改めてA.マレーの強さ 真のチャンピオン。強さをデータ解析する
N.ジョコビッチも絶賛、
「アンディは強くなった、僕の強さを封じ込めた、」
「アンディ真のチャンピオンだ」と言えばマレーは
「少し前までは、全く勝てなかったし、
あなたはロランギャロスで偉大なグランドスラムを達成した。」
と敬意を口にする。 気持ちの良い言葉だ。
相手に敬意を表する。スポーツマン。素晴らしい試合を締めくくる言葉だった。」
前日のM.ラオニッチ戦、3時間38分の大激戦 の直後の決勝。
A.マレー自信、良く寝れたけれど疲れは残っている。
スコアから見ると6-3,6-4,A.マレーの完勝だが、
一本一本のラリーは互角、ラリーしてからのミス。
それがN.ジョコビッチが先にした。
一般プレーヤーでは打ったショットの1/3が凡ミス。
この試合では2割にも満たない。
長いラリーとなった。最長で33本のラリー。
5ポイント以下のラリーはほぼ半分。
一般的には5ポイント以下のラリーが2/3。 だから試合時間が長かった。
A.マレーの強さ
何しろ、今年の終盤は24連勝、5大会連続優勝。
より強さを求めて進化、レベルアップを図る。
I.レンドルコーチに再度専属コーチを依頼したこと。これは過去に例はないと思う。
一度I.レンドルの都合でやめている。
そして復帰してからの大躍進。
大体、コーチと選手の関係がぎくしゃくして、分かれるから。
ブレインンゲーム A.マレーの戦略
バックハンドの打ち合いを制したこと。
N.ジョコビッチのバックハンドは安定していて、カウンターが強い。
それをこの試合ではA.マレーが実践した。
トッププレーヤーの戦いでは、いつフォアの回り込むかで勝負が動く。
しかしこの二人、それほど無理をして回り込むことはしない。
フォアに回り込む、決まると恰好いいが、ハイリスク、ハイリターンのショット。
R.ナダルの例
自分からオープンコートを作るからだ。
お互いにそれを警戒して、バックはバックで打つ、だからラリーがつながる。
試合のスタッツを整理すると
サービス、リターンともファーストはA.マレーが良く。
セカンドではN.ジョコビッチが良い。
スコア以上に接戦。 競った時にA.マレーが取り切っている強さ。
N.ジョコビッチのバックハンドウィナーをたったの3本の抑え、
アンフォーストエラーを17本に増やした。
これはN.ジョコビッチは落ち着いてプレーできない。
あれだけのプレーヤーでも、ミスを重ねてしまうのかと。
強い時のN.ジョコビッチでは信じられない。
ロランギャロスでグランドスラム達成。
N.ジョコビッチのミスを誘う。結果的に、疲れて攻めれなかったのが不幸中の幸い。
基本的にA.マレーのボールが深かった。
N.ジョコビッチも深かったが、A.マレーは極端に攻めようとはしていなかったので、
ラリー、続ける事に集中できた。
アンフォーストエラーが極端に少ないのがN.ジョコビッチのテニス。
2012ファイナルはバックハンドでA.マレーに打ち勝ったN.ジョコビッチ
A.マレーのバックハンド
錦織圭戦から
バックハンド、両手打ちvs片手打ち比較
A.マレーはバックハンドのラリー、 少しずつN.ジョコビッチを外に出し、
N.ジョコビッチがたまらずカウンターにダウンザライン
それを待っていて、カウンターのカウンター。
トッププレーヤーでもウィナーはフォアが多い。
バックは続けて相手の浅いボールを待つ。
このラリーの展開でN.ジョコビッチがイージーミスを続けた。
さすがに、N.ジョコビッチも元王者の維持で最後は調子を出してきた。
切れのあるアプローチショットでウィナーを奪い始めたが、時すでに遅し。
この二人のクラスでは、1ダウンはなかなか挽回不能になる。
バックハンド上達法
片手打ち用、
両手打ち用があります
バックハンドが上手くなれば、
中級者からの脱出
この事は、凡ミスでポイントを失う、一般プレーヤーへの良い教訓となる。
昔から言われている事だが、
相手よりも一本多く返す。
ラリーに強くなる レッスンドリル。
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ベースラインのどこで打つかのゾーン戦争。
じわりじわりとA.マレーは中に入り込み、少しずつN.ジョコビッチは下げられていた。
錦織圭戦では22%ベースライン内側に入れたが、
この試合では18%に抑えられた。
N.ジョコビッチ戦の勝利では、N.ジョコビッチのリターンを封じ込めたこと。
A.マレーのサービスを叩こうと狙っていたが、良く弾むスピンサーブが入った。
1stサ-ビスでは、ワイドに逃げるスライスが有効。
これでN.ジョコビッチをコートの外に追い出すことに成功した。
N.ジョコビッチは中に入りこんでカウンターを狙うのが得意。
A.マレーも相手に先に振らせて、それに追いついてカウンターが得意。
N.ジョコビッチのネットポイントが多かった。
結果論だが、もっと前に出てプレッシャーをかける事が必要だった。
らしさが出たのが 今年のローマ
N.ジョコビッチに連敗中だったのを、戦略を変えて、N.ジョコビッチを破った。
このあたりから苦手意識が少なくなって来た。
A.マレーvsN.ジョコビッチ ハイライト動画
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