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グラフの偉業

テニスの4大国際大会をすべて制覇するグランド・スラム達成に加えて、オリンピックの金メダルも合わせてとることをゴールデン・スラムといいますが、この偉業を達成しているのはシングルスでは男子のアンドレ・アガシ、ラファエル・ナダル、女子ではシュテフィ・グラフ、セレナ・ウィリアムズの4名しかいません。

ウィンブルドン男子ダブルスの最多連続優勝回数はトッド・ウッドブリッジ(豪)・マーク・ウッドフォード(豪)組が1993-1997に記録した5連覇が最多です。このペアは2000年にもダブルス優勝し、計6回の最多ペア優勝も記録しています。

コート上では常に冷静沈着なことから“アイス・マン”(氷の男)とも呼ばれたビョルン・ボルグですが、1980年男子シングルス決勝を再現した、実話に基づく映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』では、少年期のボルグの意外な一面を覗き見ることができます。映画の中ではボルグの9歳から13歳の少年期を、彼の実の息子レオ・ボルグが演じています。

ウィンブルドン男子シングルスの優勝者は1968年のオープン化以降の52大会で、19人出ています。平均で優勝者一人当たり2.7回になりますが、実は1回しか優勝していない選手が9人います:スタン・スミス(1972)、ヤン・コデシュ(1973)、アーサー・アッシュ(1975)、パット・キャッシュ(1987)、ミヒャエル・シュティヒ(1991)、アンドレ・アガシ(1992)、リカルド・クライチェク(1996)、ゴラン・イワニセビッチ(2001)、レイトン・ヒューイット(2002)。最多はロジャー・フェデラー(スイス)の8回になります。

カテゴリー: テニスプレーヤーの記録 | 投稿者tennislove15 09:40 | コメントをどうぞ