錦織　苦手のＪ.Ｄ.ポトロと対戦　対策はどうする　一般プレーヤーの参考に

バーゼルのクオーターファイナル　Ｊ.Ｄ.ポトロは史上最大の難敵。
　バーゼル　クオーターファイナルの対戦が決まった。
　錦織圭のコーチになったつもりで、Ｊ.Ｄ.ポトロ対策を考えてみよう。イメージするのって楽しい。

　試合の内容と、苦手な相手との対戦の注意点をまとめてみた。
　皆さんの参考になれば。

スイスインドア　バーゼル　クオーターファイナルの組み合わせ
　第1シード　Ｓ．バブリンカ　ｖｓ　M.ズベレフ
　第4シード　Ｍ．シリッチ　Ｍ．グラノラー
　第3シード錦織圭　vsＪ．Ｄ．ポトロ
　Ｆ．デルボニス　vs Ｇ．ミューラー

　錦織圭はこの大会、2011年、Ｎ．ジョコビッチを破っている。記念すべき大会。
　

　錦織圭と対戦する、Ｊ．Ｄ．ポトロは手堅いプレーヤーのゴファンを　7-5,6-3のストレートで下す。
　お互い4回のブレークポイントがあったが、Ｊ．Ｄ．ポトロは2回ブレーク、
　ゴファンはブレークできなかった。
　ここが錦織圭の注意したいところ。
　錦織圭はブレークチャンスが多いが、確率は残念ながら低い。
　Ｊ．Ｄ．ポトロのサービスにどこまでプレッシャーをかける事が出来るか。

錦織圭はＪ．Ｄ．ポトロに4連敗。しかもストレート負け。
　勝つにはどうするか。

Ｊ.Ｄ.ポトロの強さ、リオのオリンピックから、快進撃開始。
　Ｊ．Ｄ．ポトロ、怪我から復帰して間もないが、リオで、Ｎ．ジョコビッチに勝ち
　この後からＮ.ジョコビッチは調子を崩した。相当にショックだったのだろう。
　
　ナダルに勝ち、
　決勝でＡ．マレーに惜敗。
　ランキングは40位台だが、実力はトップ10、完全復活していると言える。

　では、錦織圭はどんな作戦で行くのか。
まず決して弱気になる必要はない。
　ランキング的に、実績は錦織圭が上。
　負けたのも2012年までで、錦織圭が怪我が多い時代だった。
　Ｊ.Ｄ.ポトロの強さには敬意を表して、でも恐れる事はない。
　錦織圭は出だしに様子見をするが、ここでＪ.Ｄ.ポトロが一気に来ると困る。
　そこで戦略はしっかり練っておく必要がある。

　特に攻守のバランス感覚が重要。攻める時と、守る時をはっきり分ける事。

　試合の駆け引きの上手い錦織圭だが、相手は剛腕。
勝利の法則の対応
　自分の良い所で、相手の弱点を攻める。
　相手の強い所で消去。

　テニス勝利の法則　センターセオリー　
　これはＪ．Ｄ．ポトロには必要だ。ただし深いボールが必要になる。

　テニス勝利の法則　

Ｊ.Ｄ.ポトロのメリットは、強烈なサービスとフォアハンド。
サービスエースは仕方ないだろう。10本までは仕方がない。
　錦織圭はダブルフォールトは絶対に避けたい。
　1ｓｔサ-ビスの確率は最低65%必要だ。

　特に左サイド、フォアに回り込みの逆クロスとダウンザラインが強い。
　ここでは思い切った戦術が必要。
　Ｊ.Ｄ.ポトロはフォアに回り込みが得意。だから
　オープンコートが出来る。2回戦の作戦だ.

　ストローク戦では大きく振る展開だと、Ｊ．Ｄ．ポトロ強い、
　早い展開が必要。
　1回戦で見せた速攻。

　弱点はバックハンドとリターン。スライスを落ち着いてさばけるかどうか。
　2ｎｄサービスを錦織圭がどこまで叩けるかだ。

　錦織圭の強い点はフォアバックのストローク。とリターン
　錦織圭の弱点はサービス。だが最近右サイドのワイド、スライスの精度が上がっている。
　これを武器に戦いたい。

　序盤から錦織圭がフォアハンドのトップスピンを打つと、相当深くても高い打点で叩いてくる。
　スライスを使って、高い打点で叩かせないことだ。

錦織圭、Ｊ.Ｄ.ポトロとの対戦
　直近はないが、少しずつ錦織圭が追いついている感じはある。
　2008　ＵＳオープン　R16　3-6,4-6,3-6
　
　2009　サンホセ　　　R16 2-6，2-6
　2012　ウィンブルドン　R32 3-6,6-7(3),1-6
　
　少しきっかけはつかんだ。
　それはが先ほど紹介した戦略。
　2012　ロンドン．オリンピック　QF 4-6,6-7(4),
　高い打点で打たれた。
　この時の教訓を活かしたい。
　