日別アーカイブ:

マレー ジョコビッチを破る 頭脳戦 戦略、戦術

マレーのN.ジョコビッチを破るための作戦
テニスは頭脳戦。戦略、戦術の勝負だ。
ブレインゲーム 頭脳戦 より攻撃的に。しかも相手はBigOneN.ジョコビッチ。
強さは半端ではない。
 イタリア国際、A.マレーがN.ジョコビッチに完勝。
しかし6連敗の後のやっと勝った勝利。
 このブログで、A.マレーの勝因をNewアンディと紹介した。
  
 うれしい事に、ATPのメインお記事で、同じ内容を、より具体的に伝えている。
 僕の好きなBrain Game の連載コラムだ。
 
 最後に、僕のお気に入りのブレインゲームを数点紹介する。
 勇敢なマレーに 将来は微笑む

Saymurraybrave

 その内容を紹介する 2試合のスタッツの紹介、良い点と分けて紹介する。
 先のマドリッドオープンでの決勝から、戦略を切り替えて臨んできた。
 それは、重要な場面で、より大胆に。
 Big moment. Big serve. Fortune favours the brave Scot.

 雨で少し重くなったクレーコート。ボールのスピードも遅くなる。
 ここでA.マレーは速さを出した。
 サービス、ストロークとマドリッドオープンよりもより速く打った。

ストローク
 マドリッドオープン 平均スピード  106km
 ローマ               114km

フィニッシュイングポイントはネットで
 マドリッドオープン    5/13 38%
 ローマ         13/17 67%
 マドリッドオープン N.ジョコビッチがフルセットでA.マレーを下す

Murraynolestatscompair

 
ドロップショット 二人とも非常に良かった。
 さらにドロップショットが一本で決まることは少なく、相手も前に出て
 試合展開が動く。
 アングルボレー、ロブと展開がある。
 いずれにしてもドロップショットを見せる事で、相手はベースラインだけに集中することができなくなる。

 ドロップショットで面白いのは、錦織圭はフォアハンドから打つことが多い。
 

 N.ジョコビッチ、A.マレーはバックハンド
  
 ドロップショットを打つだけなら、バックハンドからの方が楽、
 グリップが近い、
 両手打ちの選手なら片手を離す感じで打つ。
 サイドスピンがかかり、サービスラインから外に逃げる。
 凄い時は逆クロススピンが強く、戻る。

 ドロップショットの打ち方のコツ  
 相手をSaymurraydropshot

 引きつける
 強打で
 相手を下げる

 一番
 遠い所に打つ
 強烈な
 アンダースピン
 普段からタッチ、フィーリングを高める
 強烈なスライス  

 フィーリングを高めるのに良い方法。それはラケッティング  

 フォアハンドでは強打のグリップから、持ち替えて打つ。

 A.マレーは大事な場面でサーブ&ボレーを使った。
 これは強力なN.ジョコビッチのリターンにプレッシャーをかけるために有効。
Saymurraybigser

 錦織圭も使うし、R.フェデラー、キリオスは日常的に使う。
 クレーコートでも攻撃的なテニスは絶対に必要となる。
 若い世代のストローク進化論
 
 
2ndサービスのリターンダッシュ。
 これは僕のブログに詳しい。 New Andy

★☆★ 僕の好きなBrain Game ★☆★
N.ジョコビッチ R.フェデラー戦  
R.ナダル ここぞの場面の集中力 

錦織圭 A.マレーに初勝利  

R.フェデラー  

テニス上達のスコア、便利リンク
テニス上達グッズ スポーツ&アート
テニス作戦ボード、便利機能満載
 試合のスコアの勧め  

Tennisvisualscorernvsrf

 試合スコアのつけ方 
 練習日誌の勧め、ジュニアには特に。

 ジュニア、練習日誌 ジュニアはシングルス、だから専用コート図  
 

 親のためのノート  

 ジュニアの育て方  ほめて育てる  

錦織圭を育てた ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

★☆★  旬のテニスが良く分かるサイト集 ★☆★
 wowow テニス

 全仏オープン 公式サイト

ATP  

WTA

テニス365 

1クリックして頂けたら嬉しいです よろしくお願いします。
にほんブログ村 テニスブログ テニスコーチ・技術へ
にほんブログ村

にほんブログ村 テニスブログへ

人気ブログランキングへ

[ソフトテニス・オンライン]
[ソフトテニス・オンライン]

最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: ATP, エッセイ, コーチ, ジョコビッチ, データ分析, マレー, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 10:22 | コメントは受け付けていません。

マレー 親友ジョコ 連敗止める イタリア国際2016

A.マレー大変身  攻撃的になり、ジョコトの連敗止める
A.マレーとN.ジョコビッチは練習も良く一緒にする友達。
先日の試合でも、コーションを取られた、N.ジョコビッチをかばうシーンがあった。
でもN.ジョコビッチに連敗中。これは何とか修正しなくてはいけない。
A.マレー N.ジョコビッチに初めての完勝。
A.マレーが変わった。
 今までは、どちらかと言うと、守備的、
 良いものを持っていても、守りに入って、最後に反撃に出るテニス。
 僕は こんにゃくテニス と呼んでいた。
 

