ジョコビッチ対錦織圭のファイナルから見えた、N.ジョコビッチの強さ分析
ウルグアイの清貧元大統領、ムヒカさん、凄いですね。
マイアミオープン2016
面白かった。結果は、N.ジョコビッチのストレート勝ち だったが、
N.ジョコビッチの調子がもっと良かっただけ。
N.ジョコビッチに学ぶ点は多い。
今は、まだN.ジョコビッチに追いつけないが、近未来に。
そのためにN.ジョコビッチの試合展開をまとめてみた。
N.ジョコビッチの対錦織圭戦の作戦
早い展開に持ち込む
1:相手の長所をつぶす
2:相手の弱点を一気に攻める
3:連続ポイントで一気に
早い展開に持ち込む
これは、今までの錦織の試合から得たもの。
ラリー戦になると、錦織がダウンザラインで展開してくる。
しかも錦織圭はストロークのスピードがある。
早い展開に持ち込むためには
1:相手の長所をつぶす
実はこれ、戦争で言えば、相手の本陣をいきなり突くようなもの。
錦織圭リターンを思い通りにさせない。
1stサ-ビスをしっかり入れて、コースを読ませないことだ。
特に錦織圭は2ndサービスを叩いてくるので、それをケアしている。
錦織圭のリターンアタック
N.ジョコビッチは、2ndサービス、錦織圭のボディを突いた。
トッププレーヤーの作戦、リターンが上手い選手への2ndサービスの常道だ。
N.ジョコビッチのサービス、ミスが少なく、コントロールが良い。
エースは少ないがダブルフォールトが少ない。
N.ジョコビッチの安定したトロフィーポーズ
サービスとトロフィーポーズ
打った後にベースラインに入る。
体重が良く乗ったサービス。
サービスが良くなる、基本用語集
内転、回内、など使いこなしましょう。
ミスがわずかで、相手にプレッシャーを与え続ける事が出来る。
この点、錦織圭は、ミスの幅が広い。
最終セット、錦織圭の強さは証明済。
初めて錦織圭に負けた時、最終セットは0-6。
バーゼルで錦織圭、感激のNO1破り。
2:相手の弱点を一気に攻める
それは、まだ不安定な錦織圭のサービス、特に2ndサービス。
それも競った時の15-40,30-40の時の甘いサービスを叩く事。
3:連続ポイントで一気に
N.ジョコビッチは30-0 40-15からのポイントに強い。
この時のポイント獲得率は100%。
決して油断していないと言う事だ。
連続ポイントするのは、試合に勝つ、勝利の法則。
凡ミスが少なく、良いショットが多かった。
その良いショットも平気で返してくるレベルの高さ。
二人のサービス、リターン、ゾーンの戦いは面白い。
トッププレーヤーでも、ベースライン、1m以内では、ラリーのボールが返って来る。
しかし、トップ10の選手では、コースを狙った鋭いボールが返って来る。
数年前までは、ベースライン付近で高く弾ませていれば、続けてくれたが、
最近では高い打点で打てる選手が増えたので、両サイドにワイドに切れるボールが来る。
ナダルのエッグボールが打たれ始めた。もちろん攻略の最初はN.ジョコビッチ。
二人ともアンフォーストエラーが少なく、試合の展開が良く見れたこと。
サービス力はあるが、サービスエースはそれほど多くないのでラリー戦が見れた。
ベースラインからどれくらい入って打てるかで、ゲームが動いた。
N.ジョコビッチのアンフォーストエラー
試合の序盤、錦織圭がベースラインの中で打てた。
試合を押しているのは錦織圭。
しかし少しずつ、錦織圭の速さに慣れてきたN.ジョコビッチ、
予測してカウンターを狙い始めた。
そこから錦織圭は少しずつベースラインから下げられてしまった。
テニスはゾーンの戦い。良く分かる、R.フェデラーとナダルのゾーン
ラリーは良く続くが、それでも、データ―で紹介した様にポイントはラリー4回までに終わる事が多い。
マイアミファイナルのデータから。
同じような論点が、ATPのサイトでも紹介された。
N.ジョコビッチのファーストストライク
特にN.ジョコビッチのサービスゲームは早い。
錦織圭のラリーの上手さを計算していたのかもしれない。
相手の長所は先につぶしておく良い例だ。
本日の御教訓 N.ジョコビッチの勝ち方
早い展開に持ち込む
1:相手の長所をつぶす
2:相手の弱点を一気に攻める
3:連続ポイントで一気に
クレーコートの試合ではモンテカルロが始まるが、
錦織圭は多分、次のバルセロナに出場する。錦織圭は、クレーコートの勝率が良い。
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