ジョコビッチ 鬼の強さ 強さを解明する 基本、戦略

ジョコビッチの強さの原点 基本に忠実
 速報ですが、錦織圭選手の腹筋 大丈夫な様子。良かったですね。
 ジョコビッチ対マレー パリ、マスターズの決勝だが。
 この二人のとらえ方はATPファイナルの決勝を視野に入れている。
 ランキング、NO1,NO2, ファイナルの順位もNO1,NO2。
 つまり、ATPファイナルのラウンドロビンは、別グループになる。
 当たるのは次の準決勝以上。 
 様子見の戦いでもある。 ジョコビッチ、マレー戦、ファイナルのデータ
  
ジョコビッチ 強さ、それは基本的な勝利の法則を実行したこと。
 サービスでは攻撃する
 リターン、1stサ-ビスに対しての攻略を考える。
  これはジョコビッチだけの作戦。何故なら2ndサービスは、攻撃が常識だからだ。

 勝利の法則シングルス
 それを実行したプレースメントがリターンのセンターセオリー。
 
 そしてラリー勝負では、相手が角度をつけた時にカウンターを狙う。
 元からデフェンス力、リーチが広いので、相手が決めに来たウィナー級のボールをカウンターで仕留める。
Sayingnolecrosscounter

 それを可能にしているのが、ジョコビッチの柔軟性
  
 ハードコートでも滑らせる、スライスディング能力
 

 バランスを崩しても打ち返せる、サーカスショットだ
  

 ジョコビッチは戦略家だ。今回はプレースメントでマレーを攻略した。
 自分がどこに打てば良いかはもちろん、相手はどこに打たれたら嫌か、それをいつも見ている。

 ジョコビッチ、ストロークでは自分が強い自信。
ベースラインから下がらず、マレーにプレッシャーをかけ続けた。

 リターンを深くセンターに返す。 要するにセンターセオリーだ。
 次のショットでマレー角度をつけさせないためだ。
 シングルスだからセンターセオリー
Noleccmurrayser

 マレーの1stサ-ビスのリターン、極力センターへ深く返している。
 フォアを狙うのは18%。バックが30%、センターが50%だ。

 リターン力アップ

 二人のストローク、ラリー、ゆっくりに見える。
 懐が深く、コースを隠して、一気に振り抜く。
 でもお互いにしっかり追いつくし、オープンコートに見えるが、見事にカバーする。

トップスピンマスター 
 

 マレーの武器はストローク、ミスしないバックハンド。そして攻める時はワイドに厳しく打つ。
 しかし、ジョコビッチはストローク戦で自分に分がある事を知っていた。
 マレーのワイドには追いつけるし、それを逆にチャンスに結びける自信があった。
 ジョコビッチは、マレーが角度をつけるのを待ち、さらに角度つけた。
Nolemoreangle
 チャンとマレーが、レディポジションに戻るタイミングを見計らって、
 少し早めに打つ。マレーは動けない。

 錦織選手は、同じことを早いタイミングで打つが、ジョコビッチはゆったりしたラリーの中で
 さりげなく抜ける。King of Rallyだ。

 ベースラインでのポイントはジョコビッチの 69%。

 長いになる傾向のストローク戦、5-9本のラリーの68%を制している。
 トッププレーヤーとNolebs

 言えどもウィナーは
 フォアが多い。
 そこでラリーが
 つながってくると
 バックハンドの
 ラリーが増える。
 このバックハンドのラリーでも68%を制している。
 しかもマレーは25本のアンフォーストエラー、ジョコビッチはたったの11本だ。

 安定したジョコビッチのストローク バックハンドでナダルのフォアに勝てるただ一人
 

 余裕があればすぐにカウンター  相手に攻めさせる余裕が凄い。必殺のクロスカウンターだ。
 
 驚異的なのが、フォアハンド、 ジョコビッチはアンフォーストエラーはたったの1本。
 つまりマレーはジョコビッチのフォアには打てないと言う事だ。
 もちろんチャンスは、フォアに回り込む、逆クロス、ダウンザラインの選択肢がある。
 ミスが超少ない、ジョコビッチ。確かたったの1本の時も
 

 しかしジョコビッチは、落ち着いてベースラインでマレーのボールをさばく。
 マレーのウィナーは20本、対してジョコビッチは10本。
 これだけ見たら、マレーは格好良く勝っているはず。
 しかしここが違う、アンフォーストエラーが、マレーは34本。しかるにジョコビッチはたったの12本。
 ウィナーからアンフォーストエラーを引いた安定指数。
 ジョコビッチは -2.しかしマレーは-14。

マレーはリスク犯して、攻めた。  ここは僕の予想通りを実行
  
 同じことをしていても、ジョコビッチには勝てないからだ。
 アプローチショットからネットプレーでのポイント獲得率は79% (11/14)
サーブ&ボレーでのポイントも2本ある。

Murrayvoparis

 ATPファイナルに向けて、ジョコビッチ攻略の糸口は、ここしかないだろう。
 世界一のストローカージョコビッチ。
 だとしたら、ストロークで勝負しても、ポイントは取られる。

 サーブ&ボレーを含めてネットプレーを多くした。
 より攻撃的に出た。

 ジョコビッチ マレー ハイライト動画

 ジョコビッチとマレー、まさに最大のライバルだ。

 ATPファイナルでは、誰もがジョコビッチにネットプレーを仕掛けるだろう。
 ストロークのラリーだけでは勝てない。

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カテゴリー: ATP, ジョコビッチ, ストローク, テクニック, データ分析, マレー, リターン, 勝因 | タグ: , , , , | 投稿者tsukky 09:05 | コメントは受け付けていません。