月別アーカイブ: 2017年7月

羽生先生に「先生」と敬称をつけて呼んでいるのは伊達じゃない

羽生直剛選手、古巣ジェフ千葉へ完全移籍か…

羽生先生にはねえ、
もうほんとに「サッカーは頭使ってやるものだ」
というのを教えてもらえて心から感謝してる。
それまでもわかってたつもりだったんだけど、
それこそ頭だけの理解だったというのを実感させられた。
あれほど「頭でサッカー」を実践してる選手ははじめて観たんだよ。

もちろん千葉時代から羽生先生のプレーはそれ以前から観てたんだけど、
やっぱり自分トコの選手として観ると、視点も思い入れも違ってきて、
先生がどれだけすごい選手かというのがはっきり伝わってくる。

常に今現在のプレーを観て、先、先、次、次、を考え、
「次」がやってきた瞬間、すでにそのプレーのために走り出している。
決して身体は大きくなく、特別足が速いわけでもないが、
誰よりも先に、誰よりもいてほしい場所に走ってくれている。
ぼくも後から見れば羽生先生のプレーの意味や意図はわかるんだけど、
無数にある「次」のプレーの中から最適なものをその瞬間、
いや、その「半瞬前」に判断し、選択していると思うと、
どんだけ頭の中がフルスピードで回転しているのか驚愕するほどです。

ましてそれがワンプレーだけじゃなく、
90分間ほぼ休みなしで、しかも常に走りながらおこなわれ続けてると思うと、
それこそ90分間全力疾走するような選手以上の労力とスタミナなんじゃないかと、
畏敬すらおぼえてしまう。

それがわかるからこそ、どの監督も最低でも必ずベンチに置いていた。
マッシモさんのときなんか、最初はMFでも相当序列は後ろだったろうに、
いつの間にかスタメン確保してたもんな。
マッシモさんも思わぬ拾い物だったろうよ(笑)。

だから羽生先生がいる間に優勝したかったというのは、心からある。
いや、ナビスコ(現ルヴァン杯)と天皇杯は取ってるけど、
やっぱりリーグ優勝は格別だろうからね。

なんにせよ、羽生先生のプレーはまだまだ観られる。
しかもお隣で。
じつはぼくの家からはフクアリに行くのも味スタに行くのも、
時間的には大差ないのです(苦笑い)。
それどころか乗り換えを考えると蘇我の方が便利なくらいで(苦笑い)。

とはいえやはりぼくは東京のサポーター。
千葉に鞍替えはありません。
でも来季、J2で一番に応援するクラブは決まりました。
まだこれから移籍があったりして、
他のJ2クラブにうちから行くようなことがあると困ってしまうが(苦笑い)、
でも今のところはとりあえず、ジェフのにわかサポになる予定です(笑)。
自動昇格が一番だけど、
せめて四度目のプレーオフには必ず進出して、
そして再来年はJ1で戦おう、絶対。

羽生先生、延べ8年間ありがとうございました!

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世の中は広い

SMAPの解散とか、逃げ恥とか、
世間を席巻(シャレではない(笑))している事柄がいろいろあるけれど、
この辺には本当にまったく、全然触れないで生きている一人です。

一人と書いたようにぼく以外にもこの手のことにまったく興味を持たず生きている人もたくさんいるだろうし、
ぼくの場合、「流行りに乗ってたまるか」という中二的な部分がいまだにあるという自覚もある(苦笑い)。
ただ興味があるものならたとえ流行りモノでもきっちり乗るし(真田丸とか)、
やはり興味がない、興味が湧かないというのが第一なのも確かです。
こころざし的に我ながらどうかと思うところもあるけれど、
ハリポタとか、シンゴジとか、君の名はとかも、
まったく読もう、観に行こうという気にならない(苦笑い)。

