教えなくて良かったこと 試合直前のアドバイス
今日久しぶりに、テニスクラブに行きました。午前中に仕事を済ませて。
気持ちの良い秋晴れ。
横浜飲兵衛倶楽部。
野球日本シリーズ始まりました。
ヤクルトファン
生え抜きの選手、
コーチングの
見本ですね。
ホークス
どちらですか?
僕は、工藤監督好きですが、
ヤクルトの個性的選手に注目。
今日の話は、
1:レッスンで教えなくて良かったこと、Part1
2:サービスの即効練習の二つです。 Part2
少し前に、サービスでアドバイスした方に、「試合どうでしたか?」
「お陰様で、2週連続、優勝です!」
僕って凄い?!?!
実は2週間前、その方Aさんから、「コーチサービスが入らないので教えてください」と言われました。
ちょうどラリー練習が終わったところだったので、「いいですよ。」
前から気になっていた、Aさんのサービスの指導に入りました。
Aさんは軟式テニス経験者で、サースポー、スマッシュは上手なんです。
でもサービスは、それほど。
ソフトテニス経験者のテニス
まず見た目には、トスが低くて、トスに合わせてサービスのスウィングをしている。
脚部の曲げ伸ばしがほとんどない。でもダブルフォールトはしません。
試合経験者で、揉まれていますから。
試合経験が豊富な方ほど、矯正点があると大変です。
何故でしょうか? 話を進めましょう。
気になっていた点は、3つあります。
1:運動連鎖をスムーズに使っておらず手打ちになっている
2:インパクト前に目線がボールを確認に行く
3:練習での速さが、試合になると半減する
この3点は重要な点なので、後でサービスの説明で詳しく紹介します。
ダブルスに
慣れているので、
試合はそこそこ
勝って行きます。
僕は前から、
もっとサービス、レシーブの
練習を増やすと良いですよ。
とアドバイスしていましたが。
質問に来たので、それでは、じっくり運動連鎖から入ろうと思って、
脚部の曲げ伸ばしからラケットヘッドを加速する練習に入ろうと思いました。
これらを治すには時間がかかりますが、今日は膝の曲げ伸ばしの動きがエネルギーになる部分を練習。
そしてトスの位置が低いのを、自覚してもらいました。
トスの高さは、フェンスに向かって立ち、トスを上げて、打点でキャッチします。
最初はフェンスに沿ってトスが上がりません、当たり前ですよね。
普段やっていませんから。
そこで打点の低過ぎに気付いてもらいました。自分で気づくことが重要なんです。
良くコーチがトスを高くってアドバイスしますよね。
試合前にそのアドバイス、だめですよ。普段低い人がトスを高くしたらタイミングが合わなくなります。
これも急な変化になりますから。出来る事、明日の試合で使えることをアドバイス。
打点では肘が曲がっており、肘を伸ばせは、あと20センチは高い所で打てるはずです。
そこでサービスの練習に入ろうと思ったら、Aさんがボソリと、「明日、試合なんです」
僕はびっくり「ええっつ? 明日試合ですか。」
「でしたら、今やったことは忘れてください。」
「ショットの矯正には時間がかかります。3週間試合がない時に練習しましょう」
そうしたら驚いたAさん。「どうしよう、サービスが不安なんです」
そこで僕、「分かりました。新しい事は試合前にはやりません、混乱するだけです」
「今、出来る事をやりましょう」
「相手と戦わずに、自分のショットを打つことに集中してください。」
「勝った、負けたは、結果です。後からついてきます。」
「ダブルスですから、ペアとの会話を忘れずに。」
「相手よりも仲の良いペアになりましょう。」
ダブルスの会話も普段やっていないと、難しいですよ。
たかが会話、されど会話、
本日のご教訓 試合前に新しい事はしない
いつもの状態にセッティング
1:試合は普段の実力の半分も出ない
2: 自分のショットのイメージ確認
3:ペアと会話でリラックス
ここまでがPart1 次にPart2 を紹介します。
どうやって明日の試合に間に合うサービスのレッスンを展開するか。乞う! ご期待!!
ダブルスのポイント、サービス、レシーブからほとんど決まります。
陣形を駆使して、ポイントの取り方をしっかり紹介。
月さんの「速攻!ダブルスのポジショニング・セオリー」サービス&レシーブからの最もよくある展開“30パターン”
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