錦織圭のベスト8 対戦相手は、相性の良いJ.W.ツォンガ
注目のロランギャロス、男子ベスト8の戦いが始まる。
何とビッグ4がそろい踏みだ。
錦織を、優勝候補に挙げる、解説者、J.クーリエとM.ビランデル
キラーバックハンドと紹介している。
J.W.ツォンガは、2年前は、錦織圭の上の存在だった。
しかし、錦織圭上昇のきっかけを与えてくれたのが、J.W.ツォンガ。
二人の過去の対戦から、準々決勝を占おう。
J.W.ツォンガは14シードで、順調に勝ち上がり、
ベスト8で、今年好調のT.ベルディフを3-1で下した。
勝因はサービスエース、
1stサ-ビスのポイント獲得率
ウィナー43本、しかしアンフォーストエラーを41本。
ここつけ込むチャンス。
レシーブポイント獲得率も38%と高い。
特に2ndサービスを攻めてきている。
ここは錦織圭要注意。
助かるのが、ネットアプローチが極端に少ない事。
錦織圭、J.W.ツォンガ戦の注意点
2ndサービスは叩いてくる
ウィナー多いがミスも多い
ネットプレーは少ない
一方の錦織圭も順調に、1セットも落とさず勝ち上がっている。
過去の対戦を見ても、錦織圭の上昇過程にいつもJ.W.ツォンガがいる。
勝たせてもらって、飛躍する、感謝すべき選手だ。
もちろん錦織圭選手の実力があってのことだが。
錦織圭が凄い点は、ビッグサーバーに強い。
と言うか、サービスエースも同じ1本。
ラリーになった時に奪えばよい、サービスエースを焦らない。
そしてビッグサーバーの早いサービスを読み、リターンするギャンブルが好きだ。
錦織圭が得意のビッグサーバー
F.ロペス
I.カルロビッチ
身長208㎝ですよ。
さらにビッグサーバーは大体ストロークも速い。
この速いボールが好き。
相手の速さを利用して、展開をさらに早くする。
錦織圭の展開力。
今年の全仏の流れで大丈夫だろう。
J.W.ツォンガ 今年は怪我で出遅れているが、着実に、元の強さに戻りつつある。
ビッグ4意外で、マスターズを勝っている数少ない選手。
錦織圭はまだ勝っていない。
持ち味は、強靭な体力を活かした、パワーショット。
ビッグサーブとフォアハンドが武器だ。
J.W.ツォンガ 好調時 2013 クレーコートでR.フェデラーを破っている
弱点は、バックハンド。
以前はスライスで多くの選手に狙われたが、ここ数年、バックハンドの改良に取り組み、
成果を上げている。
J.W.ツォンガのバックハンドのバロメーターは、
相手がバックに打ってアプローチした時に、トップスピンで打てるかどうかだ。
弱気の時はスライスになる。
これって一般プレーヤーの方にも参考になる。
バックハンド、スライス症候群 トップスピンで打つコツ
そしてクレーコートでの対戦は初めて。
J.W.ツォンガは地元で人気のある選手。
アウェー状態での戦いになる。
これは全仏、1回戦で経験している。
マチュー戦
錦織圭の場合には、ハンディを自分の力にできる戦略がある。
二人の過去の対戦、どの試合も接戦。錦織圭上昇の歴史でもある。
錦織圭が逆転勝ちのケースが多い。
1stサ-ビスでは、J.W.ツォンガがポイント獲得率を大きくリード
2ndサービスで、錦織圭が追いつく。
リターンゲームで結果的に錦織圭がプレッシャーを掛ける展開になる
2014 パリマスターズ 錦織圭 16R 6-1 4-6 6-4 フルセット
ブレークチャンスを多く握り、プレッシャーをかけた。
2013 パリマスターズ 錦織圭 32R 1-6 7-6(4) 7-6(7)
タイブレークサービス力有利を覆した、錦織圭のリターン力
2013 上海マスターズ J.W.ツォンガ 16R 7-6(5) 6-0
第2セット、腰痛が悪化した。
2012 オーストラリアンオープン 16R 錦織圭 2-6 6-2 6-1 3-6 6-3
この時J.W.ツォンガは6位。
錦織圭はJ.W.ツォンガに勝ち、トップ10入りを宣言。
2011 上海マスターズ 32R 錦織圭 6-7(1) 6-4 6-4
J.W.ツォンガの11本のサービスエースを耐えた。
この写真は付属品の全てを紹介しています。マグネット、イレーサー、マーカーは1セットです。
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