だからこういうのを見てると、やはり世間は広いなあと感じたりもします。
自分にまったく興味がないものに、人生懸けるほど傾倒している人たちがたくさんいて、
そういう人たちの力で大きな経済効果が起こってたりもする。
逆にこういう人たちがまったく興味のない分野でも、
充分な世界循環や経済効果が起こってたりもする。

すべての人が一つの分野に集中しなくても、世界はしっかりいろんな分野が繁栄していて、
人の数や人の興味というのは、多数で多彩ですばらしいんだなあ、と漠然と感じたりしています。

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選手権はずっと大人気であってほしいかな

第95回全国高校サッカー選手権大会。
青森山田が前橋育英を5-0で破って初優勝。
青森山田初優勝だったんだなあ。
ずっと強豪のイメージだったからちょっと意外な気もしたよ。

「選手権」は、おそらく甲子園に次いで、高校スポーツで人気のある大会だろうと思う。
毎年テレビで大々的に放送されるし、
予選は各県のテレビ局で流されてるのを見ることもある。

ただ今の日本高校年代で最高峰の大会は「U-18プレミアリーグ」で、
本来であれば最高峰が最も注目されるべきという考え方もあると思う。
でもプレミアはどうしてもJリーグのユースチームが強い。
今年は青森山田がEASTリーグもチャンピオンシップも優勝して日本一になったから絶対的というわけではないけれど、全体的に見るとどうしてもね。

だけど選手権は、予選まで含めると、毎年全国4100以上の高校が参加している。
つまり見方を変えれば日本は全国に4100以上の「U-18クラブチーム」があるわけで、
これは世界的にも珍しいことみたいだ。
このアドバンテージを活かさない手はないし、ましてや殺すべきではない。

近くにJクラブがない選手だと選択肢はないけど、
Jも高校もどちらも選べる状況ながら高校サッカーを選択する選手もよくいて、
その理由が「選手権に出たいから」というのもとてもよく聞く。
このあたりはいろんな考え方もあるだろうけど、
「他のスポーツではなくサッカーを選ぶ理由」の一つとしても強力だし、
Jに行きたいけど近くにないという選手にとっての大きなモチベーションにもなってくれる。
だけどプレミアが選手権より注目されるようになると、
選手権の魅力が目減りし、せっかくのアドバンテージを殺してしまう可能性もある。
その意味では今までどおり、
選手権が日本で最も注目される高校サッカーの大会である方が、
総体的に見ると日本サッカーにとっていいのかもしれない。

もっともこの意見は異論もあるだろうなあ。
選手権ファンの人はもちろん、
ぼく自身、プレミアでがんばってる選手たちのことを考えたりすれば、
絶対的に押せる気持ちでもないし(苦笑い)。

ただ、今は高校サッカーも、
選手を獲得するために守ってカウンター一辺倒のチームも少なくなって
(前橋育英や佐野日大はやむにやまれぬ理由で選択した戦術のようだし)、
各校の「色」を前面に出してきているみたいだ。
これから先、高校サッカーはさらに変わってくるだろうし、
実力でJユースより上にいくようになるかもしれない。
そうなったらなったでJの方も黙っていないだろう。
なにもJvs高校の図式を作る必要もないけど、
どうしてもそうなってしまう傾向はあるらしい。
だけどそれも、不要な確執で互いが憎悪しあって険悪な関係になるのでなければ、
悪い話ではないかもしれない。
競い合う相手がいるのは悪いことではないし、他にも町クラブという存在もある。

なんにせよ、ぼくらは切磋琢磨して、
すばらしい選手がたくさん出てくれればそれが一番うれしいからね(笑)。
無責任ではあるけれど、存分に応援させてもらおう(笑)。

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「冬・グループリーグ」「夏・決勝トーナメント」で分けるのもいいかもな

2026年からワールドカップ本大会の出場枠が48チームになるのかあ。
今が32だから16も増えるわけか。
おそらく中東あたりの国々が、お金を使って説得した部分もあるだろうけど(苦笑い)、
でも順当な話でもあるのかな。

