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ダブルス 差が出るのは陣形の理解

ダブルス 上級者への道 ダブルス上達エッセィ
変則陣形に慣れよう
 ダブルスのMoondb1pointsmall

ペアで組み始め、
 さらにダブルスの
 面白さにはまった。
 そんな方が、ぶつかる最初の壁が、
 対戦して、それほど強さは感じないのだが、勝てない相手だ。
 結果的には、実はそれは上手さの秘密なのだが、なかなか気づきにくい。
 そんな中級者から上級者に向かっているダブルスのペアに、
 陣形を駆使した作戦をお伝えしたい。

 雁行陣では勝てない事を感じるようになった。
 並行陣を使えるが、相手にかわされてしまう、そんなペアにも強力な武器となるはずだ。

 動画で USオープン S.エラーニ、R.ビンチ、ペア vs D.ハンチュコワ M.ヒンギス
 の対戦を紹介する。
 非常に面白い動画だ。
 試合前の練習もあるので、ショットの参考にもなる。

変則陣形を習熟しよう

 ダブルスも相手が上手くなるといろいろな陣形を駆使するようになる。
 雁行陣から並行陣を使いこなし、
 さらに変則陣形の名人になろう。

 まずはしっかりダブルスの基本をマスター、復讐しておこう。
 
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 そして基本陣形を整理 しておきたい  

 変則陣形の使い勝手の良さは、相手が戸惑う事にある。
 打つプレーヤーに何をしてくるんだろう、と判断を鈍らせることだ。

 多くはレシーバーへのプレッシャー、同時に相手ペアに、戸惑いを与える。
 レシーバーが上手い場合に使われることが多い。

 前衛がいろいろなポジションに立つことで、相手に考えさせるのだ。

 サービス、レシーブの陣形と思って欲しい。
 変則陣形には、オーストラリアンフォーメーション、
 I.フォーメーション、
 プレスフォーメーションがある。

 前衛がサーバーを同じ側に立つのが、オーストラリアンフォーメーション
 前衛が中央に立つのが、I.フォーメーション
 前衛が、センター寄りに立つのがプレスフォーメーション

 オーストラリアンフォーメーションは、リターンの上手い、特にクロスリターン、
 前衛が最初からロスを塞ぐフォーメーション。
 ダブルスプレーヤーは ダウンザラインはあまり得意ではない。
 シングルスプレーヤーはダウンザラインが上手い。

 I.フォーメーションは前衛がネット中央に位置(サービスが頭を直撃しないように、低い姿勢)
 レシーバーに左右どちらに返そうか、判断を鈍らせる。

 プレスフォーメーションは雁行陣の前衛を、かなりセンターに寄せ、
 クロスケアを相手に示すことで、リターンを考えさせる

 いずれのフォーメーションでも重要なのは、ペアリング
 

 サーバーと前衛がの意思疎通が重要。
 サービスのコースを決め、(自由でも良いが、決めた方が動き易い)
 前衛は左右どちらかに動く。
 ポーチで仕留める事が出来れば最高。
 ストレートを抜かれても、サーバーはポジションチェンジしているので安心だ。
 これがサインプレーの妙味だ。

  ダブルスならではのサインプレー
Signplaylow

  

 トッププレーヤーは、毎回サインプレー、
 言わなくても分かっているのが最高だけれど。
 ブライアン.ブラザーズの阿吽の呼吸
 

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 ダブルス陣形編  

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 2013 USオープン S.エラーニ、R.ビンチ、ペア vs D.ハンチュコワ M.ヒンギス

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 最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: エッセイ, コーチ, ダブルス, テクニック, テニスノート, メンタルタフネス, 戦略 | 投稿者tsukky 22:05 | コメントは受け付けていません。