錦織　苦手ビッグサーバーにフルセット勝ち

ＵＳオープンへの道　　錦織、サービス力に強さが
　錦織圭はトップ10への復帰、
　トップ4を視野に入れて、USオープンへのハードコートシリーズに挑む。
　トップ10を狙う錦織圭　　
　Ｃｉｔｉ　Ｏｐｅｎ
　予選を勝ち上がった、杉田祐一は残念ながらＤ.ヤングに敗れた。
　第4シードで登場錦織圭の初戦は、鬼門のビッグサーバー
　アメリカのＳ.クエリ。198cmの長身。
　錦織圭の1勝3敗。

　ここ最近は3連敗。
2008　デルレイビーチ　準決勝　錦織圭 4-6, 6-2, 7-6 (8-7) 　確か優勝した年
　2011 ロンドン　クィーンズ　Ａｅｇｏｎ　1回戦3-6 4-6
　2012　　ロジャーズカップ　2回戦　2-6 3-6
　　　　　　上海マスターズ　2回戦 6-2 1-6 4-6
　　　　　　

試合は、サービスキープが続く、緊張感のある試合。
　錦織圭のサービス力、確かに上がっている。
　それを実感したのではないだろうか。

　錦織圭のサービス力。

　錦織圭のリターン力。

　第1セット　6-4 ワンチャンスをものにした。
　ビッグサーバーのＳ.クエリのサービスエースを4本に抑え、自身も2本のサービスエース
　85%の1ｓｔサ-ビス、ポイント獲得率。これは好調の印。

　第2セットはキープが続き、錦織圭の4-5
　しかしこのセットも1ｓｔサ-ビスのポイント獲得率が92%とトップ4並。

　Ｓ.クエリも集中力を高めている、タイブレークに突入しそうな感じだ。
　しかし錦織圭、セットポイントを握られる。
　2ｎｄサービスだが、ピンチから脱出、
　アドバンテージを握るが痛恨のダブルフォールト、1回目。
　大事な場面で出るものだ。
　それが試合のプレッシャー。
　再びセットポイントを握られる。　このセット落とした。
　試合のスタッツは、第1セット全く逆の状況。

第3セット　錦織圭が先にダウンを奪い、3-2とリードする。
　錦織圭の1stサ-ビス好調を維持。
　S.クエリの2ndサービスに力がなくなってきた。

　そのまま一気に勝ち抜いた。
　サービスエースが9本も驚き。
　男子シングルスならではの1ブレークの差。

　錦織圭に力がついてきた。