ざっと見回してみても、
かなりの国がサッカーに本気で取り組むようになっている。
近場でも、東南アジア各国の本気度は、20年前の日本に近いものがあるし、
そもそも日本だって20年前にようやく本気になった「新興国」だ。
W杯アジア予選でも、
そろそろウズベキスタンが4つの椅子のうち一つを取りそうだし、
タイもまったくあなどれない。
中東だってUAEを見てみれば、カウンター一辺倒の国ばかりじゃなくなってきている。
視界を広げれば、アルゼンチンが南米予選で苦戦してたり、
アメリカがいきなり2連敗してたりと、
アジアだけでなくよその地域でもかなりの地殻変動が起こってる印象だ。

だけどそういう国々でも、なかなか結果が出なかったら、
せっかくの国内の盛り上がりが沈静化してしまうことも充分考えられる。
サッカーファンはつい自分の中だけの価値観で考えがちだけど、
「サッカーなんていらない。なくてもべつに困らない」っていう人だってたくさんいる。
そういう人たちはサッカーがつまらないと感じたら、
さっさと他のスポーツに(限らないけど)目をやるだけだ。

「サッカーは世界で最も人気のあるスポーツだ」なんてドヤ顔してふんぞり返っているのも多いけど、
それは逆から見れば、開拓地が少なく、今が絶頂の爛熟期で、
これから衰退していくだけのスポーツとも言える。
少なくとも「これまで一番だったんだからこれからもそうだ」なんて油断してれば、
確実にそうなっていく。

その意味では、せっかく新田を開墾してくれてる国がたくさんあるのだから、
彼らを援助するのはとても大切で、
「本大会出場枠拡大」は、その援助としても大きな要素になるでしょう。

ただ、そのせいで本大会の水準が落ちたり、
試合数が増えて選手の負担が増したりするのはよろしくない。
その辺はレギュレーションをいろいろいじってうまいことやらないと。

たとえば、増やした16チーム分グループリーグを増やし、
これまでグループ上位2チームが決勝トーナメントへ進んでいたのを1位のチームだけにして、
あとは各グループ2位の中で成績上位のチームだけが勝ち抜ける、
ヨーロッパの予選方式に近いものにするとか。
こうなるとたとえ本大会出場がラクになっても、
「入るのは簡単だが出るのは難しい」アメリカの大学みたいになるが(笑)、
でもまあ新興国にとってはそれでも充分恩恵はあるはずだ。
「死のグループ」が今よりもっと厳しいものになる心配はあるけども(苦笑い)。

あとは地域チャンピオンズリーグみたいに、
グループリーグと決勝トーナメントを分けて開催するのもいいかもしれないな。
前年までに予選はすべて終えて、
本大会の年、まずはウィンターブレイクの時期に「グループリーグ」をやって、
そしてシーズン終了後の夏にグループリーグを突破した面々で「決勝トーナメント」をやる。
これだと日程にも余裕ができるし、試合数も減らさないですむ。

それに開催地についても同じ国でやる必要がなくなるから自由度が増す。
開催地になりたい国は今でもたくさんいるだろうし、
その意味でも数が増えるのは悪い話ではないでしょう。

あとカタール大会は「夏にやるなんて死ぬ」という懸念があるけど、
これも冬のグループリーグはこっちで開催して、
夏の決勝トーナメントは別の国でやればいい。
グループリーグと決勝トーナメントでは価値が違うからというのなら、
「夏・グループリーグ」「冬・決勝トーナメント」にしてもいい。
四年ごとの話なんだから、そこは柔軟にね。

それにグループリーグだって充分に盛り上がるだろうし、
決勝トーナメントに進出できなかった人気のある強豪国が必ずいくつかはあるはずで、
その心配がないのはありがたい話だと思う。

短期間でグループリーグから決勝まで一気に消化するからこそ盛り上がるという意見や気分もあるだろうけど、
選手権や甲子園の過密日程すら問題視される昨今、
ぼくらも選手のことはもうちょっと真剣に考えないといけないとも思っています。

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