先の結果に向けて努力することのほうが多いです。
目標設定は様々ですが、努力したからといって全てが達成できるかは分かりません。
ネガティブな考え方かもしれませんが、それは言い換えれば、報われるか報われないか分からない状況下で努力するとも言えます。

ここからは個人的な見解ではありますが、それらは本当に必要な経験だと考えます。
将来社会に出て、仕事においても報われる可能性が低くても労を惜しむことなく行動しなければならないこともあります。
物事の捉え方次第ではありますが、キレイ事ではなく、努力が報われないこともあるのが現実だと思います。
ただ、そんな時ほど人としての真価が問われ、「報われる可能性が低いからチャレンジしない」等の考え方にはなってほしくはありません。。

報われることが確実な努力というものはほぼ存在しません。
ただ、努力した者にしか成功は訪れないものです。
報われるか報われないか分からないからこそ、喜びも大きいのかもしれません。
不確定なものに対して努力できるようになれれば、はじめて報われなかった努力の経過や結果も前向きに捉え、「人としての強さ」という精神力を身に付ける過程になるはずです。
少なからずテニスの試合であれば、大抵はトーナメントで、優勝者以外は負けて大会を終了します。
華やかに思われるプロ選手も、成功を信じるものの、人生を掛けて不確定な現実にチャレンジしています。

話が飛躍し過ぎたかもしれませんが、部活動は社会勉強とも言われます。
努力が報われなくても折れない心と、次へ向けての目標設定や切替えができるような思考を!

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 07:00 | コメントをどうぞ