 全仏、前哨戦と言えるこのイタリア国際。
 トップシード  
 
 いくら N.ジョコビッチが前日の錦織戦で疲れていた
 
 A.マレーが準決勝を軽く勝ち上がったとしても、
 A.マレー、テニスの質が良かった。
A.マレー◎ 6-3 6-3 × N.ジョコビッチ
Murraynolescore

 
前は、N.ジョコビッチと長いラリー戦になっていたが、
 今回のA.マレーは、明らかに攻撃的。

 この試合に入る前に、A.モレスモとのコーチ契約を円満解消していた。
  
 関係ないだろけれど。
 A.マレーはコーチを良く変える。
 あれだけのトッププレーヤーでもコーチングは必要
 

 皆さんもコーチングで変わりますよ。  

 積極的攻める姿勢を見せたのは確か。
 N.ジョコビッチに普通では勝てないと、戦略を変えつつあることは確か。
 モンテカルロでナダル追い詰めながらクレーコートの感触 はつかんだ。
 

 直近のマドリッドオープンでN.ジョコビッチへの対策を考えた
 

 ラリーも、ただ返すだけではなく、N.ジョコビッチを揺さぶりながら、展開を作っていた。
 攻撃姿勢が一番顕著に見えたのはリターン。
 特にN.ジョコビッチの2ndサービスに対するリターン。
 1ポイントでもリードしたら、ベースラインの中に入り込み、打点はサービスラインとベースラインの中間位まで出て叩きに来た。
 これはサービスのコントロールの良いN.ジョコビッチにもプレッシャーがかかる、

セカンドサーブ、プレッシャーのかけ方。
 フォアに回り込むR.ナダル 
 フォアに回り込むR.フェデラー
  この二人のフォアの回り込みはハイリスク、ハイリターン。

 ベースラインに入る錦織圭 若手有望株のD.ティエム戦 から。

  
その点、A.マレーのこのリターンダッシュは効果的。
Murrayredashnole

 ベースラインに入るよと、相手にプレッシャーをかけ
 スプリットステップから前に踏み込む
 サービスが弾むので、自身もジャックナイフ。
 打ったらそのままリターンダッシュ。
  ジャックナイフの小史  
 リターンの攻撃の典型だ。

ジャックナイフのリターン
 相手の弾むサービスに有効。
 高い打点で叩ける
 しかも前に出やすい。
Murraybrejackknife

 これをいとも簡単にこなすのがキリオス。 近未来のテニス。
 攻撃型、キリオス、これでマナーが良ければいいのに。
 守備型、D.ティエム。
 

 試合の流れを全て象徴するようだったのが、マッチポイント。
 N.ジョコビッチが攻めて、攻めて、A.マレーを後ろに下げて、
 スマッシュ、そしてフィニッシュのアングルボレー。
 これをA.マレーは、完全に読み、走って、オープンコートにウィナー。
Murraynolemp

 N.ジョコビッチとA.マレーライバル関係 
 
  
 この積極性は今までのA.マレーには見られなかったことだ。

 少しはN.ジョコビッチにかわいそうな点もあった。それは
 雨で、観客席にも傘の花が開いた。
 クレーコートが滑らず、足が止まる。
 N.ジョコビッチは、2,3歩、脚が引っ掛かり、転倒しそうになった。
 それで主審に、危険だから試合を中断しないか、もちかけたが却下された。

 N.ジョコビッチのフットワーク、それはハードコートでもスライドさせるくらいのスライダーフットワーク
 

 これが引っかかってしまっては怖くて動けない。
 N.ジョコビッチ、A.マレー対戦史 

 ハイライト動画 

 試合のスタッツ。
Murraynolestats

 これで、全仏が面白くなる。
BigOneN.ジョコビッチにチャレンジする。
 クレーキング、ナダル。
 A.マレー
 R.フェデラー、  そして成長著しい、錦織圭。

テニス上達のスコア、便利リンク
テニス上達グッズ スポーツ&アート
テニス作戦ボード、便利機能満載
 試合のスコアの勧め  

 試合スコアのつけ方 
 練習日誌の勧め、ジュニアには特に。

Tnotewb

 ジュニア、練習日誌 ジュニアはシングルス、だから専用コート図  
 

 親のためのノート  

 ジュニアの育て方  ほめて育てる  

錦織圭を育てた ゲーブハラミロ最新ストローク上達法

★☆★  旬のテニスが良く分かるサイト集 ★☆★
ローマ マスターズ 公式サイト 

 wowow テニス

 全仏オープン 公式サイト

ATP  

WTA

テニス365 

1クリックして頂けたら嬉しいです よろしくお願いします。
にほんブログ村 テニスブログ テニスコーチ・技術へ
にほんブログ村

にほんブログ村 テニスブログへ

人気ブログランキングへ

[ソフトテニス・オンライン]
[ソフトテニス・オンライン]

最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: ATP, クレーコート, ジョコビッチ, ストローク, データ分析, マスターズ, リターン, 作戦, 勝因, 戦略 | 投稿者tsukky 06:18 | コメントは受け付けていません。