テニス徒然草 フィーリング編
強くなった錦織と、それをしのいだナダルの真の強さ。
今年だけの成績で見ると6位。このまま行くと、ATPファイナルに出場できます。
錦織圭のランキングヒストリー。
ぜひ出て欲しいものです。
錦織圭選手、本当に強くなりました。コーチ、そうM.チャンの指導、効いていますね。
特に精神的に強くなりました。
心の強いナダルの心を追い詰めたのですから。
心が強いから、試合後に相手を気遣う余裕があります。
「Kei 試合に勝っちゃってごめんね」と。
試合が終わって、相手のベンチに歩み寄ることなんて考えられません。
ナダルとファイナルを争った、マドリッドオープン。
世界のメディアが、錦織圭があらゆる点でクレーキングのナダルを追い詰めていたと、書いていました。
第1セット6-2。第2セット4-1までリードしました。ここまではどちらがクレーコートの王者か分かりませんでした。
錦織圭のBrain Game
試合後のインタビューで、ナダルが、「自分を失っていたと。」語らせました。
それだけ錦織圭の攻め方が良かったのです。
R.ナダルの攻撃はリターンから、これは錦織圭も実は同じなんです。
特にフォアに回り込んだ時が、ポイントを狙う時です。
フォアの回り込み、ナダルが世界で一番です。
ナダルのフォアの回り込み
ここでも錦織圭がフォアの回り込みで打ち勝ちました。
しかも世界一のナダルのフォアを攻める訳です。
R.ナダルと戦う誰もが、ナダルのフォアを避けます。
カウンターでウィナーを取られるからです。
あのR.フェデラーですらナダルのフォアは避けます。
しかし錦織圭は敢えて、ナダルのフォアを狙いました。
それができるのは、ストロークの自信ですね。
ナダルのワイドを狙わずに、センターに思い切り打ち込んでいました。
「俺の最高のボールを打ってみろ!」って感じです。
R.ナダルとクロスコートで打ち合うと、ほとんどのプレーヤーが、
1:さらに角度をつけられる。
2:ダウンザラインを一発で狙われる。ポール回し的に。
ここを錦織圭は敢えて狙って打ち勝ちました。
R.ナダルのクロスコートの返球が、大きく外に、合うとするケースが多くなりました。
これは錦織圭が打ち勝っている証拠です。
ボールの勢いがあるので、ナダルが打ち負けているのです。
特にベースラインを超えると言うことは、錦織圭のボールの勢いが勝っているからですね。
さらに、錦織圭はナダルのクロスの返球を、さらに角度をつけていました。
ナダルがやる事を、錦織圭がやっていたのです。
体力が
持たなくなりました。
マドリッドで
3試合連続で
トレーナーを
呼んでいます。
それだけ
R.ナダルは
タフなんですね。
ナダル・ザ・タフマン
テニス選手にとっては 致命傷の膝の怪我から自力回復。
2014 全豪 S.バブリンカに敗れるも、負傷に鞭打ち。
錦織圭の動きが止まった時に、R.ナダルは自分を取り戻すことができました。
心.技.体、この全てで王者ができます。
身体の部分、錦織圭選手はトレーニングの必要を感じているでしょう。
しかし基本の体力、日本人には難関ですね。
日本のトレーニング科学の粋を尽くして、錦織圭の体力アップに成功して欲しいです。
これから始まる、ロランギャロはグランドスラムで5セットマッチ。
錦織圭は今やっているイタリアオープンをパスしました。
休養して、ロランギャロに備えています。
残念ながら、いつもこの時期、疲れがピークに来ます。
2013年 腹筋を痛める
トップ4を狙うためには、この体力面をカバーして欲しいですね。
ソフトテニスシステム手帳
コート図練習メモ、スコア全てが入っている。
錦織圭を育てたニック.ボロテリー ゲーブハラミロ最新ストローク上達法
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